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2010年12月23日木曜日

売れたま!対談編Vol.057 2010/12/23 J&Tプランニング 市川純子さん 2

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 ■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■ 
 〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.057 2010/12/23
購読者:23,645 (まぐまぐ:16,227 メルマ!:843 めろんぱん:6,575)

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 ■■■■__J&Tプランニング 市川純子さん 2__■■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●PRと店頭を連動させると「売れるPR」になる! それはマイン
 ドフローで考えよう!


┃売れたま!は、実戦マーケティング戦略の副教材です。売れたま!
┃単独でもお役に立てますし、本と併用されれば効果倍増!

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◆◆◆◆ 戦略BASiCS 少人数集中セミナー! ◆◆◆◆◆◆

●第2回 戦略BASiCS集中セミナー 開催決定!


前回大好評をいただいた、戦略BASiCS集中セミナー、第2回の
開催が決まりました!

○日程:2011年2月11日(金)〜12日(土) 
○場所:東京・青山(最寄り駅は東京メトロ銀座線外苑前駅)


2月の建国記念日の3連休の最初の2日間を使って、戦略を徹底的に
考えてみませんか?

●セミナー詳細

2月11日(金)13〜19時 + 懇親会*
2月12日(土) 9:30〜16:30 

場所:東京・青山

価格:9万5千円(税込) (懇親会は別途実費)

1日のセミナーでも5万円弱くらいになります。さらに今回は少人数
ですので、1日6時間×2日間みっちりやって、かなりオトクかと思
います。


セミナーの詳細は↓

http://sandt.co.jp/seminar.htm

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●戦略「だけ」を考える2日間をつくろう!

戦略のポイントは、「絞り」です。戦略を考えるポイントも同じなん
です。2日間、アタマを戦略「だけ」に、「漬かる」状態にして、戦
略を極めよう!

売多真子に、そして日向実直になってみませんか?

3連休ですから、次の日はゆっくり休めて安心です。

●徹底的にアタマ、口、手を動かしていただきます!

2日間、アタマをぎちぎちにお使いいただきます!

アタマはいい悪いではなく、使い方のうまいヘタなんです。アタマを
使うにはコツが2つあります。それは……

「アタマに適切な質問を投げかけること」

です。間違った質問を投げかけると間違った答えが返ってきます。

「適切な質問」が私から、これでもか、これでもか、と投げかけられ
あなたのアタマがグルグル回転します。


もう1つのコツは……

「口と手を動かすこと」

です。アタマの中にあるモノと、言葉として実体化された思考では、
エネルギー量が全く違います。

そのためには、ディスカッションし、書き出すことです。

意識の高い方が集まります。前回お集まりいただいた方々も、それな
りの規模の会社の経営トップ層さん、コンサルタントさん、税理士さ
んなど「すごいな」と言うメンバーが集まりました。

あ、だからと言って「気負う」必要はありませんよ。

「とにかくBASiCSを知りたい、使いたい」

という方であればぜひ!

●人数は 1 6 人 限 定!

この集中セミナーの最大の売りは、「人数制限」です。公開セミナー
はどうしてもある程度規模が大きくなってしまいますが、集中セミナ
ーは密着感を高めてやりたいんです。

前回も16人で打ち切らせていただき、それ以降にお申し込みいただ
いた方は、ご遠慮いただきました(申し訳ございませんでした)。

この人数が、私が個々の方にある程度のアドバイスができる適正規模
ですので、今回も16人限定とさせていただきます。


●お申し込み方法

この売れたま!にそのままご返信いただければ、私にメールが届きま
す。

メールの件名を「戦略BASiCS集中セミナー申し込み」としてい
ただき、

・会社名
・役職・所属
・お名前

は必須で、あとはできれば、

・セミナーへのリクエスト
・売れたま!への一言

をメールしてください。この売れたま!にそのままご返信いただけれ
ば私に届きます。

追って詳細をお知らせします。3日以上たってもメールが来ない場合
は、お手数ですが再度メールいただけますでしょうか?

