■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■
〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.116 2011/02/10
購読者:23,744 (まぐまぐ:15,987 メルマ!:870 めろんぱん:6,887)
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■■■■__新春特別号:売多真子と勝の初詣 11__■■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
●マニアトラップに陥っていたら、ビギナー顧客に喜んでいただける
「邪道な提案」を積極的に仕掛けよう!
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◆前回のまとめ
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勝 :じゃあ例によって前回のまとめ、な。
真子:はーい。全体から部分へとブレークダウンしながら仮説検証し
ていくのが大事でーす。
勝 :「ブレークダウン」っていうのは?
真子:「実戦マーケティング思考」※でやった「要素分解」!
※「実戦マーケティング思考」 佐藤義典著
http://www.sandt.co.jp/shiko.htm
勝 :具体的に、お酒で要素分解すると?
真子:飲酒量=飲む人の数 × 1人あたり飲む量
勝 :で?
真子:飲酒量は減ってます。でも、「飲む人の数」では、全く飲まな
い人って言うのは、世代を問わずそんなにいません。
勝 :だから?
真子:だから多分、「1人あたり飲む量」が減ってます。そして、
1人当たり飲む量=飲酒日数×1日あたり飲む量
勝 :で? 若い人についていうと?
真子:「1日あたり飲む量」は、20代は多い! だから若者が飲め
ないわけじゃないです。でも、「飲酒日数」が少ないです。
勝 :で、その少ない飲酒日数の日には、どこで飲むんだ?
真子:多分外食で! 外食の消費は、20代が多い! つまり、私た
ちの提案次第で、若い人にも飲んでいただくことはできる!
勝 :OK。ガンバレ
真子:はい! 頑張ります!
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◆お酒を飲むキッカケは?
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勝 :で、真子はその「飲む20代」なわけだが、真子が飲み始める
キッカケって何だった?
真子:えっと……何となく。
勝 :そうだけどさ、一番最初は? 自分で勝手に飲み始めたワケじ
ゃないよな?
真子:どうだったっかな……そうだ! 売多家の集まりだ!
勝 :親戚に勧められて、だな
真子:確か、成人した年の売多家の集まりで、みんながお祝いに、っ
て言われて、色々と……
勝 :そうだよな……っていうかその場にオレいたな、そういえば。
真子最初っから結構飲んでたよな。すげーな、と思ってた。
真子:そうですよ! それがどうかしたんですか? まさか、若かっ
た頃の真子を思い出して、な、ん、て♪
勝 :いいからこのデータを見ろ。さっき見つけたんだ。
真子はアタマの上にクエスチョンマークを浮かべながら、勝のPCを
再び覗き込んだ。
●初めて飲酒したきっかけ(20歳以上、%)
男性 女性
親・親類等から勧められて 7.8 10.8
友人に勧められて 27.3 24.0
先輩・上司に勧められて 30.3 28.4
飲酒したくなったから 24.3 21.8
その他 10.3 9.3
(厚労省 2005年 国民健康・栄養調査結果)
http://www.mhlw.go.jp//bunya/kenkou/eiyou07/dl/01-04.pdf
真子:ええっと……要は、誰かに勧められて飲み始めるってことです
よね? 親類とか、友人とか、先輩とか……
勝 :そうそう。男性も女性も、6〜7割は他人に勧められて、飲み
始めるんだ。
真子:自分で勝手に「飲みたくなる」人は少ないんだね〜。そう言わ
れればそうだよね。きっかけが無いと飲み始めないよね〜。
勝 :で、この「飲むきっかけ」が年とともに変わってきてる
男性20代 男性30代 男性40代
親・親類等から勧められて 10.8 9.3 6.4
友人に勧められて 30.0 27.7 26.9
先輩・上司に勧められて 17.7 25.6 32.3
飲酒したくなったから 26.9 28.0 25.9
その他 14.6 9.3 8.6
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◆お酒の味を教える「主体」が変わった。ではどうする?
