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2010年6月8日火曜日

売れたま!戦略編Vol.143 2010/06/07 宇都出さんとの対談:BASiCSの思考訓練 3

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 ■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■ 
 〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━戦略編Vol.143 2010/06/07
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 ■■_宇都出さんとの対談:BASiCSの思考訓練 3_■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●「使えない多数」より「使いこなせる少数」があった方がいい。フ
 レームワークも良質なものを選んで、徹底的に使いこなそう!

┃売れたま!は、実戦マーケティング戦略の副教材です。売れたま!
┃単独でもお役に立てますし、本と併用されれば効果倍増!

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◆対談のお相手:コーチのコーチ、マサさんこと、宇都出雅巳さん
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コーチング界では、「コーチのコーチ」、つまりは「先生の先生」と
してその名を知られ、ベストセラー「速読勉強術」の著者でもいらっ
しゃる、マサさんこと、宇都出雅巳(うつで・まさみ)さんとの対談
です。


宇都出さんのプロフィールなどはこちら↓
http://www.utsude.com/


*「速読勉強術」 すばる舎 宇都出雅巳 著 1470円
http://tinyurl.com/35skc3h

●ここまでの復習:範囲を絞って高速大量回転


勉強のポイントは、「高速大量回転」

○新しいことには手を広げず、覚える範囲を限定し、良質な問題や過
 去問を何回も「回転」させる

○経験曲線により、1回目より2回目、2回目より3回目の学習がど
 んどん「高速」になり、その結果「大量」に「回転する」

○経営でも、「経験範囲」を絞って、累積回転量を増やし、経験値を
 高速で上げていく。それによって独自資源の経験蓄積が高速化する

○高速大量回転により、量が質に転化し、「認識」「見え方」が変わ
 る。イメージは、アタマに常駐ソフトをインストールする。

○意識付けを強化するためには、物理的な存在としての「本」を身近
 におくことが有効

では、対談の続きです!

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◆範囲を絞って、本当に使える知識を養う
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佐藤:ここまで、「学ぶ範囲を絞って何回も繰り返す」とい「う高速
   大量回転」勉強法について教えていただきました。

マサ:参考書でも問題集でも、手を広げて何冊もやるのではなく、良
   い少数を徹底的に何回も「高速大量回転」したほうがいいです

佐藤:それが、戦略論でいうところの「絞りの重要性」。パレートの
   法則でいう、「重要な20%」に絞るわけですね。

マサ:手を広げすぎると、1つ1つの理解が浅くなりますね。

佐藤:ムダなものを多く覚えるよりは、使えるもの、大事なことをき
   っちりと使えるようにしたほうがいいですよね。

マサ:使いこなせない英単語を1万語知っていても無意味で、それよ
   り、使いこなせる単語300あったほうがいい。

佐藤:ある英語の使い手の方が「giveとgetだけで英語は話せ
   る」みたいな本を出されてて、極論ですがある意味正しい……

マサ:絞って高速大量回転する意味はそこにもあって、使いこなせる
   ものがだけが使える知識だ、ということです。

佐藤:確かに、変化球をたくさん投げられても、全部中途半端なんだ
   ったらダメですね。打たれない変化球1つあったほうがいい…

マサ:そうなんですよね。そしてその1つの変化球に磨きをかける、
   と。

佐藤:野茂投手や佐々木投手のフォーク、藤川投手の速球、岸投手の
   カーブなど、得意技が無いとダメですよね。

マサ:試験の本番で思い出せない知識は、無意味ですからね。

佐藤:マーケティングでいう「純粋想起」と「助成想起」ですね。

マサ:何ですか、それ?

佐藤:「知名度」にも2つあって、「助成想起」は、「クロレッツっ
   て知ってますか?」と言われて「ああ、それ知ってる」で……

マサ:「純粋想起」は?

佐藤:「ガムで知っている銘柄をあげてください」と聞かれて、「ク
   ロレッツでしょ、グリーンガムでしょ……」と出てくるモノ。

マサ:英語を話すときは、それでいう「純粋想起」じゃないと単語が
   でてこないですね。

佐藤:そうですよね? 英単語の「助成想起」で意味がわかっても、
   自分が話すときには使えませんよね。

マサ:だから、純粋想起できる英単語を増やそう、と。

佐藤:英語でも経営でも、「知っている」範囲を増やすと同時に、
   「使える」範囲を広げることが大事だと思います。

マサ:経営の場合はどういった感じになります?

