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2011年1月3日月曜日

売れたま!対談編Vol.060 2011/01/03 J&Tプランニング 市川純子さん 5

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 ■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■ 
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.060 2011/01/03
購読者:23,443 (まぐまぐ:15,970 メルマ!:845 めろんぱん:6,628)

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 ■■_J&Tプランニング 市川純子さん 5 最終回!__■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●会社の「隠れ資産」を発掘し、ストーリーとして発信することで、
 愛される会社になろう!


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◆新年あけましておめでとうございます!
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あけましておめでとうございます!

あなたの今年の「人生のBASiCS」はお決めになられましたでし
ょうか?

私は、変わらず

「戦略BASiCSの普及で会社も個人も戦略的に、元気に!」

を旨に頑張ってまいります。


本年もよろしくお願い申し上げます!


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◆対談編:J&Tプランニング 代表取締役 市川純子さん その5
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●化粧品PRのエキスパート、市川 純子さん

新年第1号にふさわしい、市川純子さんとの対談最終回!

市川さんは化粧品のPRを10年以上やっている、その道のプロ。広
告代理店、大手PR会社などを経て、現在はPRコンサルティング会
社J&Tプランニングの代表取締役として、ご活躍されています。

定期的にコンタクトはあったのですが、たまにはお会いしましょうと
言うことで、いつものスタバでの対談となりました。


今回はその5回目、数時間にわたった対談も、ついに最終回!

市川さんと佐藤義典からの「メッセージ」は?

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◆前回のまとめ
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○シンプルでブレないメッセージを戦略的に考え、それにニュースバ
 リューをつけてPRとして発信しよう

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◆化粧品もリピート重視に
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佐藤:そろそろ対談時間も終わりに近づいて来ました。最後に、PR
   のトレンドというか、傾向について伺いたく思います。

市川:化粧品についていえば、最近PRに対するニーズが変わってき
   たように思います。

佐藤:どう変わったんですか?

市川:昔は新規顧客の獲得が多かったんですが、今は「5年後を見越
   したPRメッセージの開発」というオーダーが多いんですよ。

佐藤:既存顧客のリピート、ということですね。

市川:そうですね。例えばスキンケア商品なんかは、リピート率が売
   上・利益のカギを握ります

佐藤:そりゃそうでしょうね。

市川:ちなみに、化粧品って3年間は「新製品」と言われるんですよ

佐藤:へえー、結構ゆっくりなんですね。食品とか飲料とかだと3ヶ
   月で定番落ちですよ(笑)

市川:トライアルが3年はあるんですが、3年間で落ちてきます。

佐藤:競合も出てくるでしょうしね。

市川:そうなんですよ。1年目は「出ました! 新製品!」でトライ
   アルがつきますが……

佐藤:トライアルが終わると、それじゃダメですよね。

市川:そうなんですよ。メッセージが変わります。「アナタにどう役
   に立つ」の、に変わる

佐藤:へ? それって当たり前じゃないんですか? いわゆるベネフ
   ィットですよね。

市川:そうなんですけど、TVCMを優先するメディアプランだと、
   なかなかやりにくいですよ。

佐藤:これからの人口減少社会では、必然的にリピート重視になりま
   すね。そもそも「新規」の人口がいないわけですから。

市川:そうですよね。人口構造でも、化粧品の新規ユーザーである
   「若い女性」が減っていくわけですから……

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◆愛されるためには、ストーリーを伝えよう!
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佐藤:で、その「リピート重視」策においては、PR的には、どうす
   ればいいんですか?

市川:やっぱり愛される会社・商品になることだと思います。

佐藤:そりゃそうですけど(笑)、どうやって?

市川:会社や商品の「物語」を伝えるんですよ。

佐藤:なるほど。

市川:いい会社や商品って、いい物語を持っているんですよ。それを
   しっかり伝えてあげないといけない

佐藤:意外とそういうのって、埋もれてますよね。「わざわざ言うほ
   どのことでもない」って。

市川:そうなんです! まじめな会社さんって、結構謙虚な方が多く
   って、すごいことなのに「そんなの当たり前でしょ」って……

佐藤:そうそう。ちゃんと伝えてあげないとわからないですからね。
   誇大広告ではなく、100のものを100として伝える

市川:私たちもそのお手伝いができればと思います

佐藤:例えばどんなストーリーがあります?

