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2017年1月2日月曜日

売れたま!特別編Vol.345 2017/01/02 年末年始特別号:顧客調査の方法 2

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━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.345(累計1391) 2017/01/02
購読者:23,012(まぐまぐ:16,635 メルマ:944 自社配信:5,433)

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 ■■■■__年末年始特別号:顧客調査の方法 2__■■■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●顧客調査の中心は、直接お客様にヒアリングする「顧客ヒアリン
 グ」。お客様の「ナマの声」に直接触れよう!


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◆年末年始特別号!
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年末年始は毎年恒例の「特別号」。お馴染みのこの2人。

我らがヒロイン「売多真子」(うれた・まこ)と、真子の親戚にして
そのメンター「売多勝」(うれた・まさる)の珍道中。ゴールデンウ
ィーク以来の登場です。


2人は拙著の登場人物です。お読みいただいているとは思いますが、
念のためご紹介いたします。2冊とも、小さくて軽いので荷物になら
ず、帰省の電車などでお読みいただくのにオススメです!


○「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」 佐藤義典著
http://ow.ly/89pSR

売多真子が、勝の助力を得てイタリアンレストランの新企画に奮闘!
マーケティングの最初の1冊としてオススメ。


○「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典著
http://ow.ly/6s63d

上の本の続編。真子が社長になり、ライバルと戦っていく! 戦略構
築から実行プロセスまで、社長の視点を物語で体感!



テーマは……

「顧客調査の方法」

非常に重要な内容なのですが、日頃の売れたま!では取り上げにくい
ので特別号でやりたいと思っていました。割とマジメな特集です。


少々古いデータも多いのですが、古さは特に問題ないかと思います。

今回は2回目です!


1回目はこちらです↓

http://archives.mag2.com/0000111700/20161229231000000.html



●ここまでのあらすじ

イタリアンレストラン「そーれ・しちりあーの」の社長「売多真子」
(うれた・まこ)と、真子の親戚にして経営コンサルタントの「売多
勝」(うれた・まさる)は、年末年始の売多家一同が集う温泉旅館へ
新幹線で移動中。


行きの新幹線の中は、真子のメンター、勝による「勉強会」の会場と
なる。



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◆まずは、前号の復習から!
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夕刻に温泉宿に入った真子・勝は、チェックインを済ませると、宿の
カフェに入って一息ついた。


真子:ね、勝さん、ご飯までまだちょっと時間あるよね?

勝 :真子、もうハラ減ったのか? ケーキでも食うか?

真子:ち、違うもん、さっきの続き聞きたいな、って思ったの!

勝 :そうだな、やるか。大事な内容だし。でもオレはケーキ食べる
   けどな。

真子:ず、ずるい、私も食べる!


結局2人ともケーキとコーヒーのセットを注文する。

勝がノートパソコンを開き、真子はノートを取り出すと、ケーキをつ
まみながらの勉強会が始まった。


勝 :じゃあ、前回の復習から、な。

真子:はーい。こんな感じでーす。


○顧客調査=「顧客の求めるものを引き出す方法」

○顧客調査の意義:成果が出る=売れる!

・イオンが顧客調査に基づきコロッケを改良、買上率が従来の2倍に
・青森港がクルーズ船会社に聞いて回り、外国客数が9年前の6倍に



勝 :OK。今回から具体的な内容に入っていこう



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◆まずは、お客様に直接「ヒアリング」をしよう
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勝 :ここでいう「顧客調査」は「顧客ヒアリング」よりは広い意味
   だけど、まずは「顧客ヒアリング」がやっぱり中心になる。


勝がノートパソコンを開き、真子に向ける。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇『食品スーパー大手のライフコーポレーションが利用客の声を店舗
 運営に生かす取り組みに力を入れている。客の声に耳を傾けるのは
 商売の王道だが、同社の特徴は全店で座談会を開いたり、買い物中
 の利用客に直接要望を聞いたりして「生の声」を徹底して集める点
 にある』


◇『首都圏の約80店で店内を日々巡回し、野菜や魚介類の鮮度を厳
 しくチェックする専属従業員がいる。その名も「鮮度パトロール
 隊」。食品スーパーの生命線である農産物の品質を確認し、一定の
 水準を満たしていない商品があればその場ですぐに店長に伝える』