佐藤:会社の「組織」として、何でも中途半端にできるのではなく、
   得意技がきっちりできるようにする、ということですね。

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◆「使う」からこそ「できる」ようになる
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佐藤:マサさん、「英語は早く何度も」繰り返せ!」で、英語でも、
   「高速大量回転」を主張されてますよね。


*英語は「速く何度も」繰り返せ! 宇都出 雅巳著
http://tinyurl.com/2b2lwh3


マサ:はい。英語の勉強でも高速大量回転は必要です。

佐藤:共感したのは「とにかく英語を使ってみよう。そうすれば、そ
   の結果として英語ができるようになる」という部分です。

マサ:使うからこそ、何をどう勉強すべきかが明確になり、勉強して
   できるようになるから、もっと使えるようになるんです。

佐藤:「使う」と「できる」の高速大量回転ですね。非常に面白い考
   え方だと思います。まさに Practice Makes Perfect!

マサ:こういうと、「使えないから勉強しているんだ」と言われそう
   ですが……

佐藤:どうなんですか?

マサ:だから、使う範囲を絞るんですよ! 範囲を絞って繰り返せば
   できることがありますよね。

佐藤:あ、私も、分詞構文なら分詞構文って範囲を絞って徹底的に使
   う練習をした時期があります。

マサ:それで分詞構文が使えるようになりますよね?

佐藤:ええ。意味がそれほどなくとも"Given that---"とか言ってい
   るうちに、それが自分の「使える範囲」に入ってきます。

マサ:そうなんですよ。範囲を絞って「使ってみる」んですよ。する
   と「できる」ようになるんです。

佐藤:高速大量回転勉強法って、すごく一貫性がありますね。とりあ
   えず使って見よう、というのはBASiCSでも同じです。

マサ:BASiCSもまずは使ってみよう、と。

佐藤:英語と同じで、すぐできるようにはなりません。そこでまた、
   「白ネコ」なり「ドリル」を読んでみて……

マサ:ボロや勝さんがが言っているのはこういうことか、と、理解が
   深まる……

佐藤:そうなんです。英語もそうですよね。

マサ:ええ。英語も、「できるようになってから使おう」と思ってい
   る限り、使えるようにはならないですね。

佐藤:BASiCSも、そうやって使っているうちに、アタマの中に
   BASiCSソフトがインストールされます。

マサ:そのうちに意識しなくても使えるようになりますよね。

佐藤:ええ、守、破、離、ですね。

マサ:ということは、そのうちにBASiCSがいらなくなる、とい
   うことですか?

佐藤:いえ、私は今でもB,A,S,C,S,全て書き出します。論
   理的なチェックのためには、書いた方がチェックしやすいです

マサ:書き出すと、アタマが整理されますよね。

佐藤:そうですね。ただ、整理する際には、いいフレームワークを使
   う必要があります。

マサ:その、いいフレームワークの条件って何ですか?

佐藤:いいフレーワークの条件は3つあります。

マサ:じゃあ1つ1つお願いします。今度は私が聞く側に回りますね

佐藤:マサさんはコーチでいらっしゃいますから、聴き方の専門家で
   すもんね。

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◆1)いいフレームワークは、シンプルで本質的
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佐藤:まず、いいフレームワークは、シンプルです。単純に物事を捉
   えているんですね。

マサ:カンタン、ということですか?

