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■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■
〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.200(累計0976) 2012/12/27
購読者:27,882 (まぐまぐ:16,367 メルマ!:951 めろんぱん:10,564)
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■■__年末年始特別号:セグメンテーション特集 1__■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
●マーケティングの基本は「お客様の立場に立つ」こと。「自分とお
客様は違う」ということをまずは認識しよう。
┃売れたま!は、実戦マーケティング戦略の副教材です。売れたま!
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◆年末年始特別号!
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もう年末! 今年の「締め」、年末年始好例の「特別号」は、お馴染
みのこの2人にお任せしましょう。その「2人」とは、そう……
我らがヒロイン「売多真子」(うれた・まこ)と、真子の親戚にして
そのメンター「売多勝」(うれた・まさる)です。
2人は以下の本の登場人物です。もうお読みいただいているかと思い
ますが、念のためご紹介しておきます。2冊とも、小さくて軽いので
荷物にならず、帰省の電車などでお読みいただくのにオススメです!
○「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」 佐藤義典著
http://ow.ly/89pSR
売多真子が、勝の助力を得てイタリアンレストランの新企画に奮闘!
マーケティングの最初の1冊としてオススメ。
○「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典著
http://ow.ly/6s63d
上の本の続編。真子が社長になり、ライバルと戦っていく! 戦略構
築から実行プロセスまで、社長の視点を物語で体感!
例によってこのシリーズはどのくらいの長さになるかは、この2人の
活躍次第ですので、現時点ではわかりません。
今回の特集は、「セグメンテーション」! マーケティングで恐らく
は一番難しいこのと1つです。
そのセグメンテーションにどう切り込むのか? お楽しみください!
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◆売多真子と売多勝の年末は、売多家で集合!
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売多家は、毎年年末・年始に一家一族で集まるのが恒例だ。今年は、
温泉地の老舗旅館に集まることになっていた。
多忙な売多真子・売多勝も、このときは仕事を入れずに駆けつける。
混雑が予想される年末の電車を、旅行代理店経験のある真子が勝の分
と一緒に手配し、大晦日の夜、東京駅の改札に集合した。
改札の前で大きな荷物と共に、新聞を読みながら時計をちらちらと確
認している男性が1人。売多勝(うれた・まさる)だ。
勝 :真子のヤツ、おせーな、相変わらず……チケットもらっときゃ
良かったな。そーすりゃ勝手に1人で行くのにな……はぁ。
すると「すみませーん」と聞き慣れた声がする。ピンクのキャスター
バッグを力任せにガラガラ引きずりながら、勝目がけて一直線に駆け
てくる、20代半ばと思わしき女性。売多真子(うれた・まこ)だ。
真子:勝さん、すいませーん!
勝 :真子おせーよ、電車に遅れるぞ。チケット出せ、早く行くぞ!
真子と勝はごった返す東京駅の中を半分駆け足で進み、ホームに到着
するともう乗り込むべき電車が待っている。
「勝さん、待って! お菓子買うから!」と叫ぶ真子に、勝が「早く
しろよ! ったくもう……」と返す勝。
ようやく電車に乗り込み、2人掛けの席に座り、ふう、というと発車
ベルが鳴った。電車がゆっくりと動き出す。
勝 :ホント、ギリギリだったな……
真子:間に合って良かったねー、きゃははは
勝 :あのなー、遅れた上にお菓子なんか買いやがって……
真子:いーじゃん、勝さんだって食べるでしょ。それに、電車予約し
といて良かったじゃん。ほら、大混雑だよ。
勝 :まあそりゃそうだな。あのな、席はオマエと離れた席を取れ、
って言ったよな? 何回も言ったよな?
