＿■■東条 ジム・ロジャーズが「国家破綻」を警告する理由

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ウォーレン・バフェット研究家の東条雅彦(とうじょうまさひこ)です。

昨日(12/3)、ジム・ロジャーズの講演会に聴くために
東京ビックサイトまで行ってきました。

私が確認したかったのは、
「このままアベノミクスが突き進めばどうなるのか？」の一点です。

やはり、今までの考えが覆るようなエビデンスは見つからず、
私の結論も変わらずです。

むしろ、後押ししてしまった感じです。

アベノミクスが2013年から始まった当初より、
ロジャーズは懸念を表明してきた投資家の一人です。

政策の失敗に備えて、ある程度、保険をかけておきたいと考えています。

取得価格ベースでIBM株に6500万円を突っ込んでいます。

有事の際に、これを取り崩して、
本チャンをこかすようなことは避けたいなぁ〜と思っています。

AI革命が本格化すると言われているのは2020年以降です。

今のIBMの業態転換がせず、株価が途中でバブル化しない限り
AI革命を見届けたいと願っています。

このホールド戦略をより強固なものにするためには、
別の手段でのヘッジが必要だという考えに至ったのです。

ただ、保険とはいえ、例えば「日本国債ベアファンドを買います」と
公言してしまっていいのかどうかは迷う部分も正直あります。

「財政接続が不能になることに賭けている」のではなく、
あくまで「単なる保険」であることを理解していただけると助かります。

この件については、大まかには方針が固まったのでまた別の機会に話します。


ところで、この講演会には株式、通貨(FX)、不動産、商品投資等、
様々な投資分野に関心のある人が来ていました。

おそらくロジャーズの投資対象が幅広いことに関係しているのかもしれません。

たまたま会場の外のロビーで不動産に投資している方と話しました。

その方に「借り入れの際の金は固定ですか？変動ですか？」と聞いたら
「全物件、変動金利ですよ(自信満々)」という恐ろしい答えが返ってきました。

もしかしてロジャーズが懸念している政府の債務残高の大きさと
長期金利の変動を結び付けてられていないのか・・・。

投資や経済について何も知らない人は「住宅ローンは変動金利です」
というのはまだわかります。(※しかし、その選択は間違いです。)

歴史的な超低金利(政策金利が0％前後)の環境で、
固定金利の支払いが大変なのだったら、
元々の損益分岐点の設定を見直した方がよいです。

固定金利に借り換えしておけば、有事の際には政府、企業、個人の持つ
全ての負債にリセットがかかって、逆に大儲けになります。
(そのため、普通の経済感覚の人は「固定金利」を選択しています。)

不動産投資をしていて、賃貸経営をやっている専業の経営者で
さらにロジャーズの講演会まで聴きにきていて、なぜ変動金利を選択するのか？

自動車を運転していながら自賠責保険に入らないという選択が
あり得ないことは言うまでもありません。

負債を持っていない私でも
財政リスクの保険を検討しているぐらいなのに・・・。

さて、本稿では近年のジム・ロジャーズの主張を総括したいと思います。

実際にはメディアに出ていない情報を講演会ではキャッチしましたが、
それをそのまま記事にするのは守秘義務に反します。

そのため、問題にならないよう既にメディアに出ている情報を
多数引用しながら、話を進めています。

その点はご理解の程、よろしくお願い致します。

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【目次】
1. ジム・ロジャーズが「国家破綻」を警告する理由
2. 東条雅彦のオススメ本棚・・・「達成する人の法則」がセール中！
3. 編集後記『書籍「お金が増える24の秘密」をスマホで読む方法』
4. ウォーレン・バフェットの名言

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編集後記では
『書籍「お金が増える24の秘密」をスマホで読む方法』
について話しています。

＜東条雅彦のオススメ書籍＞のコーナーに載せている、
【１３の習慣】【大富豪の仕事術】【達成する人の法則】
この3つは私の中で鉄板になっています。

【達成する人の法則】が★セール特価1980円★になっています。

もしよかったら、手に取ってください。

本日も最後までよろしくお願いします。

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■■　ジム・ロジャーズが「国家破綻」を警告する理由

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▼アベノミクスに対して、一貫した姿勢を貫くジム・ロジャーズ


