┃ ┗┓ すべらない副業アフィリエイト 第18話
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xrea.comのサーバーが次々と死んでいます。。。
やはり安いとスパマーに狙われるんでしょう。
サイトを資産として考えるなら、
ある程度高いサーバーを使った方が良いと思いました。
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どうも、船越英一郎の合コンに誘われた夢を見た者です。
とても2時間サスペンスっぽい展開でした。
で、最近英語の学習も兼ねて「The West Wing(邦題:ザ ホワイトハウス)」
というアメリカのドラマを見ています。
このドラマはホワイトハウスが舞台なので、
英語の語彙レベルが非常に高いです。(しかも、みんな急いでいるのでかなり早口)
理解できれば、ほとんどのアメリカ映画やCNNなどのニュースは理解できるでしょう。
「The West Wing」の
2話目のタイトルが「Post hoc ergo propter hoc」でした。
これは、ラテン語で
「この後に、それ故にそれが原因で」
のような意味で、
「人間は因果関係を誤りやすい」という警句です。
●SEOでも重要です。
例えば、SEOの一環として
あるサイトを4月1日に中小検索エンジンに5個登録して、
バックリンクとして認識されたとします。
4月1日には「船越英一郎 崖 行きすぎ」というキーワードで
100位だったのが、5月1日には70位に上がったとします。
中小検索エンジン登録以外は何もしていません。
●では、中小検索エンジン登録は、検索順位が上がった原因と言えるでしょうか?
答えは「言えない」です。
可能性としてはありますが。
何かをした後に、ある結果が出た。
その「何か」を原因だと決めつける。
それをクリティカルシンキングでは「Post Hoc Fallacy(因果の誤謬)」と言います。
SEOにおける変数(variable)は無数にあり、常に変化します。
○もしかしたら、4月中にアルゴリズムそのものが変わって
順位が大幅に変わったかもしれない。
○もしかしたら、他サイトがスパム行為をしてペナルティーを受けて順位を落としたから
相対的に自分のサイトが上がったかもしれない。
○もしかしたら、2か月前に貼ったリンクが活きてきただけかもしれない。
○もしかしたら、小島よしおは5年後にもテレビに出てるかもしれない。
というような可能性が無数にあります。
通常、因果関係を決定するのは不可能です。
そうである「可能性が高い」と推論できるだけです。
そんなわけで、
○○したら××になりますとか断言してる
SEO情報は疑ってかかった方が良いです。
健康情報も同じですが。
●極端な経験主義
他にも、よくあるのは
事例証拠(anecdotal evidence)です。
「こうやったらこうなった」という一例だけで、
一般論であるかのように語る。
健康食品のホームページにある「購入者の感想」みたいなものです。
統計学的に有意義なデータは、
やはりある程度のサンプル数が必要です。
要するに、
あまりSEO情報に振り回されないでくださいって話でした。
SEOで考えるべきことは
「自分が検索エンジンの設計者だったらどういうサイトを上に持っていくか」
に尽きると思います。
それを自分で考え抜いて、
自分なりの哲学を持っていればブレなくなります。
クリティカルシンキングに興味がある方は、
本屋でクリティカルシンキングっていうキーワードが入っている本を立ち読みするか、
トマス・ギロビッチの
「人間この信じやすきもの 迷信誤信はどうして生まれるか」がおすすめです。
認知心理学はけっこう面白いです。
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●編集後記
Xrea最近、やばいですね。
段階的に他サーバに移していきます。。。
MTとWordpressの移転が難しいので、
MTとWordpressはせめてX server以上の値段の所で使うようにします。
バックアップの重要性に気づけたから逆によかったかも。
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