真子:そんなのダメに決まってるじゃん。
勝 :何で年末までオマエと何時間も隣に座る羽目になるんだよ。罰
ゲームか、これ。オレは今年何か悪いことしたのか……。
真子:ホントは美女と座れて嬉しいくせにー。2人を隔てる仕切りも、
真子達の間には不要、っと。
真子が、勝との間を隔てていた肘掛けを上に持ち上げる。
勝 :とにかくオレは仕事するから、話しかけるなよ。
真子:何それー、それじゃ一緒に行く意味ないじゃん。いつも恵利が
いて、2人っきりは久しぶりなのにぃ。あのね、こないだね…
勝は無言でパソコンを取り出し、イヤホンを耳に刺す。そのイヤホン
を勝手に真子が取り外し、「ねえー、ったらぁ!」と耳元で叫ぶ。
勝 :叫ぶな! 囁くように言うくらいできんのか、オマエは……
真子:やだあ、色っぽく言ってほしいんだあ……真子、困っちゃう♪
ねーねー、お話しよーよー。
勝 :あーもー、はい、はい、降参! じゃあお菓子出せよ。
真子が嬉しそうに、うん! とうなずき、テーブルの上に買ったばか
りのお菓子を広げる。「オマエ、どんだけ買ってるんだ」と呆れる勝
に、「何よ、いつも勝さんが全部食べるじゃん」と真子が返す。
楽しそうに世間話をしている2人も、いつしか仕事の話に。
真子:でねでね、こないだうちのスタッフに「うちのお客様は誰か」
って話をしてたのね。
勝 :それで?
真子:そしたら「何でお客様をそんなに絞るんですか? お客様をあ
えて減らす意味は何ですか?」って言われちゃって……
勝 :それで、うまく答えられなかったと……この未熟者が。
真子:きゃははは、ホントそーだよねー。だからさあ、ちゃんと教え
てよぉ! 弟子が困ってるんだからさあ。
勝 :弟子は取らないんだよ、オレは。
真子:じゃあ、こんなカワイイ女の子が困ってるんだからさぁ。
勝 :誰が「カワイイ女の子」だ。じゃあ……今回のテーマはそれに
しようか。セグメンテーション。
真子:え? テーマって……教えてくれるのー? やったああ!!
言ってみるもんだ。
勝 :セグメンテーションって、簡単そうでメチャクチャ難しい。セ
グメンテーションができれば、一人前というかもう一流。
真子:で、「教えられるオレは超一流」とか言うんでしょ、やだぁ。
勝 :言ってないだろ。あー、今回は恵利ちゃんがいないからなぁ。
オマエ、ちゃんとノート取れよ。
真子:わかってますよー、ほら、ちゃんと持って来てるんだからぁ。
真子ノート♪
勝 :セグメンテーションだけについてきちんとまとめた本とかって
ほとんどないからな。貴重だぞ。
真子:うん! センセー、お願いしまーす!
では、セグメンテーション特集、はじまりはじまりぃ〜〜
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◆お客様の立場に立つのは難しい
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勝 :でさ、真子どうやってスタッフに教えたの? いきなりセグメ
ンテーションとは、とかって大上段にやってないよな?
真子:え……あ、あはは、もちろん……そうやった……かも……
勝 :モノには順序ってモノがあるからな。セグメンテーションの前
に、そもそもマーケティングの本質って何だ?
真子:売ること!
勝 :もちろん「求める結果」としてはそうなるんだけど、「その結
果を得るためには何が必要だ」、って聞いてる。
真子:お客様の立場に立つこと!
勝 :そうだよな。それができないから、「マーケティング」なんて
モノが必要になるんだよな。
真子:マーケティングって、「体系的にお客様の立場に立つ方法だ」
って勝さんよく言ってるよね。
勝 :よく覚えてるじゃねーか。その「お客様の立場に立つこと」が
簡単なら、誰も売上に困らない。できれば売れるはずだからな
真子:難しいからこそ「体系的」に考えるんだよね。
勝 :で、なんでお客様の立ち場に立つ必要があるんだ?