◇『きっかけとなったのは、ライフが15年秋に約250店で開いた
 利用客との座談会だ。「野菜がしおれている」。座談会には計約
 5000人の利用客を各店に招き、店長や各売り場の部門長が率直
 な意見に耳を傾けた。多く挙がったのは農産物の鮮度に対する不満
 だ。生鮮が売りのスーパーだが、担当者は「まだ売れる鮮度だとい
 う感覚ではダメだと痛感した」と話す』


◇『昨年から始めた座談会は、消費者目線の売り場作りを徹底する対
 策の一環だ。買い物中の客に直接を声をかけ、売り場づくりや品ぞ
 ろえについて意見を求める「売り場アンケート」も始めた。客に不
 満や要望を出してもらうのではなく、自ら聞き取ることで様々な利
 用客の本音を探る。8〜9月に初めて実施した調査では全店で計
 2万5000超の声が集まった。生の声を分析し、今後の店作りに
 生かす』


2016/10/24 日経MJ P.19

以下、記事からの引用部分は『』で括ります

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


勝 :これ、食品スーパーのライフ、な。かなり力を入れてやってる
   みたいだな。

真子:ポイントは、「直接話す」ということだよね? お客様と面と
   向かって、「ナマの声」を聞いてる、ってところ。

勝 :そうだな。ライフは「ナマの声」を2つの方法で聞いてる。1
   つは「座談会」で、もう1つは「売り場アンケート」

真子:この「売り場アンケート」っていうのも、お買い物している人
   に直接声をかける、ってことだよね?

勝 :そうだな。「座談会」は5000人のお客様に直接ヒアリング
   したんだよな。

真子:5000人ってすごいなー。ライフって何店舗あるの?

勝 :250店くらい

真子:ってことは、1店当たり20人くらいかー。結構な量だね。

勝 :そうだよな。お客様の「ナマの声」がやっぱり基本だからな。

真子:なんで「ナマの声」が大切なの?

勝 :直接話すと、お客様と自分の、ギャップって言うか、温度差っ
   ていうか、がわかりやすいから。「感覚の差」が実感しやすい

真子:どういうこと?

勝 :この事例だと、『担当者は「まだ売れる鮮度だという感覚では
   ダメだと痛感した」と話す』っていうところ。

真子:あーなるほどー。ギャップってそうことかー。自分では「まだ
   売れる」でも、お客様には「新鮮じゃない」ってことだ。

勝 :そうそう。そういう「感覚の違い」がわかりやすいから。

真子:直接話してみないとわからないことってあるんだよね。

勝 :そうなんだよ。スーパーとかの小売店の羨ましいところは、
   「目の前にお客様がいる」ってこと。

真子:うちの店のイタリアンレストランでも目の前にお客様がいるけ
   ど、それって当たり前じゃないの?

勝 :全然違う。メーカーとかだと、エンドユーザーと遠くて顔を見
   たくても見られない、っていうことがままある。

真子:そっか……

勝 :小売店なんかだと「お客様の声を直接聞ける環境」は整ってい
   る。だから、あとはやるかやらないか、だけ。

真子:ね、勝さん、失礼な話だけど、ライフの業績ってどうなの?

勝 :ライフは良かったはずだぞ。確かここにデータが……


      売上高(億円) 店舗数

2013  5,199   231
2014  5,349   239
2015  5,850   245
2016  6,299   256

ライフ社HPより、2月期
http://www.lifecorp.jp/company/ir/index.html


勝 :何がすごいって、店舗数あたり売上高が上がってる、つまり既
   存店の売上高が伸びてる、ってこと。

真子:確かに、店舗数の伸びより売上高の伸びが大きそうだよね。

勝 :だろ? ちょっと計算してみる。

真子:うん!

勝 :えっと……2013年で22.5億円/年/店舗だったのが、
   2016年には24.6まで、つまり1割近く伸びてる。

真子:へー! それってやっぱりこういう「顧客調査」のお陰なのか
   な?

勝 :それはわからないけど、記事にあるような「鮮度パトロール」
   とかはお客様が望んでいることなんだから……

真子:お客様のニーズに応えられるようになるよね!