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真子:えっと……「先輩・上司」に勧められて飲み始める人が減って
ますよね。
勝 :そうだな。
真子:でも、それがどうかしたんですか?
勝 :これ、何でだと思う?
真子:職場で飲みに行くことが減った、ってことですか?
勝 :そーれ・しちりあーのではどうだ? スーツ着てくる男性のお
客様は、誰と一緒に来てる? 上司・部下、って感じか?
真子:えっと……仲間でワイワイっていうのは多いですけど、上司・
部下っていうのはあんまり……
勝 :だろ? 昔はさ、上司が無理矢理部下を連れて行って、無理矢
理飲ませたなんてことが結構あった。
真子:えー!? そうなんですか!?
勝 :ああ。オレ、会社で飲まされて帰りの電車で一駅ずつ降りてそ
の度に吐いた、なんてあったぞ
真子:えーー……それ、パワハラ、アルハラですよ。
勝 :そう。今はそう言われるからできなくなったけど、20年前は
そんなの全然フツーだった。で、そうやって……
真子:あ! 無理矢理飲まされて、お酒の味を覚えるんだ!
勝 :そうそう。オレは覚えなかったけどな(笑)
真子:そっか、若い人は、上司に「飲め」って言われて飲み始めるの
が減ってるんだね……
勝 :で?
真子:あ! 昔はそうやってお酒の飲み方を覚えていったのに、今の
若い人はそういう「チャンス」がない!
勝 :真子にとっては「チャンス」かもしれないが、オレにとっては
「ピンチ」だったけどな……
真子:勝さん、飲めないもんね〜、あはは。真子なら嬉しいけど
勝 :ちなみに、60代男性では「先輩・上司に勧められたから」っ
ていうのは37.2%と高い。はっきりした傾向が出てる
真子:昔ほどそういうのがなくなってきてる、ってことだよね。こう
いう社会の移り変わりと、結構関係してるんだあ
勝 :そうそう。傾向の変化は必ず数値に出る。出てなければ、それ
は気のせいだ。
真子:なるほどお……こういうデータ、大事だねえ……
勝 :「先輩・上司」の代わりに増えてるのはなんだ?
真子:親とか友人に勧められて、ですよね。
勝 :だから?
真子:だから、って?
勝 :だったらどうする? イタリアンレストランには誰と来る?
真子:えっと、友人と……
勝 :ここまで来れば、真子が何をすべきか、わかるよな?
真子:そうか! 店で、勧めてあげるとか、友達同士で勧めやすいよ
うにすればいいんだ!
勝 :そう。昔の「先輩・上司」の役割を誰かが肩代わりしてあげな
いと、飲み始める「チャンス」が産まれない
真子:そっか! それは私達の役割だ! 飲まなくてもお客様は困ら
ないかもしれないけど、私達は困る!
勝 :そうそう。社会の変化はこうやって統計に出る。そして、その
変化に合わせてやるべきことが変わっていく
真子:なーるほどぉ! そうやってデータを見ながら、やるべきこと
を考えていくんだ!
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◆「マニアトラップ」に落ちていた真子
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勝 :あんまり飲まない人は、そもそも何飲んで良いのかよくわから
ないぞ。
真子:そうなの?
勝 :飲む人にはわからないんだよ。ワインリストなんて怖すぎる。
ピノノワールって何、って感じ。
真子:そうかあ……
勝 :ワインリストにはワインの味が書いてないし。どこの世界に、
名前と生産地と価格しか書いてない商品カタログがあるよ?
真子:え?
勝 :HDレコーダーを「機種名:ABC123、生産地中国、価格
5万円」って言って売るようなもんだぞ?
真子:そうだ、確かに……ワインリストには味が書いてない……でも
うちのスタッフに話しかけて、聞いてくれれば……
勝 :業界の人はそういうけどさ、どう聞いていいかすらわからない
ぞ。安いのくれ、なんて言ったら恥ずかしいとか思うしな。
真子:そんなこと無いんだけど……そうか、そう思ってるんだ…
勝 :カクテルだって、どれがアルコール強くてどれが弱いかもわか
らないぞ。
真子:そ、そうなの!? 何が入ってるかを考えればわかるじゃん!
