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■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■
〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━商品開発編Vol.001(累計1028) 2013/06/27
購読者:28,382 (まぐまぐ:16,220 メルマ!:945 めろんぱん:11,217)
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■■■■__レゴクウソウ:リードユーザーに学ぼう__■■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
●先進的な使い方をする「リードユーザー」に、商品開発のネタの提
供の協力を仰ごう!
┃売れたま!は、実戦マーケティング戦略の副教材です。売れたま!
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◆先進ユーザーが使い方を考えるレゴ
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●先進ユーザーがレゴの使い方を考えて投稿する「レゴクウソウ」
「レゴ」はご存じですよね? 子供の頃遊んだという方も多いのでは
ないでしょうか? 私もそうです。
そのレゴが最近、色々な商品を出し、ヒットしているそうです。商品
開発が大変そうですが、どうやって……?
−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−
◇「デンマークのブロック玩具メーカー、レゴ社が世界中でヒットを
飛ばしている。昨年は女児向けの新商品「レゴフレンズ」が想定の
2倍以上を売り上げ、2012年の売上高は前年比で約25%増え
た。好調を支えるのは、世界中にいる熱心なファン。アクティブな
消費者との共同作業がレゴを成長させている。(中略)1年間に発
売する商品は約300種類に達するという」
◇「これらを生み出すデンマーク本社の開発部員は、わずか150人
にすぎない。少数精鋭の開発部隊がひそかに頼りにするのが、「レ
ゴクウソウ」という名前のウェブサイトだ。一般の消費者が「こん
な商品があればいいな」というアイデアを提案するサイトで、熱心
なファンから1日20件前後の企画が届く。商品化を支持する「サ
ポーター」を1万人集めれば、レゴが商品化を検討する仕組みだ」
◇「「ネット上に自分のブロック作品を掲載しているレゴファンのな
かに、売れる可能性のあるものを作れる人が0・01%いれば、
3000人になる」。レゴ新規事業部の担当者は、一般消費者のア
イデアへの期待をこう語る」
◇「そんなレゴとファンの「共同開発」の場であるレゴクウソウの発
祥は、実は日本だ。消費者ニーズと企業の開発をつなぐサイト運営
を手掛けるクウソウシステム(東京・品川)の西山浩平社長が06
年、あるセミナーでレゴの新規事業部のメンバーと出会ったのがき
っかけ。「SNS(交流サイト)を使えば世界中の消費者の声を効
率的に聞けるとレゴは見抜いていた」(西山社長)(中略)その後
世界に広まり、現在はユーザーの9割以上が海外だ」
2013/06/05 日経MJ P.1
−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−
なんと、レゴのユーザー、いわば「先進ユーザー」がレゴ社の「商品
開発担当者」として機能しているわけですね!
レゴクウソウのHPはこちらです↓
http://lego.cuusoo.com/
cuusoo って、ホントに「空想」という日本語からから来ているので
しょうね。
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◆「商品開発編」開始!
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●新シリーズ、商品開発編、開始!