ではお申し込みお待ちしております!

セミナーの詳細は↓

http://sandt.co.jp/seminar.htm

をどうぞ!

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◆対談編:J&Tプランニング 代表取締役 市川純子さん その2
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●化粧品PRのエキスパート、市川 純子さん

シルク・ドゥ・ソレイユシリーズもついに終わり、年末は、特別号と
いう意味も含めて、対談編です。

対談のお相手は……化粧品PRのエキスパート、市川純子さんです。

市川さんとは、2006年4〜5月に対談編でご登場いただいて以来
久しぶりの対談です。

市川さんは化粧品のPRを10年以上やっている、その道のプロ。広
告代理店、大手PR会社などを経て、現在はPRコンサルティング会
社J&Tプランニングの代表取締役として、ご活躍されています。

定期的にコンタクトはあったのですが、たまにはお会いしましょうと
言うことで、いつものスタバでの対談となりました。


今回はその2回目です。

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◆前回のまとめ
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○PRは、計画的に仕込む

○「インフルエンザで手荒れ」などの日常感・季節感・意外感がある
 とニュースバリューがあり、はメディアに取り上げてもらいやすい

○データなどの裏付けを取ると、記者さんも取り上げやすい


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◆「売れるPR」は店頭と連動させよ!
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佐藤:前回の対談は5年近く前ですが、そのときとの変化はあります
   か?

市川:数年前までは、化粧品のPRは女性誌に取り上げてもらえれば
   売れる、という感じでしたが、最近は変わりましたね。

佐藤:どう変わったんですか?

市川:売り場まで考えて、生活に根ざした提案をするっていう、もっ
   と突っ込んだPRじゃないと売れないんですよ。

佐藤:っていうか、むしろ女性誌に載って売れる時代がラッキーだっ
   たような気もしますが……

市川:いや、それを言われると……(笑) 化粧品でもきちんと考え
   ないといけない、ということですね。

佐藤:で、PRと店頭が連動すべき、ってことですね。

市川:店頭と連動しないPRは売れませんよ。お客様が買うのは、お
   店ですからね。

佐藤:新聞やTVで取り上げられただけじゃ売れない、ってことです
   よね。

市川:そうなんですよ。最近ようやくその手法が体系的になってきた
   んですよ。

佐藤:前回の「新型インフルエンザで手荒れ」っていうときには、店
   頭との連動はどうされたんですか?

市川:店頭用に「手洗い、うがい、ハンドクリーム」っていうPOP
   を作りました。

佐藤:なるほど! そういう売り場を作る、っていうことですね!

市川:そうなんです。PRと店頭をPOPで連動させるんです。

佐藤:消毒用ハンドソープ、うがい薬、それにハンドクリーム、って
   いう売り場の提案ですね。

市川:お店側も、マスクの大量陳列以外に変化が欲しかったところだ
   ったので、ちょうどぴったりはまったんです。

佐藤:すると、ハンドクリームも当然新しい売り場が取れる、と……
   よく考えていらっしゃいますね……

市川:やっていることを見るとリリース流してPOP作る、というこ
   とになりますが、その中身はすごく考えてるんです。

佐藤:そうですね、やることはPOP1枚でも、その背景には戦略性
   があるわけですね……

市川:そういう、PRと店頭の連動、というのが近年さらに重要にな
   ってきたと思います。

佐藤:その意味では、店の方との共通認識というか、ご協力いただく
   というか、店との連携も重要ですよね。

市川:はい、やっぱり売り場を作るのはお店の方ですかた、お店の方
   の役割も大変重要なんですよ。

佐藤:そのあたりが、PRの変化ということですね

市川:というか、そうしないと売れなくなってきた、ということだと
   思います。

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◆売れるPRの3つのポイント
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佐藤:では、その店頭と連動するPRのコツを教えてください

市川:当たり前のことではありますが、売りやすい提案をするという
   ことですね。

佐藤:その「売りやすい提案」とは?