ジム・ロジャーズは一貫して、アベノミクスを非難しています。

アベノミクスが始まったのは2013年からです。

ロジャーズ氏は安倍首相がアベノミクスを宣言した直後から
日本株を購入して、アベノミクス相場で利益を拾っています。

ロジャーズ自身はとても日本のことが好きで、
文化的には素晴らしい国だと評価しています。

しかし、日本経済の将来の見通しについて尋ねると、
急に顔を曇らせて、「全否定」をし始めます。

ロジャーズは「私たちのような投資家にとっては良いかもしれないが、
長期的に見れば、このような政策は破たんを招く」と言って、譲らないのです。

本稿ではその一貫してぶれないロジャーズの発言を追いながら、
経済的なデータも合せて提示して、検証しています。


▼アベノミクス失敗を予言していた！


アベノミクスの一本目の矢とされる「日銀の異次元緩和」は
2013年4月4日に実施を発表しました。

2％の物価安定目標を達成するまで継続することを決定しました。

・物価安定の目標は「2％」(CPI前年比)
・達成期間は「2年」を念頭にできるだけ早期に
・マネタリーベースは2年間で「2倍」に
・国債保有額・平均残存期間は2年間で「2倍以上」に

という、「2」という数字をキャッチフレーズに、
アベノミクスはのろしを打ち上げました。

アベノミクスの開始から半年後の2013年10月15日、
「THE WALL STREET JOURNAL」に掲載された
ジム・ロジャーズの発言を見ていきましょう。

〜〜〜

Q：日本についてはどうか？

A：日本株は相場が上昇した後の5月に売却したが、
それでも少し早過ぎたかもしれない。
というのも、これだけの流動性があれば日本株はもっと上昇し得るから
だ。パーティー会場を後にした後、そこに戻るべきか否か考えていたが、
自分が疑わしいと思っていることにかかわって良かったことはあまりない。

Q：日本にとっての長期的な問題とは何か？

A：日本の根本的な問題は人口動態だ。移民を受け入れたり、
出生率が上がったりすれば、日本はとても魅力的になり得る。
しかし、そうはなっておらず、財政出動もやめなければならない。
日本は世界最大の対内債務国だが、安倍首相はさらに政府支出を
増やすつもりだという。
この10年間ほど、世界中の政治家たちが、過剰債務という問題を
さらなる債務で解決すべきだと言っていることに私は驚がくしている。

⇒　http://snowball.onlyu.jp/blog/uy06　(THE WALL STREET JOURNAL)

〜〜〜

別に、政府は「債務問題をさらなる債務で解決しよう」
とは一言も言っていません。

しかし、ジム・ロジャーズは最初からアベノミクスの本質を
見抜いていました。

政府筋の情報や経済学者よりも投資家から情報を収集すべきです。

本質を見抜く力がずば抜けているため、
ジム・ロジャーズは成功してきたのです。

あと、ちゃっかりアベノミクス相場の初動で儲けたことを告白しています。

実はジョージ・ソロスもまったく同じ行動を取っています。

〜〜〜

(ジョージ・ソロスの経営するクォンタム・ファンドの動向)

2013年、アベノミクスの量的緩和政策による円安相場で
10億ドルの利益を得る。
また同年にクォンタム・ファンドは、55億ドルもの利益を上げた。
これはヘッジファンド史上最高額であるという。

⇒　http://snowball.onlyu.jp/blog/4gqw　(Wikipedia)

〜〜〜

投資家はこういうチャンスは絶対に見逃しません。


▼ジム・ロジャーズ「安倍首相の施策は日本を破壊」


2014年11月12日に、日本経済新聞に「安倍首相の施策は日本を破壊」
という少し過激なタイトル記事が掲載されました。

次にその一部を引用します。

〜〜〜

Q:日銀が追加的な金融緩和を発表するなど、
アベノミクスを巡る新たな動きが目立ちます。どのように評価していますか。

A:安倍首相の施策は日本を破壊している。
日銀による追加的な金融緩和はさらに円安を進めて市場を喜ばせ、
安倍氏の再選を狙うものだろう。
私のような投資家や、一部の輸出企業には良い。
だが、若者をはじめとする大半の日本人には悲惨なことだと思う。
日本は対外的には債権国だが、対内的な巨額の債務を賄いきれなくなっている。
なのにもろもろのコストは上がり、生活水準が低下するからだ