市川:例えば、オリーブからできる化粧品を作っている会社さんなん
   かがあります。

佐藤:そこに「物語」があるわけですか?

市川:ええ、戦時中、油が無いからオリーブを植えたわけです。しか
   も食べられますし。

佐藤:なるほど、そういう「由来」も伝えてあげないとわからない…

市川:あと、親子3代で愛用されて、その3代からファンレターをい
   ただく会社さんとか。

佐藤:へえ、すごい。お客様との「絆」がしっかりできてるんですね

市川:あと、廃油から、新品より安く石けんを作れる会社さんとか。

佐藤:環境にいいですね。今の時代に合ってますね。

市川:そうなんですよ。そういうのをきちんと伝えてあげれば、廃油
   を出す会社さんにとってもありがたいわけですよ。

佐藤:廃油の処理にもお金がかかるわけですからね。

市川:お金かけて廃油処理していたのが、石けんになって、それを自
   社の社員やお客様に配れたりしたら嬉しいじゃないですか

佐藤:ホントですね。CSRとしても優れてますね。

市川:あと、最近、救急車が患者の搬送を病院に断られたりして、問
   題になってますよね。

佐藤:ええ。

市川:30年間一度も救急車を断ったことがない親切な病院なんかも
   あるわけですよ。

佐藤:へえ、すごいですね。

市川:で、その病院は、本当に「親切」だからやってるわけです。救
   急車で運ばれる患者さんは「緊急」なわけですから……

佐藤:断られたら大変ですよね。命に関わるかもしれない……

市川:だから、断らない。当然地域の方にも愛されますよね。

佐藤:なるほど、そういう物語……

市川:で、いいブランドを持っている会社はいい人が多いんですよ。
   いい顔をしています

佐藤:そう! やっぱり「人相」ってありますよね。もちろん顔の良
   し悪しじゃなくて、表情とか。それは隠せない。

市川:そうですよね。

佐藤:それと同じく「社相」っていうのもあると思うんですよね。内
   面からにじみでてくる何か、みたいなものが。

市川:あ、それ面白いですね。

佐藤:見かけとか、「策」のためじゃ、「魂」は吹き込めません。っ
   ていうかすぐに化けの皮がはがれます

市川:逆効果ですね

佐藤:そうなんですよ! 一時期、キャッチコピーマーケティングみ
   たいな、マーケティングとも呼べない手法がはやりましたが…

市川:そこには「魂」は無い……

佐藤:そうなんです。キャッチコピーは大事ですが、それは、中身が
   あっての話です。キャッチコピー「だけ」じゃ絶対にダメ。

市川:さっきの病院も、みんな親切なんですよ。親切な人がいるから
   親切な病院になる

佐藤:やっぱり企業は「人」ですからね。でも、そういう方ほど謙虚
   になっちゃうから、きちんと伝えてあげようと。

市川:そうんですよ。ホント、いい会社にはいい社員さんが多いんで
   すよ。冗談抜きに、社員の顔に出ますよ

佐藤:ええ、社員の表情っていうのはウソつかないですよね。

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◆「隠れ資産」を表に出そう!
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佐藤:で、「物語」ってどうやってつくるんですか? どう掘り起こ
   す、というか……

市川:クライアントにとっては「当たり前」と思って見過ごしている
   ことの中にニュースがあることが多いです。

佐藤:やはりそうですか。強みは自分ではわからないですよね。自分
   では当たり前のことのようにやることが強みだったりします。

市川:先ほどの例も、結構皆さん「当たり前」と思ってやっていらっ
   しゃるんですが……

佐藤:世間的には全然「当たり前」じゃないですよね。逆に言えば、
   当たり前のようにできなければ強みじゃないです。

市川:佐藤さんがこうやって体系的に文章化できるのも羨ましいです
   よ。私もこの分析力と文章力、欲しいです(笑)