佐藤:いえ、違います。単純とカンタンは、全く違う概念です。シン
   プルなものは本質的なので、かえって難しいかもしれません。

マサ:あ、なるほど、物事の本質は常に単純、と。

佐藤:ええ。マーケティングの本質は「お客様の立場に立つこと」で
   すが、こんな単純なことがどれだけ難しいか……

マサ:これができれば苦労しないですね。

佐藤:ええ、BASiCSはシンプルですが、ものすごく奥が深いで
   す。「顧客」だけで1冊の本になりますよね。

マサ:あ、そうですね。

佐藤:ただ、単純であることは大事です。経営戦略なんかは難しいか
   らこそ、シンプルに考えないと整理できません。

マサ:前号でおっしゃっていた、たくさんのフレームワークを高速大
   量回転させるのは難しい、という、アレですね。

佐藤:そうなんですよ。経営戦略というそもそも大変なものを、10
   個のフレームワークで考えようなんて、もう目茶苦茶(笑)

マサ:社長さんだって忙しいですからね。資金繰りも考えないといけ
   ませんし……

佐藤:私、コンサルの方が多くのフレームワークを本で書くのは、難
   しくして自分にお願いしてもらうためなんじゃないかと(笑)

マサ:佐藤さんもコンサル会社の経営者じゃないですか(笑)

佐藤:ええ、難しくしたほうが商売上はいいんでしょうけどね(笑)
   でも、経営戦略を社長さんの手に取り戻して欲しいんですよ。

マサ:社長さんが自分で経営戦略を考えよう、と。

佐藤:実戦では「精密で使えない」よりは「粗っぽくても使える」方
   が使えますよね。BASiCSもそれなんですよ。

マサ:「粗っぽくても使える」ということですか?

佐藤:そうです。BASiCSで全戦略要素をカバーできているとい
   う証明はできません。というかどんな戦略論でも不可能です。

マサ:でもBASiCSであらかたカバーできているんですよね? 
   だから「粗っぽくても使える」と言うことですよね?

佐藤:ええ。多分8割はカバーできていると思います。重要な8割が
   BASiCSの5要素でカバーされていると思ってます。

マサ:5つだけなら覚えられるから、使えるわけですね。

佐藤:そうなんですよ。本当に使えるフレームワーク1つに絞って、
   それを高速大量回転させたほうが考えが深まるんです。

マサ:1つのフレームワークを何回も考える、と。

佐藤:そうなんです。シンプルで本質的なフレームワークを、何百回
   と考えたほうがいいんですよ。

マサ:まさに「高速大量回転」!

佐藤:そうです。その意味で、マサさんの「高速大量回転」と、
   BASiCSの思考法ってすごく相性がいいんですよね。

マサ:フレームワークを使うと、回す回数が減る!

佐藤:そうなんですよ。これ、重要です。BASiCSは、経験的に
  は、30回くらい「回転」させると「均衡点」に落ち着きます。

マサ:30回書いたり消したりする、ってことですか?

佐藤:そうです。30回書き加えていけばいいと思います。すると、
   「あ、これじゃないかな」と思えるものができてきます。

マサ:できなかったら?

佐藤:もっと回転させます(笑) いや、ホントに。それが「戦略を
   練る」ということです。

マサ:徹底的に考えるわけですね。

佐藤:ええ。そこまで徹底的に考えられれば、「これでいこう」と、
   ハラが括れますよね。

マサ:あ、白ネコの……

佐藤:そうなんです。ハラを括るのは誰だって恐い。だから、徹底的
   に考える。そのためにはシンプルで本質的な考え方が必要。

マサ:だからいいフレームワークの条件が、「シンプルで本質的」な
   んですね。徹底的に考える、「高速大量回転」するために。

佐藤:経営戦略の重要な要素がたった5つの言葉でカバーできるのは
   我ながらすごいな、と(笑)

マサ:あとカバーできていない部分があるとすると、何ですか?

佐藤:BASiCSを考えて実行するプロセスですね。

マサ:それはどこに入ってくるんですか?

佐藤:実行部分がマインドフロー、売上5原則、せ・す・じ・評価な
   どのBASiCSの補完フレームワークですね。

マサ:あ、位置づけとしては「補完」なんですね。

佐藤:そうですね。マインドフローなんかは独立して使えますが、そ
   の前に戦略ありき、ですね。

マサ:さっき、フレームワークを増やすと使いにくい、高速大量回転
   できない、って(笑)

佐藤:違う人が考えたのは、同時使用を考慮していないのでダメです
   が、私のは、同時使用を前提に作られているのでOK(笑)

マサ:世の中には、「儲かる究極の方法」が次々に出てきますよね。
   しかも「続編」「続編」で……

佐藤:もともと「究極の方法」なんかなくて、あるとすれば「絞った
   お客様に独自の価値を提供する」くらいですかね。

マサ:でも「続編」が出てくると買っちゃう(笑)。勉強でもつい手
   を広げたくて、参考書を買っちゃいますが、回転量が減ります

佐藤:私、「実戦マーケティング戦略」を5年前に出してから、ほと
   んどフレームワーク増やしてないんですよ。

マサ:本いっぱい出されてますよね?