歴史的にみても、自国通貨安で本質的に経済が救われた例はない。
欧州や南米の様々な国が試みたが、一時的な刺激にはなれど
長期的には成功しなかった。
年金資産の運用見直しや少額投資非課税制度(NISA)導入など、
投資家にとって良い政策もあった。

だが、大きな流れを誤っており、
あの時にお札を刷りすぎて問題を深刻にしたのだと
10年後に振り返ることになるのではないか。

⇒　http://snowball.onlyu.jp/blog/v973　(日本経済新聞)

〜〜〜

「自国通貨安で本質的に経済が救われた例はない。
欧州や南米の様々な国が試みたが、一時的な刺激にはなれど
長期的には成功しなかった。」

この点はとても重要でしょう。

歴史的なデータを重視するのがロジャーズの思考法です。

結局、人類の歴史は同じことを繰り返しているという主張が根底にあります。

バフェットもロジャーズと同じように「歴史」に着目しています。


『我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ。

ウォーレン・バフェット』


▼日本だけではない！米国も危うい状態へ


ここまで読み進めると、ジム・ロジャーズは日本のことが嫌いなのか！？
と感じてしまいますが、別にそういうわけではありません。

むしろ、ロジャーズは日本のことが好きで、
来年、二人の娘を日本に連れてくる予定だと楽しそうに話していました。

ロジャーズが嫌っているのは政府や企業の「過剰な債務」です。

2016年12月3日、ジム・ロジャーズは来日しました。

東洋経済のインタビューに応じて、次のように述べています。

〜〜〜

A:トランプ大統領の誕生で世界経済はどう変わりますか。

Q:一喜一憂をするべきではない。
トランプ氏が大統領になったからといって世界経済のファンダメンタルズが
大きく変わるわけではない。
問題は世界の国々が借金を抱えすぎたため経済成長にブレーキがかかり、
今の世代が親世代より豊かになれなくなっていること。
その子ども達は、さらに豊かになるのが難しい。

こうした状況の中、世界中の人々が不満を抱えており、
そこにシンプルな答えを掲げた人が白馬の騎士のように現れて
『救ってあげよう』と言えば、誰もが熱狂してしまう。

米国だけでなく欧州やアジアなど、世界中で同じことが起きている。
しかしそれで解決するほど問題は単純ではない。
一人の指導者に過剰な期待を持つべきではない。

⇒　http://snowball.onlyu.jp/blog/jt43　(東洋経済)

〜〜〜

ロジャーズは米国政府の抱える負債についても、警戒しています。

こちらの表は先進各国の債務残高の対GDP比の推移です。


＜債務残高の国際比較（対GPP比）(財務省HP)＞
⇒　http://snowball.onlyu.jp/blog/rhld


驚くほどの勢いで、債務残高が積み上がっています。

日本の232.4％という値は世界で最もGDPに比べて債務が大きくなっています。

2001年の144.4％という数字ですら、ましに見えてしまう程です。

米国は2001年にはたったの50.7％でした。

それが今や111.4％に達しています。

日本、米国、英国、フランス、イタリア、ギリシャの6ヵ国は
債務の膨張が止まらなくなっています。


このような状況を受けて、ロジャーズが次のように述べています。

〜〜〜

Q:2017年、世界経済はどう推移するでしょうか。

A:心配だらけだ。中国が債務国になるだろうし、
欧州では政治的な混乱が避けられない。
おそらく、いくつかの国、いくつかの大企業が破綻するだろう。
サプライズの多い年になる可能性があるように思う。

