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2013年5月16日木曜日

売れたま!戦略編Vol.272 2013/05/16 ふとんクリーナー:絞って刺さる「強み」

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━━━━━━━━━━━━━━戦略編Vol.272(累計1016) 2013/05/16
購読者:28,249 (まぐまぐ:16,231 メルマ!:948 めろんぱん:11,070)

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 ■■■__ふとんクリーナー:絞って刺さる「強み」__■■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●使い方を具体化し、強みを絞ると「刺さる」メッセージが出せる!


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◆「ふとん専用クリーナー」vs「小型クリーナー」
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●ふとん専用クリーナーと小型クリーナーはどちらが売れる?

掃除機といえば、当然床を掃除するものですが、最近は必ずしもそれ
だけとは限らないようで、こんな掃除機が人気のようです。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇「(韓国ブカンセムズのふとんクリーナー「レイコップ」は)この
 1年間で10万台以上を販売し、ふとん専用という新ジャンルを築
 きつつある」


◇「レイコップの最大の特徴は逆三角形の底面上部にある吸引口の上
 に「たたき」機能がついていること。小さな突起が付いた樹脂製の
 板が1分間に3000〜3600回振動。寝具の奥の繊維に絡まっ
 たダニやその死骸などのごみを表面まで出し、吸い取りやすくして
 いる」


◇「布団クリーナーという、日本ではまだ少ない分野ながら、ダニア
 レルギーを気にする人を中心に昨年から人気に火が付いた。家の中
 に持ち込んだ花粉をふとんから吸い取りたいという、花粉症の人に
 も支持を広げているという」


◇「実はレイコップは2009年から日本の商社が輸入し、一部店舗
 で販売していた。当時の売り方は小型のクリーナーという位置づ
 け。掃除機売り場に埋没し、注目されなかったのだ」
 

◇「そこで「用途をはっきりさせ、ふとんのダニを取り除く布団専用
 クリーナーとした」と、ブカンセムズの日本法人のレイコップ・ジ
 ャパンでマーケティングを担当する新舘俊輔氏は語る。専用のカタ
 ログをつくり、性能を説明するだけでなく、ふとんのダニがアレル
 ギーの原因となる点などを細かく説明した」


◇「こうした結果、店によっては掃除機売り場に並ぶだけでなく、布
 団クリーナーと店頭販促(POP)物付きでコーナー展開できるよ
 うになった」


2013/03/25 日経MJ P.10

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


私もアレルギー体質ですので、このクリーナー、欲しくなりました。

なかなかふとんを干すのは大変ですよね? お日様が出ているのは昼
間ですが、当然昼は仕事があるわけですし。土日に干そうと思っても
土日が晴れているとは限りません。


しかも、小型で片手で操作できるので、便利そうです。人気が出るの
もよくわかります。


しかし、「小型クリーナー」と言っていたときは売れなかったわけで
すよね??



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◆復習:戦略BASiCS
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●戦略BASiCS 戦略の5つのチェックポイント

売れたま!のカンバンフレームワーク、戦略BASiCS。一応復習
しておきましょう。

経営戦略・マーケティング戦略で考えるべきポイントは、以下の5つ
です。

Battlefield:戦場・競合
Asset:独自資源
Strength:強み
i
Customer:顧客
Selling message:メッセージ

戦略BASiCSは、この5つのチェックポイントでマーケティング
戦略を考えるく、経営・マーケティング戦略の統合フレームワーク。

詳細は、「経営戦略立案シナリオ」(かんき出版刊)で!
http://www.sandt.co.jp/scenario.htm



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◆「小型クリーナー」と「布団専用クリーナー」はどちらが売れる?
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●「小型クリーナー」では誰にも刺さらない

「小型クリーナー」



「布団専用クリーナー」

では、どちらが売れるでしょうか??