久々の新シリーズ、開始! それは……
「商品開発編」です。
BASiCSを初めとするマーケティング理論は、当然商品開発にも
ほぼそのまま使えます。
が、「商品開発にどのように使うのか?」という質問を受けますので
新シリーズとして独立して始めることにいたしました。
長期的には、本になるかもしれません。
今日はその1回目です。
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◆お客様が「商品開発」するレゴ
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●お客様を「バーチャル商品開発部隊」として使うレゴ
レゴの開発部員は、150名。全世界にレゴを展開するメーカーとし
ては、必ずしも多いとは言えません。
まして、1年間に発売する新商品の数は「約300種類」とのこと。
そのネタを探すのも大変です。
そこで、レゴはお客様、特に「先進的なレゴの使い方をするお客様」
に、「商品開発のネタ」の協力を仰いでいるわけです。
例えば、6月27日現在 「
http://lego.cuusoo.com/」の最上段に
ある「プロジェクト」の1つが、なんと「超時空要塞マクロス」の主
役メカである「VF−1バルキリー」(思わず 愛・おぼえています
か とか、口ずさみたくなりますね……)。その下の段には、日本風
の神社のような建物もあります。
マクロスとか、日本の神社などのような「創造的な使い方」は、デン
マークの本社ではまず思いつきませんよね? (というか、デンマー
クの方がマクロスなんて知りませんよね……)
レゴのようにグローバルで展開する企業ですと、各国向けに個別に、
リサーチスタッフ・開発スタッフを置くと大変な負担になってしまい
ます。
であれば、「日本の市場向けの製品は、日本のリードユーザーに考え
てもらえば良い」という割り切りもアリですね。
●顧客の人気もわかる
lego.cuusoo.com
lego.cuusoo.com では、お客様が新しいレゴの使い方を「プロジェ
クト」として発表できると同時に、どのプロジェクトが人気か、投票
できるという点です。
1万票集めれば商品化されるわけですが、その時点で人気があること
がわかっているわけですから、商品化したら、売れる確率が高い、と
言うことになります。
「お客様に考えていただいて、お客様に選んでいただく」という、面
白い仕組みですね。
ちなみに、マクロスのVF−1バルキリーは7609票を集めていま
すので、もうすぐ1万票。1万票集めると、商品化されるわけですか
らもう少しですね!
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◆新たなアイディアを「リードユーザー」に学ぼう!
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●解決策を自分で「創造」するリードユーザー
多くの市場において、「リードユーザー」と呼ばれる少数の先進ユー
ザーが存在します。ユーザーの中で、一定の確率で先進的な使い方を
考え出す人がいるわけです。
リードユーザーは、まさに他のユーザーを「リード」していく存在で
す。
一般的に、リードユーザーには以下の特徴がある、と私は考えていま
す。
・何かに対して強いこだわり・ニーズを持っている
・創造的で、自ら解決策を見つけ出す能力を持っている
・能動的で、自ら積極的に動く行動力を持っている
このような特徴を持っていますので、多くの場合は「マニア」です。
レゴで新しい使い方を考える方々も、上の条件に該当しますね。
多くの人は何らかの分野において「リードユーザー」になります。
例えば、私自身は「コーヒー」においては「リードユーザー」と言え
るかと思います。
具体的には、出張時に宿泊先のホテルなどでもコーヒーやエスプレッ
ソを飲むために、色々なことを試しています。
・挽き立てコーヒー豆、ドリッパー+フィルター、携帯湯沸かし器
・携帯用エスプレッソマシン、ポッド(豆パック)、携帯湯沸かし器
・挽き立てコーヒー豆、電熱器+マキネッタ
などの組み合わせを試したことがあります。出張の荷物に入る範囲内
で、できるだけおいしいコーヒーかエスプレッソを飲むべく、自ら色
々と試してみるわけです。ちなみに、携帯用の浄水器も、当然持って
行きます。
これで、水道と電気さえあれば、どこでもそれなりにおいしいコーヒ
ー・エスプレッソが飲めます。
普通の人はここまでしませんよね。おそらくは缶コーヒー、またはイ
ンスタントコーヒーや、モンカフェのようなもので「妥協」するので
しょうが、リードユーザーはそこで「妥協」しないわけです。
リードユーザーは、普通の人が「そこまでするの?」という壁を平気
で乗り越えていきます。
ここで、リードユーザーから学んで、「携帯用のコーヒーセット」の
ようなものを作ろう、という発想ができるかできないか、ということ
かと思います。
この「携帯用コーヒーセット」は、「マニア」にとっては「携帯用」