佐藤:見え方が違うだけで、白ネコも仕組み本も、みんな同じ(笑)
   でも、それがいいので、わざとそうしてるんですよ。

マサ:使える理論を絞って徹底的に使いこなす、と。範囲を絞って、
   高速大量回転。

佐藤:BASiCSでも、「戦略」、「白ネコ」、「シナリオ」、
   「思考」と全て切り口を変えています。

マサ:同じモノを違う角度から見ているんですね。

佐藤:ええ。BASiCSはシンプルで本質的、ある意味「当たり前
   の公理」ですから、適用範囲が広いんです。

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◆2)いいフレームワークは、モレ・ダブりが無く、体系的
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マサ:いいフレームワークの2つめの条件は何ですか?

佐藤:前に「目次を覚える」っていうお話をいただきましたよね?

マサ:ええ、まず「全体像」をつかんでから、始めるんです。

佐藤:マサさんのおっしゃる「目次」は、体系的でモレがない目次で
   ないと、「全体」をカバーできないですよね?

マサ:そうですね。

佐藤:ですから、高速回転する本を選ぶにあたって、モレ・ダブりの
   無い本、体系を持ってる本を選ぶといいと思うんですよ。

マサ:あ、目次が体系を持っている本ですね。

佐藤:そうなんです。ちょっと僭越ですが、目次構成を見ると、著者
   の論理的思考力がわかってしまいます。

マサ:へえ、例えばどんな方の本が「体系化」されてます?

佐藤:例えば、BCG*さんの方々の本は、目次から、本の構造が体
   系を持っていることがわかります。もちろん私の本も(笑)

(*ボストン・コンサルティング・グループ)

マサ:そうでもない本も多いんですか?

佐藤:「社長の武勇伝」「カリスマ営業の体験談」系は、体系が無い
   ことが多いですね。

マサ:体系が無いとダメですか?

佐藤:読み物としては面白いですが、普遍化されていないと、たまた
   まうまくいっただけかもしれませんので、マネすると危険です

マサ:再現性がないわけですね。

佐藤:そうです。同じことでも今やるとダメだったりしますよね。

マサ:状況なんかが違いますからね……

佐藤:ですから、目次自体が体系的で、モレ・ダブりが無い本を選ぶ
   と、高速大量回転したときにより意味がありますよね。

マサ:それはもちろんそうです。

佐藤:それをマーケティングで考えてみると……

マサ:マーケティングだと、コトラーのマーケティングマネジメント
   の目次ですかね。佐藤さん、その目次、覚えてます?

佐藤:覚えてませんよ、っていうか、無理(笑)。マサさんもNYU
   のMBAですよね? 覚えてます?

マサ:まさか。私の専門分野じゃありませんし(笑)

佐藤:ちなみに「ドリルを売るには穴を売れ」を書いたのは、コトラ
   ー本の目次を見ても、「つながりがわからない」と思って……

マサ:あー。章ごとの関連性が……

佐藤:そうなんですよ。それで、全体のつながり、一貫性を解説した
   本を書いたんですよ。そういう本ってあんまり無いです。

マサ:まずは全体感をつかむことが大事ですよね。

佐藤:ですよね? で、覚える範囲を絞るから、高速大量回転できる
   わけですよね?

マサ:そうですよ。参考書・問題集を減らして、繰り返すわけです。
   絞った方が回転量が増えますから。

佐藤:経営戦略でもそうだと思うんですよ。つい色々な理論を学びた
   くなりますが、手を広げないようにガマンする。

マサ:で、高速大量回転ですね。

佐藤:ええ。変に手を広げて「ナントカ理論」を学ぶより、「競合」
   は? 「顧客は?」と、徹底的に考えた方がいいです。

マサ:基本に忠実に、ということですね。

佐藤:そうなんですよ。その基本がBASiCSの5要素であり、そ
   の5つが考えるべきことの「目次」なんですね。

マサ:モレ・ダブりの無い「目次」ですね。

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◆BASiCSは全体感のある目次であり、「入れ物」
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佐藤:ええ。BASiCSは、モレの無い、「全体感のある目次」な
   んです。ですから「高速大量回転」に適していると思います。

マサ:B,A,S,C,Sの5つががそれぞれ目次というか、「章」
   ですか?