この場合は、「布団専用クリーナー」だったわけですね。


論理的に考えれば、

「小型クリーナー」>「布団専用クリーナー」

ということになるでしょうか。


市場(BASiCSではBattlefield「戦場」となるので、以下、市
場・戦場と表記します)を「モノ」で分類すると、「布団専用クリー
ナー」は「小型クリーナー」に含まれる、という関係になります。
「小型クリーナー」の部分集合として「布団専用クリーナー」や「床
を掃除するクリーナー」があるわけですから。


すると「市場・戦場を広げる」ためにはより広い「小型クリーナー」
と市場・戦場を定義した方が良い、売れる、と考えてしまいます。


「布団だけでなく、アレもコレも掃除できます」と言った方が売れる
ように思ってしまうんです。

しかし、そうならないどころか、むしろ逆になるのがマーケティング
の面白いところです。


「小型クリーナー」として「広い市場・戦場」を狙うより、「布団専
用クリーナー」として、「絞った市場・戦場」を狙う方が、より売れ
るんですね。


というのも、

「小型クリーナーいかがですか? 小さくて便利です」

と言われても、使い方もよくわからず、刺さりません。

しかし

「布団専用クリーナーいかがですか? 布団にはダニが多く……」

と言われれば、アレルギーなどを気にしている方には(私もその1人
です)刺さるでしょう。

ふわっとした万人向けのメッセージだと、誰にも刺さりません。誰に
も刺さらないよりは、絞ったメッセージで1人に刺さる方が、遙かに
良いわけです。

だからこそ、シャープに研ぎ澄まされたメッセージを出した方が売れ
るわけですね。


「布団専用」と「使い方を具体化」することで、より「刺さる」よう
になったために、売れた、ということでしょう。



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◆「絞る」ほど、輝きを増す、一貫性
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●絞るほど、「強み」が活きる「メッセージ」

レイコップの最大の特徴は「逆三角形の底面上部にある吸引口の上に
「たたき」機能がついていること」です。

これが「小型クリーナー」という市場・戦場では埋もれてしまう、と
いうか何のためにそんな機能がついているのか、よくわかりません。

しかし、「布団専用クリーナー」市場・戦場においては、布団をたた
いてダニをたたき出す、という意味が明確になるわけですね。


「強み」がわかりやすくなり、「メッセージ」はその「強み」をその
まま訴求すれば良いわけです。



●絞るほど、店頭で光る、メッセージ

さらに、使い方を絞るほど店の店員さんにもわかりやすくなります。

「小型クリーナー」では、売り場の作りようも販促の工夫もやりにく
いですね。

しかし、「布団専用クリーナー」と具体化することで、

「店によっては掃除機売り場に並ぶだけでなく、布団クリーナーと店
頭販促(POP)物付きでコーナー展開」できるようになったわけで
す。

当然、店頭で具体的な販促がされれば、それは来店客にもわかりやす
くなります。

例えば、「布団と一緒に展示する」「実演販売してみる」というよう
な工夫も容易に思いつきますよね(できるかどうかはさておき)。

つまり、

製品→店頭→顧客

という一貫性が取りやすくなるのです。

繰り返しますが、「小型クリーナー」のような表現では、このような
一貫性が取りにくくなります。

「布団専用!」と具体化することで、小売店の店員さんにも理解しや
すくなり、店頭販促との一貫性も取りやすくなるのです。


繰り返しますが「小型クリーナー」というような曖昧な表現では、せ
いぜい「小さいです!」くらいのメッセージしか思いつかない、した
がって「刺さる店頭販促」もできない、ということになります。



●絞るほど、一貫性を増す ホームページ

さらに、製品HPもわかりやすく、よくできています。

http://www.raycop.jp/about/index.html

読むと思わず欲しくなってしまうような構成です。


「レイコップについて」というページは、「レイコップについて」で
はなく、「ふとんとダニについて」というページから始まります。

http://www.raycop.jp/about/index.html

まず、「ふとんとダニ」について語ることで、ニーズを喚起している
わけです。

「掃除機いかがですか?」

ではなく、

「布団のダニでお困りではありませんか? でしたら……」

と、「モノ」より先に「ニーズ」を売っているわけです。これは、セ
オリー通りのメッセージの作り方ですね。

これは「布団専用クリーナー」だからこそ、ですね。他にも使い方は
あるのかもしれませんが、「布団専用」と割り切っているからこそ、
このようなHPが作れるわけです。



●絞るほど、遠くに届く、メッセージ

このように、「戦場」「強み」を絞ることで、遠くまで届く「メッセ
ージ」が作れるようになります。

イメージとしては「レーザービーム」ですね。細いのですが、しかし
細いがゆえに拡散せず、遠くまで届くわけです。

「遠くまで」というのは、「メーカー」を起点に「エンドユーザー」
まで、ということです。

メーカー → 卸 → 小売店 → エンドユーザー

と、いくつもの段階を経るなかで、抽象的なわかりにくいメッセージ
は途中で雲散霧消してしまいます。

しかし、「布団専用! ダニ落ちます!」というシャープなメッセー
ジは、最後のエンドユーザーまで届きやすいのです。



●「戦場」を広げることは、「競合」を増やすこと!!