市川:売り場を作りやすい提案、で、具体的には、

1)日常の生活課題
2)季節・タイミング
3)商品の選び方・使い方

   をセットで提案するんですよ。

佐藤:なるほど、それが「売れるPRの3つのポイント」とも言うべ
   きものですね。

市川:そう言っていいかと思います。

佐藤:最初の2つはニュースバリューを高める、日常感、季節感、と
   一貫性がありますね。

市川:そうなんですよ。そうるとPRがニュース媒体に取り上げても
   らいやすくなると同時に……

佐藤:売り場に落ち込んできますよね。商品の選び方、使い方、とい
   うところで売り場に落とし込める。

市川:そのとおりです

佐藤:で、「選び方」というのがいいですよね。複数商品を店頭展開
   して、売り場自体を広げる提案にする。

市川:ええ、バイヤーさんは、どこかのメーカーの商品を売りたいわ
   けではなく、トータルの売上を上げたいわけです。

佐藤:商品を入れ替えるだけでは、新しく商品が入ったメーカーさん
   は嬉しいかもしれませんが、店の売上は上がらないですから

市川:そうなんです。「他のを落としてうちの商品」ではバイヤーさ
   んのメリットがありません。

佐藤:確かに。

市川:そうではなく、売り場を活性化する提案ならバイヤーさんも乗
   りやすいですよね。

佐藤:それが、先ほどの生活課題、季節、選び方・使い方、と……

市川:そうなんです。

佐藤:選び方提案なら、「こういうときにはA商品、ああいうときに
   はB商品」と、複数商品を並べた、意味のある陳列ができる…

市川:他を落としてうちを入れる売り方ではなく、お客様に「使い分
   け」をする提案ができますよね。

佐藤:すると、ゼロサムではなく、売り場全体の売上が上がる……

市川:それが、「売れるPR」ですよね。

佐藤:売れたま!的に言うと、MtoBtoCでもありますね。

市川:??

佐藤:メディア→店→エンドユーザー、という流れを考えて、最後ま
   でスムーズに通していく情報を考えるわけですよね?

市川:あ、MtoBtoCのMはメディアのM! そうかあ、そう整
   理すればいいんですね……


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

         Media to  B   to  C

メーカー& → ニュース媒体  →  店頭  →  消費者
PR会社   

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


佐藤:「流れ」で考えると、論理的に整理しやすくなるんです

市川:私、これ四苦八苦しながら考えてきたのに、そう一言で言われ
   ると悔しいんですが(笑)

佐藤:ですから、私だって四苦八苦してこういう考え方を身につけて
   来たんですってば(笑)。

市川:ふふふ、お互いそうですよね。それが独自資源になっている、
   と。で、「流れ」というと……

佐藤:そうです、お得意のマインドフローになるんですが、その前に
   MtoBtoCで整理してみましょう。

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◆MtoBtoC:3者のWinを作ろう
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佐藤:では、MtoBtoCの流れでそれぞれのニーズを整理してみ
   ましょう。メディア→店→消費者、ですね。

市川:まず、メディアのニーズは「読者の役に立つ情報を載せたい」
   ですね。

佐藤:そこはわかりますが、医薬品とか化粧品の場合は、具体的には
   どういうことですか?

市川:例えばスキンケア商品なんかの場合には、「お医者さんに行く
   前のホームケア」なんですよね。

佐藤:なるほど。「生活課題の解決」を具体化すると、「おうちでで
   きるケア」みたいなことですね。

市川:そうなんですよ。それが読者さんのお役に立つ情報なわけで、
   だからこそ身近な「生活課題」じゃないとダメなんです。

佐藤:売れるPRの3つのポイントは、

1)日常の生活課題
2)季節・タイミング
3)商品の選び方・使い方

   でしたよね。1)がそれですね。

市川:そうです。で、当然ニュースにおいては、2)の季節・タイミ
   ングも重要ですよね。

佐藤:メディアでは「季節にあった生活課題」なら取り上げやすいで
   すよね。特定の商品のPRではなくて、生活課題の解決。

市川:そうです。それが例えば、「新型インフルエンザで肌荒れ」と
   いう生活課題ですね。これが、読者にとって役立つ情報になる

佐藤:それが、「生活課題」と「季節・タイミング」ですね。必ずし
   も「季節」だけではないのは、O−157みたいな話題性?