佐藤:そんな感じです。その意味でマサさんの「目次を覚えて、それ
   を何回もアタマの中で回す」という主張に非常に共感します。

マサ:この5要素を目次として覚えておけば、歩いているときでもい
   つでも考えられるから勉強量が飛躍的に増えますね

佐藤:そうなんですよ。新聞記事読んでいるときでも、「あ、これは
   BASiCSのAの話だ」と思いつきます。

マサ:前回の「漬かっている」状態になるわけですね。

佐藤:そうです。BASiCSソフトがインストールされている状態
   になるんです。

マサ:意地悪な質問ですが、3C*じゃダメですか?


*3C:顧客(Customer)、自社(Company)、競合(Competitor)
    の3つで戦略を考えるフレームワーク


佐藤:いえ、よくぞ聞いていただきました! 3Cは、ダメとは言い
   ませんが、不十分です。モレがあるからです。

マサ:どこにモレがあります?

佐藤:そのあたりはこのページをお読みください(笑)


http://sandt.co.jp/3c.htm


マサ:なるほど(笑)

佐藤:要素は少ない方がよく、BASiCSの5つよりは3つの方が
   いいですが、私は3Cだと弱点が強く出過ぎると思います。

マサ:じゃあ逆にBASiCSの5つより増やすと?

佐藤:多すぎます。5つでも、相互の組み合わせが10通りもありま
   すから、5つで最適かつ限界じゃないですか?(笑)

マサ:BASiCSは全体感がある、と。それを目次として、いつも
   弾の中にインストールして、高速大量回転するんわけですね。

佐藤:そうなんですよ。新聞記事読んでいるときでも、「あ、これは
   BASiCSのAの話だ」と思いつきます。

マサ:新聞読んでいても、ニュース見ていても、勉強できて「漬かっ
   ている」状態になりますね。まさに「高速大量回転」です。

佐藤:ええ、その意味で、BASiCSは「整理箱」というか、「入
   れ物」でもあるんですよ。

マサ:入れ物、ですか?

佐藤:ええ。情報とか経験の入れ物ですね。iPadに行列ができた、な
   んていう情報は「メッセージ」に入れます。

マサ:どうすればこういう行列が作れるか、ということですか?

佐藤:そうなんですよ、その1つの成功事例として、メッセージの入
   れ物に入れます。

マサ:iPadがノートPCと競合する、なんていう場合は、別の入れ物
   ですよね?

佐藤:さすがですね……その場合は、「B:戦場・競合」の入れ物に
   入れます。大体5つのどこかに入ると思いますよ。

マサ:BASiCSでモレがない、ということですね。全体感のある
   目次になっている……

佐藤:ちなみに、フレームワークの入れ物でもあります。

マサ:他のフレームワークの、ですか? 例えば?

佐藤:例えば、ポーターの「5 Forces」「バリューチェーン」は、
   B(戦場)の入れ物に入ります。

マサ:あ、「どの戦場・市場で戦うべきか」を考えるフレームワーク
   だからですね。

佐藤:RBV*の「VRIO分析」、「マッキンゼーの7S」**な
   どは、A(独自資源)の入れ物に入ります。

マサ:組織としての強さですから、独自資源、ということですね。

佐藤:そうなんですよ。ポーターとRBVは対立概念と言われますが
   BASiCSでは節操なく両方とも取り扱います(笑)

*RBV:Resource-Based View
・独自の資源を持つ会社は強いから、独自資源を蓄積しようという経
 営戦略論


*VRIO分析
・Value(価値)
・Rareness(希少性)
・Imitability(模倣の難しさ)
・Organization(組織)

**マッキンゼーの7S
・Shared value (価値観・企業理念)
・Style(スタイル・文化)
・Structure(組織)
・System(評価などの制度
・Staff(人材とそのタイプ)
・Skill(組織・人の能力)
・Strategy(戦略)


マサ:役に立つモノは使えばいいし、そうでないものは使わない、と

佐藤:そうですね。SWOT分析などは害の方が大きいので入れませ
   んけど(笑) あれはホントやめた方がいいです。

マサ:ツールは少ない方がいいんじゃないですか? 増えすぎると高
   速大量回転できないですよね?