佐藤:こんなの誰でもできると思ってたんですよ。自慢でもイヤミで
   もなく、何でみんなやらないのかな、って不思議で……(笑)

市川:できませんってば(笑) で、その当たり前のことを発掘して
   あげるわけです。

佐藤:そうですね。自分では気づけないですから、外部の力が必要で
   すね。

市川:だからこそ、PRのプロなどにご相談いただきたいんですよ。
   そうすると価値あるニュースとして展開できます。

佐藤:強みを知るには、外部の目を通すことが必要です。で、専門家
   に相談すると、やっぱり違いますよね。

市川:そうなんです。私は「隠れ資産を表に出そう」って言っている
   んです。

佐藤:面白い表現ですね。BASiCSのA、Assetが独自資源
   ですが、「気づいていない」独自資源、ですね。

市川:あ、確かにそうです。何でもBASiCSに落ちて来ますね…

佐藤:それを顕在化させてあげるのが専門家の役割。私もその「隠れ
   資産」の発掘はやりますがど、確かにプロが見ればわかります

市川:そうですね。

佐藤:皮肉なことに、外部のことを知らないと、外部と比較できませ
   んから強みがわからない……

市川:でも、あんまりその外部のことを知らないですよね。

佐藤:そうそう。だから、市川さんとか私のような、コンサルタント
   的な役割というか、客観的に見られる人を通した方がいい……

市川:ええ、PRもやはりしかるべき専門家にご相談されたほうがい
   いですよ。

佐藤:「隠れ資産」が「隠れた」ままだと、もったいないですからね

市川:差別化しにくい時代だからこそ、企業メッセージをしっかり出
   して、お客様に好きになってもらう会社になってほしいんです

佐藤:あ、そうそう、起業の物語とかって「マネ」できないですから
   ね。

市川:そうなんですよ。PRもこれからそういう役割を果たしたいな
   と思っています。

佐藤:なるほど、それがJ&Tの「ストーリー」なんですね。そうい
   う物語をJ&TのHPでもしっかり書きましょうね

市川:あ……確かにウチでもやらないと(笑)。

佐藤:紺屋の白袴(笑)

市川:佐藤さん、書いて下さいよ

佐藤:そ、そう来ましたか(笑)

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◆「想い」を伝え、愛される会社になろう!
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佐藤:では、市川さん、最後に一言お願いします。

市川:日本には、いい会社がたくさんあるんですよ。マジメにやって
   いる会社が。

佐藤:そうなんです。きちんとやってる会社が一杯あります。

市川:長く売れているモノ、愛されているモノには、必ず、ココロと
   言うか、良心があるんですね。

佐藤:そうですね。私の言葉だと「想い」です

市川:そうそう、売多勝さんがよく言ってる「想い」。その「想い」
   をきちんと顕在化させて伝えてあげればいいんですよ。

佐藤:そこにお客様との「絆」が産まれますね。

市川:そうなんです。想いを物語としてきちんと伝えれば、お客様に
   も愛してもらえますよね。

佐藤:ええ。結局は「想い」に帰結すると思います。お客様に、世の
   中にどう役に立ちたいのか

市川:それです。想いをきちんと伝えれば、お客様と長くおつきあい
   できる、いい関係ができますよね。

佐藤:そうですね。

市川:私は、ニュースで世の中をハッピーにしたいんですよ。

佐藤:あ、それがJ&Tの「想い」ですね。すごくいい「想い」じゃ
   ないですか。「ニュースで世の中をハッピーにする」なんて。

市川:ええ。発信者としてのメーカーはもちろん、媒体、店、読者、
   ユーザーみんなが嬉しくなるような物語を作りたいんです

佐藤:うわあ……売多真子みたいじゃないですか! すごーい!

市川:ですから私は佐藤さんの弟子なんですってば

佐藤:それはおいといて(笑)、そこまで考えるのがPR会社の役割
   ってことですね。

市川:それこそが、私はPRじゃないかと思うんですよ。ハッピーな
   ニュースで、クライアントとお客様との絆作りをお手伝い。

佐藤:それ、いいキャッチじゃないですか。「想いを伝える」ことが
   PRの本質だと……売多勝さんみたいですね。

市川:結局、新聞とか雑誌にちょこっと載って売れる時代じゃないん
   ですよ。

佐藤:だからこそ、お客様との絆作り、ですね。

市川:そういうPRを今後とも頑張って行きたいと思います!