〜〜〜

そもそも、なぜ政府の債務膨張が止まらなくなっているのか？
その問題に迫っていきます。


▼歴史的に「r＞g」であれば、政府は財政破綻を回避できない！


2014年から2015年にかけて、トマ・ピケティの書籍「21世紀の資本」が
世界的な論争を巻き起こし、一大ブームになりました。

古代から現在まで、統計データを集めて、導き出した結論が
判明した「r(資本収益率)＞g(経済成長率)」という一つの公式でした。

今まで「なんとなく、労働者よりも資本家の方が儲かるのでは！？」
と感じていた命題を統計的なデータを使って、証明した功績は大きいでしょう。

実はこの公式「r＞g」が今の経済の構造的な問題をよく表しています。


＜資本収益率と経済成長率の比較　古代から2100年(『21世紀の資本』より)＞
⇒　http://snowball.onlyu.jp/blog/yefd


「r＞g」の意味を簡単に言えば、
株価が上昇して投資家は儲けられますが、
株式などの資産を持っていない人たちにとっては
何の利益にもならないことを示しています。

「リストラを実施する」というニュースが流れると、
労働者は職を失って、収入が減ってしまいます。

一方で、「リストラ」のニュースを好感して企業の株価が上昇して、
投資家(資本家)の収益は上昇していきます。

政府も立場としては労働者と同じで、
株価が上がっただけでは何の利益にもなりません。

政府の収入源は「税収」のみであり、経済成長率(g)に依存しています。

21世紀に入って、先進各国は経済政策を実施しているのに、
イマイチ景気が盛り上がらなくなってきました。

日本ではバブルが崩壊した1990年前半以降、何をやってもダメでした。

ついに、日銀は「日経平均株価に連動するETFと不動産投資信託(J-REIT)を
それぞれ年間8兆円、900億円を買い切る」という政策を実施し始めました。

ETF買い入れは他国の中央銀行が一切手を出してこなかった「禁じ手」です。

従来の「量的金融緩和」と区別するために「質的金融緩和」と呼ばれています。

そんな禁じ手を使っても、名目GDPはそれ程、上昇しません。


＜日経平均株価(年次)＞
2012年 10,395円
2013年 16,291円 (前年比 ＋56.7％)　←アベノミクス開始
2014年 17,450円 (前年比 ＋7.1％)
2015年 19,033円 (前年比 ＋9.0％)
2016年 18,426円 (前年比 ＋3.1％)

＜日本　名目GDP／名目経済成長率＞
2012年 475.3兆円
2013年 479.0兆円 ／ ＋0.7％
2014年 486.8兆円 ／ ＋1.6％
2015年 499.2兆円 ／ ＋2.5％
2016年 504.9兆円 ／ ＋1.1％

＜日本政府　一般会計税収の推移＞
2012年 43.9兆円
2013年 47.0兆円 (前年比 ＋7.0％増)
2014年 54.0兆円 (前年比 ＋14.8％増)
2015年 56.4兆円 (前年比 ＋4.4％増)
2016年 57.6兆円 (前年比 ＋2.1％増)


質的金融緩和でアベノミクスの初動では日経平均株価が56.7％も上昇しました。

その翌年の2014年の税収は47.0兆円から54.0兆円に増えましたが(14.8％増)、
「r＞g」であることには変わりはありません。

ジョージ・ソロスはこのアベノミクスを活用して
10億ドルもの利益を上げました。

ジム・ロジャーズもアベノミクスを活用して儲けたことを明かしていましたが、
2014年の独占インタビューでは次のように話しています。

〜〜〜

現実をよく見れば、1億人を超える日本人のほとんどが幸せにならずに、
一部のトレーダーや大企業だけが潤っている。

それが果たしてよい政策といえるでしょうか。

安倍首相の答えは「イエス」でも、多くの日本人にとっては「ノー」でしょう。

3月11日の会見で日本銀行の黒田東彦総裁は慌てて否定をしていましたが、
いま日銀が追加の金融緩和をするのではないかと囁かれています。

これも馬鹿げた話です。

追加緩和を実施すれば株価が上がるので株のトレーダーは
また大喜びするでしょうが、
多くの日本人にとってはコストアップという形で
より首を絞められることになるだけです。

追加緩和への期待感がマーケットでしか騒がれていないことが、
いかにも象徴的です。

⇒http://snowball.onlyu.jp/blog/a5m1
(2014年3月25日　週刊現代)

〜〜〜

ジム・ロジャーズの立場であれば、
別に言わなくても良いことまで正直に話しています。

国民の大半が儲けられなくて、一部のトレーダーや大企業が儲けても
「税収増」には直接、繋がりません。

「質的金融緩和」は資本家や投資家のためにはなりましたが、
国民生活の「質」はなんら向上しませんでした。

ピケティが導き出した「r＞g」は、古代から続いており、
政府も古代から破綻を繰り返してきました。

ジム・ロジャーズの主張は現在の経済システムの抱える根幹的な問題を
指摘しており、解決が難しいという現実があるのです。

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■■　東条雅彦のオススメ本棚

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■■　編集後記　『書籍「お金が増える24の秘密」をスマホで読む方法』