かもしれませんが、「ビギナー」にとっては、スペースを取らないた
めに便利な「メイン用」になるかもしれないんですよね。
また、私は「ノートパソコンで文章を書く」という意味でも、リード
ユーザーと言えるかと思います。
・文章を書くのに特化したテキストエディタ 「WZエディタ」
・オフィスでは、24インチの大型モニタをアームでタテ型に利用
・外出先では、モニタが横長のノートパソコンをタテに立てて利用、
立てるためのスタンドと、小型キーボードを携帯
文章を書く、という意味ではモニタを「タテ型」に使う方が、色々と
使いやすいため、これも色々なことをしています。
このようなことが良い・悪い、ということではなく、このような「創
造的・能動的な行動を取る」のがリードユーザー、という説明だとい
うことです。
ある分野(例えばコーヒー)におけるリードユーザーは、他の分野に
おいてはそうではない、ということがあり(というかその方がむしろ
一般的)、多くの場合はある人が、ある特定分野に限ってリードユー
ザーである、ということになるでしょう。
おそらくは、全ての人が、何らかの分野の「リードユーザー」になっ
ていると思います。
自分がリードユーザーとなっている分野を考えてみると、リードユー
ザーの思考・行動がわかりやすいかと思います。
●リードユーザーは作り手よりも「使い方」に詳しい
作り手は「作るプロ」ではありますが、「使い方のプロ」というわけ
では必ずしもありません。
逆にリードユーザーは、色々な「使い方」を日夜考えている、「使い
方のプロ」です。
また、「作るプロ」が「使い方のプロ」となる場合、「マニア的な使
い方」となってしまうことも少なくありません。
さらに言えば「作り手」の数より、ユーザーの数が圧倒的に多い(こ
とが多い)わけですから、ユーザーを自社の「商品開発のネタ元」と
して協力を仰ぎ、その知恵を借りない手はありません。
その「先進的な使い方」「気の利いた使い方」から学び、商品開発に
活かす、というのはセオリーの1つです。
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◆リードユーザーを探し、商品開発や商品改善に使おう!
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●リードユーザーの「先進的な使い方」を探して、水平展開しよう!
自社の商品・サービスの「リードユーザー」を探し、その「先進的な
使い方」「気の利いた使い方」を商品開発・商品改善に使ってみまし
ょう。
売れたま!2012年5月17日号で紹介した、グリコハムの「パリ
パリサラダ」もこの典型例の1つです。
http://ham.glico.jp/bd/pari_sara/parisara_garden02.html
「パリパリサラダ」は、もともと長崎のご当地グルメとして展開して
いました。
しかし、「野菜嫌いの子供に食べさせるのに良い」という、まさに
「画期的な使い方」をした「リードユーザー」の声から「野菜克服大
作戦」を開始、前年比2割増の売上だそうです。
http://archive.mag2.com/0000111700/20120517233000000.html
「先進的な使い方」とは、技術的にどうこう、ということだけではな
く、このような「開発側としては盲点となっていた、気の利いた使わ
れ方」も入ります。というよりは、むしろそのようなものこそを探す
べきかと思います。
●リードユーザーを集めてビジネスにした「クックパッド」
クックパッド(
http://cookpad.com)という、料理のレシピを集めた
サイトがあります。
これは、料理の「リードユーザー」の集まりと言えそうです。料理研
究家のセミプロのような方々が集まって、レシピを作り出して、それ
を共有しているわけですね。
私は自分で料理はしますが、レシピを自分で作り出すほどの「リード
ユーザー」とは言えません。しかし、レシピを見たい、というニーズ
はあります。
料理をする母集団の数が大きいために(おそらく数千万人)、そのリ
ードユーザーの数もおそらく膨大でしょう。そして、料理をする人の
数も膨大であるがゆえに、ビジネスとして成立したのでしょうね。
非常にうまいところに目を付けたビジネスだと思います。
●SNSは、リードユーザーを探すリサーチに向く
世間的には「SNSを使ってどう商品を告知して、どう売上を上げる
か」という「媒体」としての注目度が高いように思います。
が、残念ながら、SNSを大規模に使っての成功例はまだほとんど見
ません。小規模な居酒屋さんがお客様とのコンタクトに使う、という
ようなものは結構見ますが、大規模に成功しているものは、SNSと
言うよりはマスメディアとしての使われ方が多いように思います。
SNSやブログは、むしろ「ナマの声を集める」「気の利いた使われ
方を集める」ことに向いている、と個人的には考えています。
なにせ、今まではアクセスするのが難しかったお客様のナマの声が、
無料で得られるわけですから!