真子:「お客様は、自分の欲しいモノを買う」から! つまり、そう
しないと売れないから。
勝 :OK。さすがにこのあたりは大丈夫だな。じゃあこれを……
勝がノートパソコンを操作し、フォルダの中から記事を探り出す。画
面に表示させると、真子はもう横から勝手に画面を覗き込んでいる。
−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−
(サントリー酒類の社長相場康則氏が、日経MJ紙のインタビューに
答えて)
──若者のアルコール離れはどうすれば食い止められますか。
「一般にそう言われていますが……(中略)若者にふさわしい商品や
価値ある提案ができていなかっただけなのです。例えば低アルコール
飲料『ほろよい』はアルコール度数が3%。『こんなものが売れる
か』と思いましたが、開発者の狙い通り若い人にうけました」
2012/08/06 日経MJ P.3
−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−
真子:へー、面白いねー。社長は「こんなものが売れるか」って思っ
ても、お客様は欲しかったんだねー。
勝 :そうそう。ってことは、お客様の立場には立てていなかった、
ってこと。それを素直に告白できるこの社長の度量はすごい。
真子:うん。「若者」と「社長」は、そりゃ違うよね。
勝 :今、何て言った?
真子:え? 若者と社長は、違う、って……
勝 :そう! それが「お客様の立場に立てない」原因。自分=お客
様だったら、そもそもお客様の立場に立つなんてことは不要。
真子:え? あ、そっか。自分の欲しいものを作れば売れるはずだも
んね。「自分=お客様」なら。
勝 :だろ? これがセグメンテーションの大原則。「人によって欲
しいモノが違う」。だから「お客様の立場に立つ」必要がある
真子:そっか、こーゆー説明をすっとばして、いきなり「セグメンテ
ーションとは」ってやるからわかってもらえなかったんだぁ!
勝 :オマエが「スタッフの立場に立ててなかった」ってことだな。
真子:きゃははは、そーだねー!
勝 :それに、オマエは大丈夫なのか?
真子:え?
勝 :いや、真子が「こんなものが売れるか」って思うモノを、真子
の会社のイタリアンレストランの来店者が求めてないか?
真子:え? あ、うちの店、「そーれ・しちりあーの」のお客様が、
ってこと? う、そ、そう言われると……
勝 :真子の好み・舌、と、お客様の好み・舌が同じ、って言い切れ
るのか? その根拠はあるのか?
真子:う、そ、それは……
勝 :油断するなよ。「自分=お客様」の方がむしろ例外なんだぞ。
真子:う、うん……
勝 :だからこの「自分とお客様は違う」というのが、まずはマーケ
ティングの前提であり、「初級」脱出のカギになる。
真子:でも、「自分とお客様は違う」っていう、これ、結構難しいん
でしょ? 「達人への道」でもやってたけどさー。
勝 :そうだよ。まずは「自分とお客様は同じとして、自分が欲しい
ものを作る」のが「初級」だからな。
真子:ここでいう「初級」って、世の中的には、そんなに「初級」じ
ゃないんだよね? その前の「入門」レベルがほとんどで……
勝 :そうだな。「初級」は全体のトップ2〜3割。営業成績が上位
10%の優秀な営業担当者さんなんかがまさに「初級」。
真子:「中級」だと本を出せるレベル、って勝さん言ってたよね?
勝 :そうそう。TVの取材が来るレベル。まあ今回の主題はそこじ
ゃないから、ここでやめておこう。
真子:はーい。
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◆人間は「自分」が好きな生き物
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勝 :人間は「自分を好きな生き物」ということは「脳」の本能とい
うか、習性らしい。
真子:え、そうなの?