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◆お客様の声を聞きながら改善した山崎製パンの「ランチパック」
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勝 :もちろん小売業だけじゃなく、メーカーもやってる。ヤマザキ
   の「ランチパック」って知ってるだろ?

真子:もちろん。時間がないときに便利だよね。

勝 :それが、お客様の声を聞きながら、商品改善をしたみたいだぞ


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇『山崎製パンの総菜パン「ランチパック」シリーズが新たな成長に
 挑んでいる。出荷ベースで年400億円以上を売る同シリーズ。地
 域限定など約60種類を出しヒットを続けたが、2014年から売
 り上げの伸びが鈍化していた。さらなる成長には数で勝負するので
 はなく、固定客の声を聞いて売り上げの4割を占める「たまご」な
 ど主力3品の具材を刷新した』


◇『「一口目から具材を楽しみたい」。固定ファンからこんな要望が
 寄せられていた』『だが固定客は商品の数ではなく、主力品の刷新
 を求めていた。マーケティング部の鈴木智さん(38)は「具材の
 量を増やせば満足度は上がる」と商品改良に挑んだ』『どの程度の
 具材を増やせばいいのか』『ランチパックの購入経験のある消費者
 にモニター調査をして試作品の反応を確かめた』


◇『そこでわかったのは「単純に量を増やせばいいわけではない」
 (鈴木さん)という点だった。主力品「ピーナッツ」では量を増や
 しすぎると「甘すぎる」との指摘があった。一口目から具材が口に
 入る製法にも取り組んだ。「たまご」と「ツナマヨネーズ」の2つ
 の商品には立体的な具材が入っているため、具材をパン生地に絞る
 幅がペースト状の「ピーナッツ」に比べ狭かった。これが消費者の
 指摘につながっていた』


◇『9月に「たまご」をはじめ主力3品の具材を20%増量する刷新
 をした。前年同月比の売り上げで、9月は8月に比べ10ポイント
 上回り、順調なスタートを切った』


2015/10/23 日経MJ P.18

以下、記事からの引用部分は『』で括ります

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:へー、ランチパックの主力商品を一気に変えたんだ!

勝 :そういうお客様の声が来てたんだよな。既に「お客様の声」と
   して顕在化してたってことは、実際には多数の声なき声が……

真子:なるほど! 数名の人が口に出して言う、っていうことは、
   「思ってるけど言ってない人」がたくさんいるんだ!

勝 :そう。実際『一口目から具材を楽しみたい』っていう気持ちは
   オレもわかる。

真子:私も〜。いきなりタマゴにかぶりつきたい!

勝 :で、その量の調整をお客様に確認しながら勧めたわけだ。『モ
   ニター調査』ってあるから、直接お客様に聞いたんだろうな。

真子:やっぱりさ、『売り上げの4割を占める』主力製品の変更だか
   ら、メーカーの意見だけで決めるのは怖いんだろうね。

勝 :そりゃそうだろ。既存のヒット商品なら既存顧客がいるわけだ
   から、そりゃお客様の声を聞きながらやった方がいい。

真子:聞いてみないとわからなかったこともあったんだよね。『単純
   に量を増やせばいいわけではない』とか。

勝 :そうそう。それがポイント。聞いてみないとわからない。

真子:ね、その結果『前年同月比の売り上げで、9月は8月に比べ
   10ポイント上回り、順調なスタートを切った』ってすごいね

勝 :そうだな。お客様が望んでいることに応えたわけだから、売上
   につながりやすいよな。

真子:やってる会社はどこもやってるんだねー。



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◆「経営者」が直接お客様にヒアリングをするのもお勧め
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勝 :ここまでの例では、お客様にヒアリングをしたのは多分担当者
   の方だよな。

真子:そうだと思うけど、なんで?