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メルマガの11月21日号で案内させていただいた
「ジム・ロジャーズ来日記念♪1512円の書籍PDFを無料プレゼント」について
少し補足しておきます。

メールアドレスを登録して、PDFファイルの書籍データを手に入れたという人に
向けて、スマホの超便利な無料アプリを紹介します。

手に入れていない人は何の話かよくわからないかもしれませんが、
「PDFファイルをスマホで読む方法」というのは
知っておいて損はありませんので、このまま読み進めてください。

私の手元にも11月28日にフォレスト出版さんから
★メールタイトル「【プレゼント配信】お金が増える24の秘密PDFファイル」★
が届き、PDFデータを無事にダウンロードできました。

サチン・チョードリー氏の書籍
『世界のお金持ちがこっそり明かすお金が増える24の秘密』
がまるまる入っていたので、ちょっと重たかったです。

早速、私はスマホでそのPDFデータを読むことにしました。

11月21日号でも案内していた
スマホアプリ「SideBooks(サイドブックス)」で読書を始めたのです。

日本人の陥りやすい「お金＝悪」という間違った認識を
正してくれる、なかなかの良書だと改めて認識しました。

昔、ナニワ金融道の青木雄二氏が「学校は誰が作ったんか、知っているか？
資本家か？それとも労働者か？どっちや？」と読者に問いかけていました。

青木氏から言わせれば、学校を作ったのはもちろん資本家で
学校教育は全て資本家にとって都合の良いように仕組まれているから、
それに騙されるなと強く主張していました。

「学校＝労働者を量産する工場」
これをどう覆していくか？、これは「株式投資以前の話」なのです。

まずはこういう書籍でしっかりと土台を変えていかなければいけません。

人は無料で受け取ったものを軽く受け流す傾向にあります。

街で配られているティッシュやうちわを受け取っても、
その後、あまり大切に扱わないのとよく似ています。

しかし、今回の『お金が増える24の秘密』は、
ティッシュやうちわのような「消耗品」ではありません。

読書は「消費」ではなく「投資」です。

読めば自分の知的資産として、蓄積されていきます。

目には見えませんが、本を読むことで情報も
貯蓄の同じように残高がどんどん増えてきます。

最後は必ず、自分に跳ね返ってくるものなのです。

もしお金を受け取ったら、そのお金は財布か銀行口座に入れるでしょう。

それと同じように、本を受け取ったら、
ちゃんと読んで、脳にしっかりと貯蓄しましょう。

『お金が増える24の秘密』は読みやすい本なので、
読書が苦手な人でも短時間で通読できます。

また、元々、知識を持っている人は読み飛ばしでも構わないと思います。
(それでも1つぐらいは心に響く言葉に出会えます。)

目には見えない知的資産残高にも投資資金と同じように
複利レバレッジが働きます。

1冊2冊では大差は生じないため、
「本なんて読んで意味があるのかな・・・」と感じることもあるでしょう。

でも、これが5年、10年と積み重なると、強力に力を発揮します。

私のアメブロの方に「SideBooksでPDFを書籍のように読むやり方」を
載せましたので、ぜひ参考にしてください。

PDFファイルを紙に印刷するというのも一つの手なのですが、
さすがに本まるまる一冊となると、枚数が多くなりすぎてしまいます。

Kindle、iPad、タブレットPCを持っている人でも、
スマホに「SideBooks」はインストールしておいて、損はないアプリなので、
強力プッシュさせていただきます↓↓


■スマホでPDFファイルを書籍のように読む方法(「SideBooks」の使い方)
⇒　http://snowball.onlyu.jp/blog/7fpu


・・・編集後記の最後に「東条雅彦のオススメ本棚」のコーナーで
毎週、取り上げている鉄板書籍を１冊、案内させていただきます↓↓

─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

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テストマーケティングがいつ終了するかはわからないため、
今のうちに無料(送料のみ:550円)で手にすることをオススメします。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

それでは、また来週、お会いしましょう♪


追伸１：

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★本日のバフェットの名言★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

並外れたことをしなくても、
並外れた業績を達成することは出来る。

ウォーレン・バフェット

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好きな言葉:「継続は力なり」「夢を見るから、人生は輝く」
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