真子は、真子なりに必死でノートを取っている。勝はそれを満足そう
に眺め、ノートパソコンを操作して真子に見せる。
−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−
◇自分について話すことが、食べ物やお金で感じるのと同じ「喜びの
感覚」を脳のなかに呼び起こすことが明らかになった。
◇日常会話の約40%は、自分が何を感じ、どう考えたかを他人に話
すことで占められる。米ハーバード大学の神経科学者らが脳画像診
断と行動に関する5つの実験を行い、その理由を解明。脳細胞とシ
ナプスがかなり満足感を得るため、自分の考えを話すことを止めら
れないのだ。
◇「セルフディスクロージャー(自己開示)は特に満足度が高い」と
同大学の神経科学者、ダイアナ・タミール氏は話す。
◇一般的に、セルフディスクロージャーを行うと中脳辺縁系ドーパミ
ン経路に関わる脳の領域の活動が高くなる。ここは食べ物やお金な
どで得られる満足感や快感と関係している部分だ。
ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
脳科学で解明、人が自分について語りたがるわけ─氾濫するSNS
2012年 5月 8日 20:05 JST
−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−
勝 :「人は自分のことを話すのが好き」という当たり前の実験結果
ではあるが、要は「自分のことを考える」生き物なんだよな。
真子:そりゃそーだよねー。だからFacebookとかで「自分が」食べた
ものを人に見せたくなったりするんでしょ。
勝 :そしてそれは「脳の本能的な快感」によるものだってことだ。
真子:じゃーさー、「お客様の立場に立つ」っていうのは、「本能に
逆らう」ってことだよね? だから難しいんだ!
勝 :そう! みんなついつい「自分のこと」を「本能的」に考えて
しまう。だから、他人である「お客様」の立場に立ちにくい。
真子:じゃあさ「お客様の立場に立つ」っていうのは、「気合い」の
問題だったりするんじゃないの?
勝 :ある意味そうだな。「お客様の立場で考えよう!」と、常に自
分に気合いを入れてないと、忘れちゃう。
真子:そーかー。「お客様の立場に立つ」ことは、人間の本能に逆ら
うことかあ……。売り手も「自分」のことを考えちゃうんだ。
勝 :で、お客様は、本能通りに「自分の欲しいモノを買う」だろ?
でも「自分とお客様」は違うから、そこに問題が起きる。
真子:そうか! そこにハナっからギャップがあるんだ! 売り手も
買い手も「自分が好き」だから!
勝 :これがマーケティングの難しさ、なんだよな。
真子:だから、「お客様の立場に立とう!」っていうんだね。
勝 :それが簡単にできるんであれば、そんなことわざわざ言わない
よな。
真子:あ、そりゃそうだ。
勝 :だから、「ベネフィット」っていう「お客様の価値」を考える
とか、っていうようなことが必要になる。まずはコレが基本。
真子:はーい。
勝 :じゃあ、ここまでをまとめてみろ。恵利ちゃんがいないから、
真子がやるんだぞ。
真子:わかってるよー、もー、恵利恵利ってうるさいなー。カワイイ
真子ちゃんがここにいるのにー。
真子が、まとめあげたばかりのノートを勝に見せる。
○今号のまとめ
・マーケティングは「お客様の立場に立つ」こと
・「お客様と自分は違う」ために、お客様の立場に立つことが必要
・人間は自分のことを考えるのが本能的に好きな生き物。その本能に
逆らって、「お客様の立場に立つ」ように気合いで頑張る!!
勝 :まあこんなもんか。まだ最初だからな。これを前提として、次
から、セグメンテーションの内容に入って行くか。
真子:うん! ねー、これで私も、スタッフに「真子のセグメンテー
ション講座♪」とか開けるようになるかな?