このような「絞ろう」「具体化しよう」という話をすると、必ず「市
場が小さくなる」という話が出てきます。

が、むやみに市場を広げると、「競合」も同時に増やしていることに
ご注意ください。

自社が最強の存在であれば別に競合を増やしても売上は上がるでしょ
うが、「競合が激しいんだよねー」と一方で言いながら「何でも使え
ます」と言うような売り方をしているのは、大きな矛盾です。

競合を減らしたいのであれば、それは「絞る」べきなんですね。

「何でもできる」「誰にでも売ろう」とすると、競合が増えるのは当
たり前です。「競合環境が厳しい」という場合、「何でも誰にでも売
ろう」として、自ら競合環境を厳しくしていることが少なくありませ
ん。



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◆「市場」=「価値」=「使い方」
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●モノの分類vs使い方の分類

最後に、もう一度考えてみましょう。冒頭で申し上げた、

「小型クリーナー」>「布団専用クリーナー」

というのは、そもそも本当なのか、と。

実は、そもそもこれは「レベルが違う」分類です。というのも、


○小型クリーナー:モノの分類

○布団専用クリーナー:使い方の分類


ですよね。

「モノ」の分類としては

「小型クリーナー」>「布団専用クリーナー」

となるかもしれません。

しかし、「使い方」の分類としては

「布団専用クリーナー」>「小型クリーナー」

となるかもしれません。

「市場・戦場」とは、「顧客にとっての価値」を金額に換算したもの
です。

そして、「価値」は「使い方」に現れます。

すると

市場・戦場 = 価値 = 使い方

となります。


ですから、

「小型クリーナー」と「布団専用クリーナー」では、どちらが売れる
のか??

という、冒頭の(本のタイトルになりそうな)質問に答えるに当たっ
ては、

「小型クリーナー」と「布団専用クリーナー」では、どちらがより
「使われる」のか?

を考えれば、答えが出やすくなる、ということですね。

この場合は「布団専用クリーナー」の方がより「使われる」すなわち
「ニーズが大きかった」ということだったわけです。



「市場・戦場」と言った場合に、その「分類方法」は色々あるでしょ
う。

「市場・戦場」を「モノ」で分類してしまうと「売り場」「売り方」
も、「モノ」にとらわれたものになってしまいます。

しかし「市場」を「使い方」(=「価値」)で分類すれば、「掃除す
る対象物」(この場合は「布団」)で「売り場」「売り方」を考える
ということもやりやすくなるのです。


市場・戦場を考える、というのは、結局は「お客様の価値」、そして
自社商品・サービスの「使い方」を考える、ということです。


さて、あなたの「市場・戦場」はどこですか? 「何にでも使える」
「みんなに売ろう」としていませんか??


ぜひ考えてみてください!



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◆今日のまとめ
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●「使い方」「戦場」を具体化することで、レーザービームのように
 シャープな「強み」と「メッセージ」が出せる!


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ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。


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▼今日の日記▲

昨日は、金沢で講演でした。最近、金沢は年1回くらいお仕事などで
行く機会をいただいているんですよね。

金沢に始めて行ったのは数年前、あの「加賀屋」に泊まりに行ったと
きでした。それ以来、何回か行っています。

朝早く出て夜遅く帰ってくる、という日帰りの強行軍。余裕があれば
温泉と日本海の海の幸を楽しんで来たいところですが、なかなかそう
いうこともできず……

金沢は、東京からは行きにくい場所で、電車で行くと、4〜5時間以
上かかります。時間的距離(?)を考えると、青森より遠い、という
感じになります(飛行機で行けばどこも大差ありませんが、空港から
都市部までの距離という問題もあります)。

それが……来年「北陸新幹線」ができると、東京〜金沢間が2時間半
とかになるんですよね。「長野のちょっと先」くらいの感覚で、劇的
に近くなります(物理的距離はもちろん変わりませんが、時間的距離
が変わります)。加賀屋は、今は恐らく関西圏のお客様が多いでしょ
うが(大阪からは和倉温泉までの直通の特急があったりするので)、
来年以降は東京からも行きやすくなってお客様増えるでしょうね。

ところで、行きは金沢まで電車で行ったんですが、仕事をしたかった
ので、グリーン車で行きました。平日の日本海側のグリーン車は空い
ていることを期待していたのですが、シニアの方々で一杯! 年配の
方々はお元気ですねー。



○1000号突破! 勝手にカウントアップ!

