|  |  ラム酒でフランベされ、ロマンティックな青い炎を放つチョコバナナクレープ。 『おフランスの田舎名物でトレビア〜ン!』 粋な和の街と思いきや、フランス人滞在率の高い神楽坂。路地に現れたオープンテラスのオシャレな店は、週末にもなれば婦女子が列をなす。店名にもなっている、フランス北西部の農村地、ブルターニュ地方の郷土料理"ガレット"を食すためだ。ガレットとはソバ粉で作られたクレープのこと。ガレットがチーズ、生ハム、野菜などをはさんだ主食系なのに対し、クレープは甘い中身のデザート系。これらをつまみに、やはり土地の名産であるリンゴの発泡酒、シードルを飲みながら、わいわい盛り上げるのだそう。つまり大衆料理なのだが、いかんせん"おフランス"という冠つきのためか、同じくリンゴとソバ粉の名産地、長野でおやきを食べる感覚ではなく、皆さん、薄〜い生地をナイフとフォークで上品に一切れづつカッティング。小鳥のように口に運んでいる。こんなんじゃ味わからないよ〜。折り曲げて手で食べたいよ〜。3枚くらいペロッと。でも1枚、千円くらいだから勇気いる。美味しいのにな〜。この短い昼下がりの滞在で、フランス南西部の空気まで満喫できたと思うには、イマジネーション不足&食い気大過ぎの私でした。 【Sの満足度評価】
 |  ★ライターS 年齢不詳。スポーツ新聞、週刊誌等で活躍している元OLのフリーライター。某誌の食べ物エッセイ連載では高級フレンチから、虫までオールマイティに完食! | |
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