勝 :その、何が入ってるかがわかんねーんだよ。オマエ、マニアト
ラップに落ちてるな。
真子:そっかあ……ショックぅ……反省。でも、強いカクテルでも、
アルコールの量減らして、って言われれば対応しますよ
勝 :それ、お客様に伝えてるか?
真子:あ……伝えてません……
勝 :ほら。みんな酒の飲み方とかわかってると思ってるだろ? 典
型的なマニアトラップだ。昔はそれで良くてもだな……
真子:今は、お酒の「ビギナー」が多いから、マニア向けにしちゃ、
ビギナーが育たない……
勝 :そういうこと。
真子:そっかあ……飲む人が減ってるのは、私たちがやるべきことを
やってなかったからかもしれないなあ……
勝 :結局、消費者への、特に「ビギナーへの提案」を酒業界がして
こなかったんじゃないかって思ってる。
真子:ビギナーへの提案、かあ……
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◆「ビギナー」のために「わかりやすい」メニューを作ろう!
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勝 :提案のやり方は、「売れる会社のすごい仕組み」で、イヤって
いうほどやったよな?
真子:ハイ!
勝 :今回は、そのお酒編だ。どうすればいい?
真子:飲みやすいお酒メニューを作るとか、カクテルのアルコールの
強さを書くとか、説明するとか……
勝 :そうそう。そんなの誰もやらないだろ? あのさ、そーれ・し
ちりあーののメニューに「食べ物の量の多さ」を加えたよな?
真子:はい。
勝 :カクテルの場合は?
真子:あ!! アルコールの強さとか、甘さとかを星の数で表現すれ
ばいい!
勝 :そういうこと。星5つだと「強いカクテル」とかさ。今、カク
テルメニューってどういう順番で表記してる?
真子:さあ?
勝 :ほら、考えてねーだろ。お酒の知識が少ない、ビギナーの方に
向けてはどうすればいい?
真子:あ! カクテルの、お酒の強さ順にするとか!
勝 :そうだ。せめて甘くて飲みやすいカクテルと、ドライでキツイ
のを分ける、とかさ。
真子:うっわあ……やること一杯ありそうだ
勝 :接客も変わるだろ
真子:そっか、うちの店の接客もそうだね。お客様がマニアじゃなか
ったら、わかりやすい言葉を使わないとね
勝 :だろ? 飲食店の場合ならメニューや接客、営業担当者がいる
会社は営業トークになるだろうけど、考え方は同じ
真子:従業員がマニアトラップに落ちてないか、チェックしないとい
けないなあ……
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◆お客様同士でお勧めしあう、「売れる仕組み」を作ろう!
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勝 :もっと言えば、昔は上司が部下に酒を勧めた。今はその機会が
減ってる。それを、店の機会と捉えればいい。
真子:お客様はみんな友達と来てるよ
勝 :であれば、友達同士で勧め合うっていうか、一緒に飲んでもら
う仕掛けをすればいい。なんかできないか?
真子:えっと……そうか、2人で頼むメニューみたいのを作る?
勝 :例えば、「2人セットでないと頼めない」ような限定メニュー
を作るとかさ
真子:えー、それってどうなんですか? クレーム来ないかなあ……
1人だと頼めない、って。
勝 :は? 別に「鍋は2人以上からのご注文です」なんて、居酒屋
でもフツーにあるだろ。
真子:た、確かに……誰も文句言わないよね。
勝 :別に飲みたければ、1人で2杯頼むのをOKにすればいい。オ
レ、1人で鍋2人分頼むぞ。量的にはちょうどいいしな。
真子:きゃはは! 真子を呼んでくれれればいいのに〜。じゃあ、強
いカクテルと飲みやすいカクテルのセットなんてどう!?
勝 :そうそう、それならカップルにもいいかもしれない。
真子:じゃあ、色違いのカクテル! 強い赤と飲みやすい青、とか
勝 :それ、いいな。真子の店の名前は?