*今号で(多分)累計1,016号!


●売れたま!1000号を超えてその16:理解と行動の難易度

「こんな長いメルマガ1000号発行している物好きな人が、どんな
ことを考えているのか興味がある」(という言い方ではありませんで
したが)という方がいらしたので、このコーナー、続きます。

以下、あくまでも私の個人的な意見であって、これが正しいとか、み
んなこうあるべきだ、などというつもりは全くありません。将来的に
は、言ってることが全く変わる可能性もあります。あくまで現時点で
の、あるメルマガ発行人の独り言です。


ここまで、

○表現の難易度は極限まで下げる
○内容の難易度(さらには実戦性)は高度に保つ

ということについて書いてきました。


すると、私の著書や売れたま!について、色々興味深いことが起こり
ます。

「簡単」「難しい」と両極端の意見をいただいたりします。


恐らくこれは、

「理解の難易度」



「行動の難易度」

の違いの問題かなあ、と思ったりします。

「表現の難易度」と「内容の難易度」は、書き手である私について、
ですが、読者さんにとっては、それが「理解の難易度」と「行動の難
易度」となります。

「理解の難易度」と「行動の難易度」は違う、ということです。この
表現の「表現の難易度」を下げると、

理解の難易度:わかるか?

行動の難易度:できるか?

ということで、「わかる」と「できる」は全く違う、ということなん
です。


例えば、「お客様の立場に立ちましょう」と言って、「わからない」
ということはまずないですよね。「理解の難易度」は低いんですよ。

しかし、それが「できるか」というと全く別問題で、「できている」
のであれば、これほど世の中が「販売不振で困っている」というよう
なことはありえないはずです。


本の「理解の難易度」(わかるか?)という意味では、恐らく私の本
は「難易度が低い」という評価になるでしょう。良くも悪くもわかり
やすいと思います。

しかし、「行動の難易度」(できるか?)という意味では、恐らく私
の本は「難易度が高い」という評価になるでしょう。良くも悪くも、
内容は高度ですので。


BASiCSでも「一貫性と具体性が重要だ」と言って、本を読むと
簡単にできそうですが、いざやってみると滅茶苦茶難しいですよ。

どんなにハイレベルな方がやっても、BASiCSを最初に作ったと
きには、ほぼ間違いなく「お話にならない」レベルです。トップスク
ールMBAなんかを持っていても、です。BASiCSの「内容の難
易度」は、MBAなんかより遙かに遙かに高いですからね。表現の難
易度を低くしているので、そう見えない(見せていない)だけです。

例えば「我が社の戦略は、「高品質を強み」として、それを「高品質
を求める顧客」に売るんだ! 一貫性がある!」というような、全く
具体性のないBASiCSができてしまったりします。それで、いざ
「高品質」を「具体化」しようとすると、それがまた難しいわけで
す。

「安心安全な食品を強みに!」というのも同じようなレベルです。食
品であれば「安心安全」なことは当たり前ですので(競合が毒入りの
食品でも売っていない限り)、「強み」にならないんですよね。



すると、何が起きるかというと……

長くなってきたので続きます。



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<免責事項等>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●紹介した会社の各商標は各会社の登録商標です。紹介した会社・商
 品等は、例であり、戦略や商品の良し悪しの評価ではありません。
●無断転載は禁じますが企画や会議のネタにぜひどうぞ。全文転送な
 ら構いませんので、部下・上司・同僚など周囲の方にもお勧めを!
●メルマガの内容の実行は、読者さんの責任でお願いします。
●自社の売上向上のために使うのは歓迎ですが、このメルマガの内容
 の販売・コンサルティングへの利用で利益を得る行為は禁じます。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<発行者情報>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●発行者:佐藤義典   ●発行頻度:月・木の週2回目標
●感想、質問、実行の結果などは uretama@mpara.com へどうぞ!
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Copyright 2003-2011 Yoshinori Sato

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●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
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 化しているとのこと。でもそれって「経験」がモノを言うのでは?


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▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!

▼お客様訪問の際のおみやげに、プリントアウトして渡そう!


売れたま!があなたのお仕事に少しでも役立ちますように……

〓〓次号の売れたま!でお会いできるのを楽しみにしています!〓〓
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