勝 :というのは、経営者が直接お客様にヒアリングをする例もある
   から。


再び勝が真子にノートパソコンを向ける。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇『複合カフェ市場は縮小傾向だが、その中で「快活CLUB(クラ
 ブ)」を運営するヴァリックが異例の躍進を続けている。2013
 年度の部門売上高は200億円で09年度の2倍、営業利益は4倍
 に増加した。秘密は経営陣による顧客への直接のアンケート調査に
 ある』


◇『快活クラブの店から出てきたばかりの20代女性に、スーツ姿の
 中年男性が声をかける。男性は同社の吉田民明専務取締役だ。彼が
 女性に声をかけたのは、同社が2〜3カ月に一度実施する顧客調査
 のためだ。社内で「ディープリサーチ」と呼ばれるこの調査では、
 役員や部長クラスの社員5〜6人が参加して「快活クラブ」の利用
 者から直接意見を聞くのが特徴だ』


◇『中林佑烝社長は「上役参加の調査はスピードが速く正確だ。早け
 れば調査した翌日から顧客の要望を実施できる」と胸を張る』


◇『「快活クラブLuz(ラズ)湘南辻堂店2号館」(神奈川県藤沢
 市)にビジネスマン向けの「プレミアムシート」がある。調査で明
 らかになった「とにかくゆっくりしたい」という要望から生まれ
 た』


2015/02/27 日経MJ P.4

以下、記事からの引用部分は『』で括ります

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:これってマンキツの「快活CLUB」だよね? へー、こんな
   ことしてるんだー。

勝 :そうみたいだな。

真子:「快活CLUB」って、女性専用エリア*があるよ。

*同社HP http://www.kaikatsu.jp/villa/index.html

勝 :そうなのか?

真子:うん。やっぱりさー、女の子は、男性がいるところだとちょっ
   と気になるしねー。いろんなことが。

勝 :色々やってるんだな。ポイントは、なんでそういうことができ
  るか、っていうこと。

真子:その理由が、経営層が直接お客様にヒアリングしてるから、っ
   っていうことだよね? 女性エリアも調査からできたのかな?

勝 :そうかもしれないな。

真子:ヒアリングのやり方も面白いね。店から出られたお客様に、い
   きなり声をかけるんだよね!

勝 :今使ってたばかりの店の会社の役員さんだから、別に怪しい人
   じゃない。だから答えていただきやすいんだろうな

真子:そっかー。やっぱり「目の前にお客様がいらっしゃる」のは、
   とってもありがたいんだね。こうやって直接聞けるんだから。

勝 :そういうこと。店にいらした方に、すぐに聞けばいいんだ。さ
   っきのライフの「売り場アンケート」と同じロジックだな。

真子:なるほど! 目の前にいるお客様にすぐに聞けばいい!

勝 :そういうこと。

真子:『早ければ調査の翌日から顧客の要望を実施できる』ってすご
   いね! これも、経営層が直接聞いてるからだよね?

勝 :そうだろうな。決裁者がお客様に直接聞いて、ニーズを実感す
   ればいきなり「すぐにやろう」ってできるからな。

勝 :大きい会社だと、社内で「伝言ゲーム」になることがある。だ
   から、経営者が直接お客様にヒアリングすると話が早い。

真子:なるほどねー。大企業でも、そういう風にすればいいんだ!

勝 :そう。むしろ大企業こそ、こういうことをやった方がいい。ど
   うしても「お客様」と「社長」が遠くなるからな。

真子:快活CLUBだと、専務さんもちゃんと調査に加わってる!

勝 :だからこそ、この会社も伸びてるんだろうな。

真子:やっぱり顧客ヒアリングって大事なんだね。

勝 :じゃあ、ここで一旦区切ろうか。

真子:はーい。じゃあまとめていきまーす。


真子がノートにまとめていく。


○顧客調査の基本は、直接ヒアリングする「顧客ヒアリング」

・食品スーパーのライフ:「座談会」と「売り場アンケート」。売り
 場アンケートは、買い物客に直接声をかける

・ヤマザキのランチパック:お客様に直接確認しながら商品刷新


○経営者が顧客に直接ヒアリングすると、決定が早い

・ヴァリックの快活CLUB:役員が直接顧客にヒアリングして、早
 ければ翌日には顧客の要望に応えられる



真子:できました!