真子:そーれ・しちりあーの…あ! 「そーれ」カクテルと「しちり
あーの」カクテルのセットとか?
勝 :2本で1セット、2人以上限定、でな。オリジナルカクテル、
その名も「そーれ」「しちりあーの」。それぞれの色は?
真子:もちろん、「そーれ」は太陽だから「赤」、「しちりあーの」
は……シチリアの海の「青」とか!
勝 :そこに物語はいくらでも作れるよな? 真っ赤に燃える太陽の
カクテルと、真っ青な海のカクテルの組み合わせ。
真子:もちろんです! それがこの店の魂だもん。
勝 :何でそんなペアカクテルが今まで無かったんだ?
真子:た、確かに……何か鳥肌立ってきた……何で 駅でゲーゲー吐
くような人がそこまで考えられるの?
勝 :逆。飲まないから、わかるんだよ。飲む人にはわからないこと
っていうのがいっぱいある
真子:私、専門バカになっちゃってたんだあ……まさにマニアトラッ
プだ……怖くなってきました……
勝 :だろ? ちょっと前までド素人だったオマエが、あっという間
にマニアトラップに落ちてる。まして業界が長いと……
真子:ホントそうだわ……
勝 :皮肉なことに、頑張るほどそうなる。だからみんなマニアトラ
ップに落ちるんだな。
真子:ひょっとして、飲食店ってみんなそうなってるんじゃない?
勝 :そんな気がする。で、イタリア産のワインのお勧めってある?
真子:当たり前じゃないですか。イタリアのワインの生産量は、フラ
ンスと同じくらいで、2つ合わせて世界の半分近くだよ?
勝 :そんなのオレが知ってるはずねーだろ。マニアトラップだ。
真子:そ、そっか……そんなの当たり前だと思ってた……
勝 :お酒業界全体がマニアトラップに落ちてるよな。
真子:じゃあ、「利き酒」とか「利きワイン」とかやれば、ビギナー
にも飲んでもらえるかな?
勝 :はあ? 利き酒なんていうのがまさにマニアの発想なんだよ!
真子、エスプレッソの「利き豆」やりたいか?
真子:エスプレッソは好きだけどそこまで興味ない。めんどくさいし
勝 :オレ、エスプレッソの利き豆大会をよく1人でやってる。最高
に条件が合うと、苦いどころか甘いエスプレッソができるぞ
真子:勝さん、好きだよね〜。ね、1人で寂しかったら、真子がつき
あってあ、げ、る、はあと
勝 :いや、遠慮する
真子:ケーキ持って行ってあげるよ?
勝 :じゃあ来てもいい
真子:私よりケーキなの!? ほんっとにもう……でも、利き豆なん
てエスプレッソマニアしかやらないよ〜
勝 :利き酒もそうなんだよ! そんなのビギナーに出来るか!?
真子:あ……あああ! そうかあ……ビギナーのニーズはそこじゃな
いんだあ!
勝 :ビギナーに利き酒って、そもそも酒自体に興味無い人に、利き
酒も何もないだろうが。
真子:そうだよねー……はあ……ショックだあ……何でそういう発想
になっちゃうんだろう……気をつけてはいたのになあ……
勝 :業界人とばっかり話してるからだ。オレみたいなド素人と話せ
ばいい。だからこうやってつきあってるんだろうが。
真子:わーい、じゃあまたやってくださいね〜
勝 :でな、イタリアンのウリのワインだけど、ワインをビギナーに
飲んでもらう仕掛けはできないか?
真子:うーん、飲みやすいワインをお勧めするとか?
勝 :その程度じゃ何にも変わらない。飲めない人、極端に言えば、
お子さんにも飲んでもらえるものを考えろ
真子:そ、そんなこと言っても……ワインにはアルコール入ってるか
ら、ダメよ……
勝 :ほら、マニアトラップに落ちてる。
真子:え、え? ノンアルコールワインなんてあるの? フリービー
ルみたいな?