勝 :できないと困るんだよ。教えてるオレの立場としても。
真子:じゃあ頑張ろうっと。勝さんのた、め、に、はーと。
勝 :オレのことはいいから、会社のために頑張れ。
勝はそう言いながら、テーブルの上に散乱するお菓子を開けては、ひ
ょいひょいと口に入れていき、ぱくぱくと食べて行く。
真子はその間も、勝の言ったことを思い出しながら、ひたすらノート
に取っていく。
「あー、勝さん、食べ過ぎぃ! 私の分も残しといてよー!」
「お、よく気づいたな」
「何よもー、人がせっかくマジメに考えてるのにぃ」
「オレ、メシ食ってないんだからな。晩飯代わりだな」
「そ、そーなの? じゃあ、お弁当買えば良かったのに……」
「オマエが遅れてくるから、買う時間もなかったんだよ!」
「え、あ、きゃははは、ごっめーん! じゃあ真子がおごるね!」
「お、じゃあ、おごられるか。元々オマエのせーだしな」
「じゃあ、ワゴンが回って来たら、買ってあ、げ、る、はーと」
旅はまだ始まったばかり。2人の珍道中はいかに。お楽しみに!
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◆今日のまとめ
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●マーケティングの基本は「お客様の立場に立つ」ことだが、それは
非常に難しい。まずは「お客様の立場に立つ」ことを徹底しよう!
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誌上でお答えしますのでぜひどうぞ。
この売れたま!にご返信いただければ、私にメールが届きます。
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▼今日の日記▲
今日は、髪の毛を切りに、いつも通っている美容院に。カッコ良く、
と言うよりは、いつものようにバッサリと切りました。いつも思うん
ですが、髪の毛、剃ってしまいたいくらいです。そうすれば洗うのも
ラクですし、この年になってイケメンになりたいとか思わないですし
ね(というか、そもそもなれませんが……)。
で、年末だから当然混んでいるわけですが、30年前はもっとすごか
ったとのこと。美容師さん曰く、「除夜の鐘を聞きながら、仕事をし
てましたよ」んですって。
美容師さんが除夜の鐘を聞きながら仕事しているということは、当然
お客様も除夜の鐘を聞きながら、髪の毛を切ってもらっているわけで
すよね……
美容師さんが言うには、「おせち料理を作って、年越しソバを振る舞
って、家事が一区切りするのが大晦日の深夜で、それで新年を迎える
のに、髪の毛をきちんとしたい人がたくさんいらした」だそうです。
今は、おせちも作らないですし、お正月をそれほど引き締まった気分
で迎えるわけでもありませんし、風俗・習慣が変わったんですね。
30年前というと、1982年。Duran Duranのアルバム、Rioが世界
を席巻し、日本では松田聖子さんが全盛期を迎えていた頃ですから、
つい最近ですよね(ソレ「最近」じゃないだろ、というツッコミは無
しでお願いします)。祖父母の時代とは時代が違う、と言うのならそ
れはそうだと思いますが、自分がフツーに生きている時代にも、それ
ほど風俗・習慣が現在進行形で変わっている、というのが不思議な感
じでした。
今年が終わり、また1年分だけ、世界が変わるんですね。
○1000号間近! 勝手にカウントダウン
*今号で(多分)累計976号 1000号まであと24号!
●今日のiPod Tune:最後を飾る歌
いよいよ年末。「最後を飾る歌」で、年末を締めていきましょう。
今日の1曲は……
○ラストダンスは私に by 越路吹雪
1965年、往年の大ヒット曲です。先輩の方々が、カラオケなどで
歌っていらっしゃるのを聞いて知った曲です。
原曲は、The Driftersの代表曲、"Save the Last Dance for Me"です
ね。こちらもスマッシュヒット、彼らの代表曲となりました。
元々は男性の歌詞なのですが、越路吹雪さんの「女性としての歌」の
方が、個人的にはしっくり来る感じの歌ですね。
今年の「ラストダンス」、あなたは誰と踊りますか?
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◆次号予告:年末年始特別号 セグメンテーション特集 2
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「インド人を右に」とレスするたびに右に動いていくスレ
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1 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/03/30(土) 14:05:17.71
ID:yDRFQxCW0┏━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┳━┓┃ ┃┣
11 年前
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