佐藤:こういうフレームワークを使うことはいいです。BASiCS
   の要素を考えるときの発想のネタにはいいです。

マサ:BASiCSを念頭において考えるわけですね。

佐藤:ええ。大きく考えるときはBASiCSで、個別に考えるとき
   はそれぞれのフレームワークを使えばいいです。

マサ:基本はあくまでBASiCS……

佐藤:ええ、VRIOにしても7Sにしても、「今は「A」を考えて
   いるんだ」という意識で使うのであればOKです。

マサ:そうしないと、分析のための分析になりますよね。

佐藤:SWOT分析などは実際にはほとんどすべてそうなってると思
   います。BASiCSの5要素を切り離してはダメです。

マサ:他のフレームワークだとそうなりやすい、と?

佐藤:そうなんですよ。BにしてもAにしても、他の要素と切り離し
   て考えてはダメです。それが他のフレームワークの難点です。

マサ:あ、同時使用を前提としていない……だからBASiCSは整
   理箱なんですね。そうしないための。

佐藤:そうなんです。「他の要素との一貫性はどうなっている?」と
   常に考えながら、分析していくんですよ

マサ:それが思考経験として蓄積されていくわけですよね

佐藤:ええ、色々な経験をするほど、BASiCSが深みをもって使
   えるようになりますね。

マサ:バラバラとしている経験が、整理されて体系化されるんですよ
   ね。

佐藤:そうです。ひもづける、タグをつけるイメージで、取り出しや
   すくなるんですよ。

マサ:取り出せない経験は使えないですからね。佐藤さんはどうやっ
   て整理されてるんですか?

佐藤:売れたま!のネタなら、テキストファイルに項目別に整理した
   り、ウェブページならページごと保存しますよ。

マサ:BASiCSの5項目ごとに、ですか?

佐藤:そうですね。売れたま!のノーマル編は、売上5原則で整理し
   ています。

マサ:本当に「整理箱」なんですね。

佐藤:BASiCSにしても、売上5原則、マインドフローにしても
   モレ・ダブりが無い体系だからそれが可能なんですよ。

マサ:ちなみに、「ブルーオーシャン」なんかは、BASiCSでは
   どう扱います?

佐藤:BASiCSの1パターンです。あの本の内容をBASiCS
   で切ると、こんな感じですかね。


   レッドオーシャン   ブルーオーシャン

B  既存の市場      新しい市場・使い方

S  価格競争       新しさ

C  既存顧客       新規顧客

S  もっと安いよ     今までに無かった良さがあるよ


マサ:A、独自資源のところが空欄ですが……

佐藤:私は、それがあの理論の難点だと思っています。その言及が私
   の知る限り、無さそうなんです。

マサ:何か問題あります?

佐藤:独自資源が無いと長期的な優位性が無いんですよ。

マサ:すぐにマネされるわけですね。

佐藤:ええ。ブルーオーシャンの本には、ブルーオーシャンがレッド
   オーシャン化したらまたブルーオーシャンを探せって(笑)

マサ:ははは、それができたら……

佐藤:苦労しないですよね。現在の問題は、ブルーオーシャンがあっ
   という間にレッドオーシャン化することなんです。

マサ:どうすればいいんですか?

佐藤:そのためには、長期的な競争優位の源泉としての独自資源が必
   要です。独自資源があればマネされません。

マサ:なるほど。

佐藤:モレがない体系だと、新しい理論の弱点もわかります。

マサ:全体感を持つ「目次」の大切さがわかりますね。

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◆3)いいフレーワークは、覚えやすい
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マサ:良いフレームワークの条件は3つめ、ですが、まだあるんです
   よね?

佐藤:ええ。実戦的、という意味でこれが一番重要かもしれません。
   失礼ですがマサさん、マズローの欲求5段階説って言えます?