市川:そうですね。そのときどきで話題になっているものは、読者の
   感心も高いので取り上げられやすいですよね。

佐藤:私の言葉で言うと「Timeliness」ですね。季節など
   含めて、関心度が高いトピック、ですよね。

市川:そうですそうです。

佐藤:それが、MtoBtoCの、M(媒体)とC(消費者)のニー
   ズですね。季節にあった生活課題の解決、と。

市川:それが、「インフルエンザの手洗いで肌荒れ」みたいな切り口
   ですね。ホームケア。

佐藤:では次、MtoBtoCの、M(メディア)の次は中間のB、
   店頭ですが、店のニーズは「売上を上げたい」ですよね。

市川:MtoBtoCの真ん中のB、お店のニーズに落とし込むのが
   「商品の選び方・使い方」ですね。

佐藤:さっきの、「うちの商品」ではなくて、その店の商品の「カテ
   ゴリー」の売上を上げる、わけですね。

市川:そうなんです。店頭の活性化、ですね。その意味では、やはり
   お店からの積極的な情報発信も重要ですね。

佐藤:そうですね、メーカーのからの情報に加えて店からの情報があ
   ると、信頼性が増しますしね。

市川:そうなんですよ。お店と一体になったPRですね。その連動性
   も重要です。売上を作る現場がお店ですからね。

佐藤:店からの自主的な情報発信は比較的自由度が高いですよね。

市川:それもありますね。

佐藤:活性化、という意味では、「季節にあった」というのも活性化
   ですね。店頭に変化が出ますし、売り場の提案力もある。

市川:すると、さっきの「3つのポイント」になるんですよ。

佐藤:なるほど……よく考えてありますね……

市川:考えたっていうか、お客様と相談しながら色々やってみて、こ
   こまで「たどり着いた」って感じですけど。

佐藤:インフルエンザで手荒れ、っていうニュースを出して、店頭で
   は「手洗い、うがい、ハンドクリーム」っていうPOPが……

市川:で、店頭に「商品の選び方・使い方」などの提案があれば、お
   客様も買いたくなりますよね。

佐藤:素晴らしい! M→Bという「流れ」ができるわけですね。

市川:そうです。それが「売れるPR」なんですよ。

佐藤:M→Bでの落とし込みが「商品の選び方・使い方」になるんで
   すね。店頭に新聞記事のコピーでもあればさらにいいですね。

市川:そうなんです。すると、ニュース→店頭がつながる、すなわち
   店頭と連動するPRができるわけです。

佐藤:MtoBtoCの全てのプレーヤーにWinがありますよね。

市川:どういうことですか?

佐藤:M(媒体)は、生活課題の解決という、読者に役立つ情報提供
   ができて、C(消費者)はそれを読んで嬉しい、と。

市川:あ、なるほど、そういう意味ですか。で、B(店)は、売上が
   上げられて嬉しいですよね。

佐藤:まとめるとこうなりますね


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         Media to  B   to  C

メーカー& → ニュース媒体  →  店頭  →  消費者
PR会社   


売れるPR  読者に役立つ情報 生活課題の提案 生活課題の解決
       生活課題の解決  で店頭活性化

Win!    Win!    Win!    Win!