SNSは「リードユーザー」を探すにも適している媒体です。
商品開発部門に「リードユーザーの声を集める専任スタッフ」を置き
ひたすらSNSやブログなどをチェックして、そこでの「先進的な使
われた方」を商品開発に活かす、という手もありますね。
実際、ユニクロなどもその方向で動いているようです。
−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−
◇「ユニクロが5月末にひっそり開設したコミュニティーサイトに
は、全国から商品や店舗運営についての様々な意見が寄せられ
る。サイトの名称は「みんなでつくる、みんなのユニクロ」。文字
通り、ユニクロの愛好家が情報を交換したり、改善点などを要望し
たりしている。
◇「同サイトでは商品の感想や活用術、ユニクロへの質問などについ
てサイト閲覧者が自由に投稿できる。実は「外部のSNSなどでユ
ニクロについての意見交換は活発に行われていた」(グローバルダ
イレクト部)。新しいサイト開設はこうした愛好家の意見などをユ
ニクロ自らが吸い上げることで、「今後の商品開発や店舗運営の改
善につなげる」(同)考えだ」
2013/06/26 日経MJ P.15
−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−
ユニクロについて、他社のSNSやブログでやりとりされるくらいで
あれば、自社のSNSで取り込んで、それを「商品開発」などに使お
う、ということですね。
恐らくこの中にユニクロの「リードユーザー」もいることでしょう。
さて、あなたの商品・サービスの「リードユーザー」はどこにいるで
しょうか?
その知見をどのように活かしますか?
お考えになってみてください!
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◆今日のまとめ
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●自社商品・サービスの「リードユーザー」から「先進的な使い方」
を得て、商品開発・改良に活かそう!
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▼今日の日記▲
1ヶ月ほど前、落とし物を拾いました。ざっと見たところ、生徒手帳
のようでした(中身は見てません)。
落とした生徒は、困るだろうな……と思って交番に届けようとしたと
ころ……近くに交番がない!!
急いではいたのですが、何とかしてあげたいなと思って歩いていると
警官がいない詰め所のようなところ?があったので、そこに入って、
モニタ越しに警察署を話をするシステムのようなもの(?)を使って
所轄の警察署に連絡。
最寄りの交番を教えてもらって、歩いていって、無事届けました。不
思議なことに、私の署名もいるんですよね(所有権放棄の確認のため
に必要だとか)。
急いでいたのに結構時間がかかって大変でしたが、非常に清々しい気
分になり、その気分が自分へのご褒美かな、と思うことにしました。
しばらくして……会社の電話にある警察署から電話が入りました。届
けたのとは違う警察署です。何事かと思いきや……「名刺入れの落と
し物です」とのことでした。
それで、名刺入れを探してみると……ない! 確かに入れておいたの
に、ありません!!
名刺入れには、私の名刺が大量に入っていますし、オフィスの電話番
号も名刺に書いてありますので、電話してくださったようです。
あわてて警察署に行くと、大事な大事な名刺入れがありました!!
まさか自分が落とし物なんかしないだろう、とは思っていましたが、
するんですね……
やっぱり、誰かが困るだろうな、と思ったら、やっぱり助けてあげる
べきなんですね。自分もいつかはその立ち場になるわけで。落とし物
を届けたことはすっかり忘れていましたが、一気に思い出しました。
因果応報(良い意味で)というか、「情けは人のためならず」という
か、色々と考えさせられる出来事でした。
○1000号突破! 勝手にカウントアップ!