マサ:えっと、一番下が生理的欲求とかで、上が自己実現で……

佐藤:って感じになりますよね? これは覚えにくいから使いにくい
   ということです。もちろん私も覚えてません(笑)

マサ:なるほど。で、今のテストのココロは?

佐藤:実際にコーチとかコンサルするときに教科書見ながらやるわけ
   に行きません。覚えられない理論は現場で使えません。

マサ:なるほど、記憶力のせいじゃなくて、理論の覚えにくさのせい
   だと。

佐藤:そうなんですよ。ぱっと出てくる知識じゃないと使えません。
   本を出して「何ページだっけ?」状態じゃ実戦では無理です。

マサ:佐藤さんはどうされてます?

佐藤:私は、マズローの5つの欲求を3つにまとめた、ERG理論と
   言う3つの欲求を使ってます。

マサ:その3つは?

佐藤:私の言葉ですが、生理的な生存欲求、人に認められたいという
   社会欲求、自己実現的な自己欲求です。

マサ:あ、3つなら覚えやすいですね。

佐藤:そうなんですよ。使えない難しい理論よりは、使えるシンプル
   な理論の方が実戦では意味がありますよね。

マサ:覚えられる量には限りがありますから、覚える量が多くなるほ
   ど高速大量回転できなくなりますね。

佐藤:で、BASiCSも覚えやすいですよね。ベーシックス、です
   から。

マサ:覚えられるから、使える、と……

佐藤:ええ。BASiCSは、最初5Sって呼んでました。内容は変
   わりませんけど。

マサ:あ、覚えやすくするために名前をつけたんですね。

佐藤:ええ。途中でBASiCSに変えたんですよ。変えて良かった
   です。

マサ:で、5Sって何の略ですか?

佐藤:さあ? S2つはBASiCSと同じはずですが……作者が覚
   えてないので、それじゃダメってことです(笑)

マサ:開き直った(笑)

佐藤:1192鎌倉、って日本人なら誰でも覚えてますよね。794
   うぐいす平安京、とかも。それと同じです。

マサ:BASiCSも要は語呂合わせですもんね(笑)

佐藤:まあそうなんですけど、言葉の意味はよくできてると思います
   よ、我ながら。5つの順番も論理的。結果オーライ(笑)

マサ:覚えられれば、それを目次にして高速大量回転できますからね

佐藤:5 Forcesも、覚えづらくて……私、経営戦略専攻なのに、未だ
   によく忘れます(苦笑)。もっと覚えやすくすればいいのに…

マサ:ははは。

佐藤:その意味では、ブルー・オーシャン戦略なんかは、いい名前を
   つけたと思いますよ。あれは忘れないですから。

マサ:この3つを満たしているのが、良いフレームワーク、と。

佐藤:ええ。マサさんの高速大量回転は、効果的なだけに「高速大量
   回転させるもの」は良いものを使う方がいいですよね。

マサ:ええ。範囲を絞って高速大量回転させるときに、その「範囲」
   は大事ですから。

佐藤:というわけで、戦略は、BASiCSに絞って高速大量回転さ
   せればいいんですよ。浮気せずに(笑)

マサ:そ、そうですね(笑)

佐藤:BASiCSじゃなくても、この条件を満たしていれば別にい
   いんですよ。

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◆高度なものをわかりやすく、わかりやすいものを覚えやすく
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佐藤:私がフレームワークを考えるとか、本を考えるときに、常に気
   をつけていることがあるんですよ。

マサ:それは?

佐藤:高度なものをわかりやすく、わかりやすいものを覚えやすく、
   です。

マサ:へえ、面白いですね。

佐藤:まず、本質的で、「高速大量回転」にも耐えるという意味で、
   きちんとした理論体系を持ち、「高度」である必要があります

マサ:でないと、使って成果が出ないですもんね。

佐藤:しかし、高度な難しいことを、難しくお伝えしても、実戦でき
   ないので、まずはわかりやすくします。

マサ:難しいことをカンタンに伝える、と。

佐藤:ええ。皮肉なことに、わかりやすいと、「ふーん」で終わっち
   ゃうんですよ。かえって価値が伝わらない、という……

マサ:難しい理論っぽい方がありがたみがありますからね(笑)

佐藤:そうなんです。それはしょうがないので割り切っています。ふ
   ーん、当たり前じゃん、で終わる人はどうぞ、と。

マサ:そして、それを覚えやすく、と。だからBASiCS、という
   名前にしているわけですね。

佐藤:おうちに着くまでが遠足なら、覚えて使いこなすまでがフレー
   ムワークだと思っています。だからネーミングも大事です。

マサ:BASiCS以外にもあるんですか?