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市川:これ、わかりやすい! さすがですね〜。そうです、みんな嬉
   しいから、効果的なPRになるんですよねぇ……

佐藤:この中核が「生活課題の解決」についてのニュースバリューで
   すよね。「始まりはいつもPR」by ASKAって感じ

市川:でたぁ、オヤジ……ともかく(笑)、その意味では、ビタミン
   E○○gじゃなくて、どういいか、っていう価値提案が大事

佐藤:ドリルを売るには穴を売れ、ですよね。ベネフィット。

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◆PRもマインドフローで考えよう
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佐藤:この「流れ」を作れるのが、マインドフロー*ですね。


*マインドフロー:お客様が自社のファンになるまでの7つの関門

 認知
 興味
 行動
 比較
 購買
 利用
 愛情

マインドフローの詳細は、図解 実戦マーケティング戦略をどうぞ

http://tinyurl.com/a6ul5


市川:と言うと? もちろんマインドフローは存じてますが……

佐藤:市川さん流の「売り場を作りやすいPR」は、

1)日常の生活課題
2)季節・タイミング
3)商品の選び方・使い方

  でしたよね?

市川:ええ、そうです。

佐藤:まず、認知、興味、行動まではニュース媒体で作りますよね?
   それが、最初の2つ、1)と2)で媒体に取り上げてもらう。

市川:あ、はい、そのためのマス媒体ですから。広く認知してほしい
   わけです。

佐藤:そして、比較、購買は店頭で、っていう役割分担ですね。3)
   の「商品の選び方」ってそこですよね?

市川:あ、そうか! 「比較」してもらうんだ! 確かにそうなりま
   す!

佐藤:この「売り場を作りやすいPR」の3つのコツ、ってマインド
   フローで見ても理に適ってるんですよ。

市川:なるほど……

佐藤:要は媒体間の役割分担です。メディア→店という「フロー」を
   作る、メッセージと媒体の役割分担です。

市川:そうスパッと切られちゃうと、何かもう……(笑)

佐藤:いえ、言うのは簡単ですが、やるのは大変ですよね。

市川:そうなんですよ。

佐藤:で、「購買」関門を越える提案がPOPですよね。「利用」関
   門を越えるのが3)商品の「使い方」です。

市川:おお! マインドフローを全部越えてるじゃないですか! 

佐藤:そうなんですよ。すごいですよ。

市川:いやあ、さすがです。私のやってきたことが理論的にも裏付け
   られて、何か嬉しいです。

佐藤:媒体と店頭の連動、なんていう場合には、マインドフローで考
   えると、媒体間の役割分担がしやすいんです。

市川:そうかあ……そういう切り口で考えると整理しやすいし、社員
   にも説明しやすいですね……ありがとうございました。

佐藤:いえいえ、こちらこそ、マインドフローの具体的展開例として
   の「PR」というネタが増えて、嬉しいです


市川さんの会社、J&Tプランニングは、随時人材を募集中とのこと
です。会社の詳細は、こちらからどうぞ↓

http://www.jtplanning.biz/

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◆今日のまとめ
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●PRはMtoBtoCとマインドフローの組み合わせで考えよう!
 カギは各関門を越えるための媒体とメッセージの役割分担。


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◆売れたま!を解除するには
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売れたま!は、以下の3つの配信会社さんから配信されています。

こちらには読者様のアドレスはわかりません。配信会社さんをご確認
の上、以下から解除をご自身にてお手続き下さい


○まぐまぐ
http://www.mag2.com/m/0000111700.html

○melma!
http://www.melma.com/backnumber_92209/

○めろんぱん
http://www.melonpan.net/melonpa/mag-detail.php?mag_id=010361


ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。


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▼今日の日記▲

今日、年賀状を郵便局に投函してきました。ちょっと量があるので、
郵便局の中で渡そう、と思って入ろうとしたら……あれ、郵便局がや
ってないぞ? 何で? 今日臨時休業なのかな……まあいいや、分け
てポストに投函すれば……

しかし、心なしか人が少ない気がする……何で……?

と思ったら、今日は休日! 完全に忘れてました。道理でメールが少
ないなと思ってたんですよね……


ところで、昨日有料メルマガの第1号を発行しました。偉く長くなっ
たので、これで限界と配信会社に言われました。HTMLメールをプ
リントアウトしてみたら、20ページ越えていたので確かに長いです
ね(笑)。お読みいただいた方、ぜひご感想・ご意見をいただければ
嬉しいです!