*今号で(多分)累計1,028号!
●売れたま!1000号を超えてその28:集中力の高め方3
「こんな長いメルマガ1000号発行している物好きな人が、どんな
ことを考えているのか興味がある」(という言い方ではありませんで
したが)という方がいらしたので、このコーナー、続きます。
以下、あくまでも私の個人的な意見であって、これが正しいとか、み
んなこうあるべきだ、などというつもりは全くありません。将来的に
は、言ってることが全く変わる可能性もあります。あくまで現時点で
の、あるメルマガ発行人の独り言です。
集中力を高める方法について、連載(?)です。
繰り返しますが、あくまで個人的な、私的な、プライベートな方法で
すので、万人向けではありません。
ここまで、集中力を高める「自己流」の方法として
1)睡眠時間を取る
2)空腹にする
ということを書いてきました。
次は……「カフェイン」です。一気にカラダに悪そうなことになるの
で、マネする際は自己責任でお願いします。
よく寝て、朝食はとらず(水分は多めに取ります)、という状態で、
カフェインを入れると、一気に覚醒します!!
私は、起きてから30分後〜1時間後くらいにカフェインを摂ること
にしています。
具体的には、「豆乳のカプチーノ」で、エスプレッソを2ショットで
す。家かオフィスで作る場合もあれば、カフェでテイクアウトする場
合もあります。
カプチーノにする理由は、空腹でブラックコーヒーとかエスプレッソ
で飲むと、さすがに胃が荒れそうで……
あと、豆乳で結構おなかがもつんですよね。
朝8時にカプチーノを飲むと、ちょうど3時間後くらいからおなかが
減ってくる感じで、昼食時に空腹になります。
集中したいときには、昼は軽めにします。外食なら、ソバとか、サブ
ウェイのサンドイッチとか、です。サンドイッチにはアイスコーヒー
かカプチーノがあうので、またカフェイン補給。
15時くらいにもう1回飲んで、それで終わりです。15時以降はカ
フェインは摂りません。なんかカフェインに敏感な体質のようで、そ
れ以降に飲むと、今度は眠れなくなるからです……
これで、夕食まで、集中できます!
きちんと集中できていれば、21時頃にはアタマが疲れ果てて、動か
なくなります(私は、ですよ)。
そうなると、1日の集中力は使い切ったことになります。
そこでご飯を食べるわけです。集中力が既に下がっているので、ご飯
を食べて集中力が下がっても、特に問題ありません。
集中できているときに食事を摂る、なんていうのは本当にもったいな
いと思います。
カフェインを摂りすぎないようにコントロールしていて、基本的には
エスプレッソで1日3ショットまでにしています。
以前イタリアで、1日に10ショット以上飲んで気分悪くなって以来
(20ショットくらい飲んだかも……)、摂りすぎには気をつけてい
ます。
「カフェインの使い方」を意識し出したのは、30歳くらいになって
からなんですよね……
よく考えて見れば、試験勉強とかでも使えるので、中学生のときには
これを知っていたかったです。
中学生にカフェインはどうかと思いますが、日本茶は飲みますよね?
ウーロン茶も飲みますよね? コーラにも、紅茶にも、結構カフェイ
ン入ってますよ。
少なくとも、カフェインの使い方を高校生のときには知っていれば、
色々はかどったのになあ、と今となっては思います。高校生の私に、
教えてあげたいです。
繰り返しますが、これは「私個人の感覚」です。真っ正直に信じてマ
ネされてみてもあてはまるとは限りません。
マネして欲しいことがあるとすれば、「自分の集中力の高め方をでき
る範囲で色々と実験して試すこと」でしょうか。
「才能」という「潜在能力」が同じでも、「集中力」という「顕在能
力」で差がつき得るのではないか、と思っています。
というわけで、集中力を高めるシリーズ、まだ続きます。
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ら構いませんので、部下・上司・同僚など周囲の方にもお勧めを!
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