佐藤:私が使っている問題解決フレームワークなんかも、高度なこと
   をわかりやすく、名前をつけて覚えやすくしています。

マサ:そんな本を出されないんですか?

佐藤:私の軸がブレるから出しません。問題解決や論理的思考なども
   もちろんできますが、メインの「戦場」にはしません。

マサ:本当にいつもBASiCSなんですね……「漬かっている」ん
   んですね。

佐藤:ええ、いつもBASiCSに「漬かって」「使って」ます(笑

マサ:一気にやる気が……(笑)

今日はここまで、続きは次号に!

この対談、もう少し続きます!

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強法を詳細に解説しています。


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いという方、ぜひどうぞ!

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◆まとめ
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●「知っている範囲」ではなく、「使える範囲」を増やそう。そのた
 めには、良い目次・フレームワークに絞って、徹底的に高速大量回
 転させよう!


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▼今日の日記▲

肉離れだ何だ、でジムにしばらく行けませんでした……すると、途端
におなか周りが気になるようになってしまいました。ベルトの穴がみ
るみる外側に……

ということで、ジム通い、再開しました。幸いジムが自宅のすぐ近く
にあるので、午前中などに行ったりしています。平日の午前中に行っ
たりすると、もうマダム天国! 男性1人でいるのがいたたまれなく
なったりします(笑)

経験的には、2日おきに2週間くらい行くと、それだけで体型が見た
目にも少し変わってきて、やる気が出てきます。

あとは、体重とか、ジムのマシンで動かせる重さなどをメモして……
そう、せ・す・じ・評価!

あとは……やっぱり食べる量ですよね……これがあんまり減らないん
だよなあ……

●今日のiPod Tune:雨に似合う歌2010

6月に入り、関東の梅雨入りはまだのようですが、そろそろですね…

ということで……毎年この季節にはこれ! 雨の季節に似合う歌!

雨の日でも、そんな日に似合う歌もあります! それを楽しみに、元
気よくいきましょう。


最初の曲は……鉄板というかもう定番です。


○雨音はショパンの調べ by 小林麻美


1984年にオリコン1位を獲得した大ヒット曲。小林さんが十年ぶ
りくらいに出した曲が、初めてのオリコン1位とは、人生わからない
ものですよね……詩はユーミンですが、さすがです。


カバーソングで、原曲は I Like Chopin by Gazebo(1983年)。
今私が食べているのは……Galbo(すみません……)。どっちもいい
ですが、カバーの方が曲にあっているように思います。意図的にやっ
ているのだと思いますが、小林さんの息つぎの音なんかが目茶苦茶つ
やっぽくて、未だにドキドキしてしまいます。

この季節になる度に思い出す名曲です。

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-------------------< 経営戦略の最高峰 >-------------------

●「経営戦略立案シナリオ」 佐藤義典 著 かんき出版
経営戦略のガイドブック:経営者は必読!
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-----------< マーケティング戦略のベストセラー >-----------

●「図解 実戦マーケティング戦略」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略入門:戦略はここから
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/jissen.htm

●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
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●「ドリルを売るには穴を売れ」 佐藤義典著 青春出版社
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●「ことわざで鍛えるマーケティング脳」 佐藤義典著 毎コミ新書
 ことわざだからわかりやすい、伝えやすい、マーケティング戦略
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◆次号予告:宇都出さんとの対談 その4
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●徐々に佳境に入ってくる対談はまだまだ続きます! BASiCS
 の使いこなし方をどんどん深めていきます!


▼飲み会に、数部印刷して行こう。グチ大会より、前向きの話を!

▼彼氏・彼女との、知的な話題づくりに!

▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!

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