佐藤:今回は色々ためになるお話をありがとうございました!

市川:こちらこそ、このような形でまとめていただき、記録に残せて
   嬉しいです。

佐藤:ぜひこれからも頑張ってくださいね!


5号に渡って連載した、市川純子社長との対談は、これにて終了とな
ります!

市川さんの会社、J&Tプランニングは、随時人材を募集中とのこと
です。会社の詳細は、こちらからどうぞ↓

http://www.jtplanning.biz/


新年の第1号にふさわしい、素晴らしい「想い」でしたね。

J&Tの想いは、

ハッピーなニュースで、クライアントとお客様との絆作りをお手伝い

でしたね。


あなたの会社の、そしてあなたの想いは何ですか?

「想い」は、伝わってこその「想い」です。積極的に外部に発信して
いきましょうね。


では本年も頑張っていきましょう!

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◆今日のまとめ
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●「隠れ資産」を表に出し、きちんとストーリーとして発信して、愛
 される会社になろう!


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ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。


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▼今日の日記▲

今日は、自宅で仕事しながら、箱根駅伝観戦。早稲田には、高校も含
めて7年間もいたので、それなりに愛着があります。高校時代から校
歌が「都の西北」でしたからね……(というと高校がほぼ限定されて
しまいますが)。

で、ドキドキハラハラの展開で……18年ぶりの優勝!! 18年前
というと私は既に大学は卒業しているわけですが、まだ覚えています
ね……OB・OGの方、喜びを分かち合いましょう! 他校ご出身・
ファンの方、来年もお互いに頑張りましょう!


で、試合後のインタビューで渡辺監督が「箱根は飛車角抜きだった」
ということをおっしゃっていました。主力メンバー2人をケガで欠い
ての優勝だったわけですね。

勝負事では、「理想的なコンディション」をもちろん目指すわけです
が、理想的な状態で戦えることはそんなにないわけで、その理想的な
状態の中でどう戦うか、ということの方が多いように思います。理想
的で無い状態で勝つには、その「理想的で無い状態」を強くするしか
無いわけですよね。

企業活動にしても、私たちがアタマを働かせるときもそうで、飛車角
落ちのときにどう戦うか、それも常日頃から考えないといけない……
日本経済だってこれから良くなることなんか無いわけですし……そん
なことを考えながら母校の優勝に浸っていました。

今年もよろしくお願い申し上げます!

●今日のiPod Tune:冬のポップソング特集!

新年を迎え、冬本番! 冬のポップソング特集!

新年というと新しい1年の始まり!

というわけで、今日は……


NEW SEASON by 森高千里


森高千里さんのデビュー曲です。1987年の曲です。大ヒット曲と
は言い難く、リアルタイムではあまり知りません。当時まだ無名と言
って良い存在でした。しかし、すごくキャッチーな曲で、ラジオや有
線で耳にする度に「誰の曲?」と思い続けていたんです。

で、秋葉原の電気街でこの曲のライブがTVで流れていて、初めて曲
と歌手が一致したときは嬉しかった記憶があります。

歌詞は別れた人との思い出を振り切り、「NEW SEASON」を
迎えよう、というもの。

今年のNEW SEASONはどうなるでしょうか? 今年も楽しい
1年にしていきましょう!

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─────< マーケティング戦略のベストセラー >──────

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 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
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●「ドリルを売るには穴を売れ」 佐藤義典著 青春出版社
 マーケティング入門:読みやすい小説
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●「売れる会社のすごい仕組み」 佐藤義典著
 青春出版社
 売れる戦略構築から実行プロセスまでを物語で体感!
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◆次号予告:売多真子、初詣へ!
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●次回は、新春特別号として、売多真子・勝編です。売多真子が勝を
 (強引に)誘って初詣に出かけました。果たしてどんな会話が繰り
 広げられるのか……お楽しみに!


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