あと、誌上コンサルと、BASiCSについての質問もお待ちしてい
ます。この売れたま!にご返信いただければ私に直接メールが届きま
す。

●今日のiPod Tune:アイドルたちのクリスマスソング!

12月! 世の中はまさにクリスマス! 

「アイドルたちのクリスマスソング」特集!

今日が最後! 最後の締めは……


愛の賛歌 by 本田美奈子.


彼女のベストアルバム、「LIFE - Minako Honda. Premium Best-」か
らの1曲。

この曲を紹介したくてこのシリーズを始めたと言っても過言ではあり
ません。マジで鳥肌立ちますよ、この曲。

正確には「元」アイドルと呼ぶべきでしょうし、それに「これはクリ
スマスソングではない!」というツッコミもあるでしょうが、とにか
くすごい曲です。アイドル時代よりすさまじくパワーアップしていま
す。相当トレーニングされたそうです。この曲は、越路吹雪さんの歌
が有名ですがその後継者は彼女かもしれませんね。

アイドルとしてデビューした頃からその歌のうまさは折り紙つきでし
たが、まさに日本を代表するどころか世界に通用する歌い手になりま
したね。

ご存命なうちにライブに行っておけば良かったと、結構後悔していま
す……でもでも、彼女が旅立ったのは、ひょっとしてこの世での修練
を完遂したからかも……そんなことを感じさせてくれる曲です。

聖夜に、愛する人に捧げるピュアな歌声。ぜひ聴いてみてください♪

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●最新刊 「売れる数字 〜組織を動かすマーケティング〜」 
 佐藤義典著 朝日新聞出版

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─────────< 経営戦略の最高峰 >──────────

●「経営戦略立案シナリオ」 佐藤義典 著 かんき出版
経営戦略のガイドブック:経営者は必読!
http://www.sandt.co.jp/scenario.htm

─────< マーケティング戦略のベストセラー >──────

●「図解 実戦マーケティング戦略」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略入門:戦略はここから
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/jissen.htm

●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/check.htm

●「ことわざで鍛えるマーケティング脳」 佐藤義典著 毎コミ新書
 ことわざだからわかりやすい、伝えやすい、マーケティング戦略
http://www.sandt.co.jp/kotowaza.htm

────────< マーケティングの思考法 >────────

●「実戦マーケティング思考」 佐藤義典著
 日本能率協会マネジメントセンター
 右脳と左脳をフル活用、売れる思考・発想ができるようになる!
http://www.sandt.co.jp/shiko.htm

──────< 物語でわかるマーケティング >────────

●「白いネコは何をくれた?」 佐藤義典著 フォレスト出版
 物語形式でわかりやすいマーケティング戦略と人生戦略
http://www.sandt.co.jp/shiroineko.htm

●「ドリルを売るには穴を売れ」 佐藤義典著 青春出版社
 マーケティング入門:読みやすい小説
http://www.sandt.co.jp/drill.htm

●「売れる会社のすごい仕組み」 佐藤義典著
 青春出版社
 売れる戦略構築から実行プロセスまでを物語で体感!
http://www.sandt.co.jp/shikumi.htm


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◆次号予告:年末特別号 市川さんとの対談・その3
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●次号は、いよいよ戦略BASiCSと絡んで来ます。「戦略的」な
 PRとは? 果たしてBASiCSでPRは「斬れる」のか!?
 その答えはもちろん……


▼飲み会に、数部印刷して行こう。グチ大会より、前向きの話を!

▼彼氏・彼女との、知的な話題づくりに!

▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!

▼お客様訪問の際のおみやげに、プリントアウトして渡そう!


売れたま!があなたのお仕事に少しでも役立ちますように……

〓〓次号の売れたま!でお会いできるのを楽しみにしています!〓〓
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