勝 :なければ作ればいい。
真子:そ、そんなのムリだよ……さすがに……
勝 :そんなことないぞ。オレでも作れる。今年みたいな寒い冬には
特にお勧めのワインだ。
真子:え、えええ? 勝さんにも作れる? そ、そんな……?
さて……勝が考えた「ワイン」とは?? ぜひ考えてみてください!
おわかりになられた方、ぜひメールくださいね。この売れたま!にご
返信いただくと、私に届きます!
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◆今日のまとめ
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●業界に長くいると、マニアトラップに陥りやすい。マニアにとって
は「邪道」な商品で、ビギナー顧客を獲得し、育てよう!
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ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。
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▼今日の日記▲
明日から3連休ですね! 休むにしても学ぶにしても、充実した連休
にしましょう。
私は、もちろん明日から「戦略BASiCS2日間集中セミナー」
です。今回は2回目! 全国から素晴らしい方々が東京・青山に集い
自社の戦略や将来の理想像について、熱く語り合います。きっと素晴
らしい2日間になるでしょう。
戦略にしても何でもそうなのですが、「考える」にあたっての1つの
ポイントが「言語化」です。アタマにあって、既に考えたと思ってい
ても、「言葉」にするのは結構大変です。アタマの中にある、ふわふ
わとした「概念」を「言語化」することは、思考を「明確化」する上
で大変役立つんですよ。
言語化して、紙に落とし込むと、共有できます。コピーすることも、
保存することもできます。「言葉」はエネルギーを持つんですよね。
だからこそ、言語化には、考えるエネルギーが必要になります。ぜひ
睡眠をたっぷりとっていただき、「エネルギー充填120%」の状態
でいらしてくださいね!
●今日のiPod Tune:冬のポップソング特集!
冬と言えばスキー! 今年の冬は積雪が豊富にあり、各地でパウダー
スノーを楽しまれてる方も多いかと思います。かく言う私は、2月は
激務で全然行けていませんが……
というわけで、冬のポップソング特集!、今日の1曲は……
○DEPARTURES by globe
1996年1月1日リリースの、globe最大のヒット曲ですね。
90年代後半、TK時代の幕開けを告げる曲と言っていいでしょう。
JR東日本の「SKI SKIキャンペーン」曲でもあります。前年までは
ZOOでしたが、この曲から変わりました。
この曲の季語は「降り積もる雪」、もちろん冬の歌ですが、積雪の多
い今年にぴったりですね。
タイトルのDepartureは、出発の意。1月1日リリースですから、新
年の新しい旅立ち、みたいな意味なのでしょうね。
越後湯沢にスキーに「出発」する新幹線の中で聞きたい曲♪
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●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
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日本能率協会マネジメントセンター
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●「ことわざで鍛えるマーケティング脳」 佐藤義典著 毎コミ新書
ことわざだからわかりやすい、伝えやすい、マーケティング戦略
http://www.sandt.co.jp/kotowaza.htm
────────< マーケティングの思考法 >────────
●「実戦マーケティング思考」 佐藤義典著
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右脳と左脳をフル活用、売れる思考・発想ができるようになる!
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──────< 物語でわかるマーケティング >────────
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●「ドリルを売るには穴を売れ」 佐藤義典著 青春出版社
マーケティング入門:読みやすい小説
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●「売れる会社のすごい仕組み」 佐藤義典著
青春出版社
売れる戦略構築から実行プロセスまでを物語で体感!
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◆次号予告:売多真子と勝の初詣 12
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●勝がいう、ビギナー向けのアルコールが弱いワインとは? しかも
自分で作れる、という……そんなワインがあるのか??
▼飲み会に、数部印刷して行こう。グチ大会より、前向きの話を!
▼彼氏・彼女との、知的な話題づくりに!
▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!
▼お客様訪問の際のおみやげに、プリントアウトして渡そう!
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〓〓次号の売れたま!でお会いできるのを楽しみにしています!〓〓
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