勝 :うん、こんな感じ。

真子:なんか、こんな数行でまとめちゃうともったいないなあ……

勝 :まあしょうがない。まとめないと使えないからな。



「あらー、勝ちゃんと真子ちゃん、今年最後のデート中かなー?」

唐突に2人に声がかけられる。そちらを振り向くと、浴衣姿の売多家
の親戚が数人。

「やだー、デート見られちゃうなんて恥ずかしいなー」と真子が応じ
る。

「違います、経営指導中です!」

「2人で仲良くするのもいいけど、もうご飯になるからねー。ほら、
 もう行くよ」

「はーい! ほら、勝さん、行こ♪」
「もうそんな時間か……そう言えばハラ減ったな……」

親戚に引きずられるように、食事会場に連れて行かれる2人。

「もう年越しソバ、すぐに出てくるからねー。勝ちゃんのトンカツソ
 バもちゃんと用意してあるよ」

「やった、ありがとうございます」

売多家毎年恒例の、大晦日の宴が始まる。



★今日の「アタマに問いかけるべき適切な質問」

あなたは「顧客ヒアリング」をして、お客様の「ナマの声」に直接触
れるようにしていますか?


ぜひお考えになってみてください!


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◆今日のまとめ
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●顧客調査の中心は、直接お客様にヒアリングする「顧客ヒアリン
 グ」。お客様の「ナマの声」に直接触れよう!


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◆売れたま!を解除するには
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ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。


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▼今日の日記▲

あけましておめでとうございます!

今年の「初売れたま!」はいかがでしたでしょうか? 私にとっても
「初売れたま!」でした。


私は年末は、東京で普通に「トンカツ年越しソバ」を食べて、紅白を
見ながら過ごしました。

紅白で印象に残ったのがRADIO FISH。オリラジ、よくあそ
こまでパフォーマンスしますよね。

今年は、東京オリンピック決定記念に、YMOのテクノポリスとか、
沢田研二さんのTOKIOとか、カバーしてほしかったなー。例えば
TOKIOとかに。


元旦は、近くの店はどこも開いていないので、家族で都心の百貨店
(と言っても自宅からすぐ近く)へ。天気が良かったこともあり、か
なりの人出でした。やっぱり家族連れの方が多いですね。


年始の恒例は、やっぱり箱根駅伝。今年は母校の早稲田が結構頑張り
ましたね。明日の復路にも期待。

密かに楽しみにしているのが「ローカル路線バス乗り継ぎの旅」。太
川陽介さんと蛭子能収さんの、あの番組。今回この2人は最終回だそ
うで、残念です。録画しましたので、また後で見ることにします。

では、本年もよろしくお願い申し上げます。



●今日のiPod Tune:2017 酉年 トリの歌!

あけましておめでとうございます!

今年は酉年! ということで、トリの歌!

最初の曲は、ズバリこの曲


○鳥の詩 by 杉田かおる


1981年リリース、杉田かおるさんの代表曲。ドラマで使われ、大
ヒットになりました。

杉田さんはこの直前に「3年B組金八先生」に出演されたり、大分顔
が売れている時期でしたね。

美しい詩・メロディが印象的な「トリ」の曲♪



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 物語形式でわかりやすいマーケティング戦略と人生戦略
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●「事例でわかる 実戦BtoBマーケティング」 佐藤義典著
 BtoBマーケティング戦略の標準テキスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://ow.ly/7Wvdq

●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/check.htm

●「ことわざで鍛えるマーケティング脳」 佐藤義典著 毎コミ新書
 ことわざだからわかりやすい、伝えやすい、マーケティング戦略
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────────< マーケティングの思考法 >────────

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 右脳と左脳をフル活用、売れる思考・発想ができるようになる!
http://www.sandt.co.jp/shiko.htm


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆次号予告:年末年始特別号 その3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「顧客調査の方法」、続きます。次回は「調査すべき内容」です。
 「価値は○○○に現れる」のですから……?


▼飲み会に、数部印刷して行こう。グチ大会より、前向きの話を!

▼彼氏・彼女・家族との、知的な話題づくりに!

▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!

▼お客様訪問の際のおみやげに、プリントアウトして渡そう!


売れたま!があなたのお仕事に少しでも役立ちますように……

〓〓次号の売れたま!でお会いできるのを楽しみにしています!〓〓

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