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2010年6月1日火曜日

売れたま!戦略編Vol.141 2010/05/31 宇都出さんとの対談:BASiCSの思考訓練 1

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━戦略編Vol.141 2010/05/31
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 ■■_宇都出さんとの対談:BASiCSの思考訓練 1_■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●経験や学習の「範囲を絞って高速大量回転」しよう!


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◆コーチのコーチ、マサさんこと、宇都出雅巳さん
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コーチング界では、「コーチのコーチ」、つまりは「先生の先生」と
してその名を知られ、ベストセラー「速読勉強術」の著者でもいらっ
しゃる、マサさんこと、宇都出雅巳(うつで・まさみ)さんとの対談
です。


宇都出さんのプロフィールなどはこちら↓
http://www.utsude.com/


Twitterで最近「売れたまにあ」(売れたま!ファンの方々を勝手に
こう命名させていただきました)の方々と交流していると、戦略
BASiCSの「使い方」「思考プロセス」についてのご質問も結構
いただくんですね。

戦略BASiCSを「どう使うか」「どのようなアタマの使い方をす
ればいいのか」については、本や売れたま!新春特別号などで色々解
説してきましたが、まだまだ解説しきれていないのが私の課題です。

そんなときに、宇都出さんとお話して、宇都出さんの提唱なさってい
る「高速大量回転」という勉強法と出会いました。


売れたま!では、3年前に対談編で対談させていただき、宇都出さん
の「高速大量回転」に関する本も紹介させていただいています。この
「高速大量回転」は、「実戦マーケティング思考」で私が主張する
「やりとり」という考え方と非常に相性がいいと感じました。

そこで、宇都出さんと再度対談のお時間をいただき、宇都出さんの力
をお借りしながら、BASiCS的「思考法」を探る特集です!


ちなみに対談は、麹町のイタリアンでピザをつまみながら、パソコン
を打ちながら……エスプレッソ飲みながら……でした。ピザのチーズ
をパソコンに落としそうになって……(笑)

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◆「高速大量回転」勉強法
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佐藤:こんにちは! 今日はよろしくお願いします!

マサ:こちらこそ!

佐藤:いきなりですが、宇都出さんのご著書「速読勉強術」*で提唱
   されている「高速大量回転」勉強法について教えてください!


*「速読勉強術」 すばる舎 宇都出雅巳 著 1470円
http://tinyurl.com/35skc3h


マサ:ホントいきなり、ですね(笑)

佐藤:この本の「高速大量回転」は、戦略BASiCSの「思考法」
   を考えるにあたって、すごいヒントになりそうなんですよ。

マサ:これ、資格取得なんかの勉強法なんですが、売れたま!の読者
   さんのお役に立てるのならぜひ

佐藤:確かに「勉強法」の本で、そのためにももちろん役立つのです
   が、「思考法」としていいなと思います。

マサ:「高速大量回転」は、「高速で」「大量に」「回転」する勉強
   法です。

佐藤:そ、そりゃそうですけど……一言で言えば、勉強頻度を増やす
   ってことですか?

マサ:そうですね。とにかく、勉強は「量」なんですよ。量を増やす
   必要、勉強する時間を増やすのが大事なんです。

佐藤:そうでしょうね。でもどうすれば勉強時間を増やせますか?

マサ:机に座っている時間だけが勉強じゃないんですよ。こうやって
   話しているときや通勤時間でも勉強するんです。

佐藤:細切れで単語帳を見る、とか、そういうことですか?

マサ:それもありますが、単語帳がなくても勉強できるようにするん
   ですよ

佐藤:え? ど、どうやってですか?

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◆「覚えてから勉強する」 宇都出式 高速大量回転勉強法
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マサ:そのためには発想の転換が必要で、「覚えてから勉強する」ん
   ですよ。

佐藤:え? 勉強するために覚えるんじゃなくて、ですか?

マサ:そうなんです。例えば、世界史の勉強法について考えると、ま
   ずは「目次」だけを暗記します。

佐藤:うーんと、目次を覚えるのも結構大変ですが、それはおいとい
   て、目次を暗記してどうするんですか?

マサ:目次を暗記しておけば、電車の中でちょっと時間があったとき
   に、目次から中身を思い出せますよね?

佐藤:あ、なるほど。記憶のチェックができますね。

マサ:そうなんです。例えば目次に「ウェストファリア条約」ってい
   うのがあったとして、それがどういうものかを……

佐藤:電車の中で、アタマで説明すればいい! でも、思い出せない
   ところが出てきますよね?

マサ:そうですよね? それを後で確認するんですよ! 「わからな
   いところがわかっている」はずなので、次は覚えやすいです。

佐藤:なあるほどお、それが高速大量回転なんですね。机に座ってい
   なくても、通勤中に歩いているときでも勉強できる……

マサ:そうなると、量的に勉強時間がグンと増えるんですよ。さらに
   「わからないところがわかる」のも大事です

佐藤:次に参考書などを確認して、「そうそう、ここが覚えられなか
   ったんだ」って思うと、印象に残って、覚えやすいですよね。

マサ:ええ、「わかってないことがわかる」というのは、単に「わか
   らない」より、一段「わかっている」んですよ。

佐藤:なるほど、

 全くわからない、全く覚えていない
    ↓
 わからないところ、覚えていないところがわかる
    ↓
 わかる、覚えている

   というステップを踏む、ということですね。

マサ:そうです。そのスピード、「回転」を増やすために、まずは目
   次とか公式とか、基本的なところをまず覚えます。

佐藤:カンタンにおっしゃいますけど(笑)どうやって覚えるんです
   か?

マサ:さっきの、目次を暗記するのは、右脳でいいんですよ。イメー
   ジで暗記するんです。

佐藤:例えばどうやるんですか?

マサ:宴会芸なんかであるんですが、レモンとか、ワインとか、脈絡
   の無いものを20個覚えるときなんかは、カラダを使います。

佐藤:カラダとは?

マサ:例えば、アタマにレモンが乗って、おでこにワインがぶつかっ
   て割れてみたいに、カラダの部位とひもづけて覚えます。

佐藤:あ、なるほど、アタマ、おでこ、目、鼻……というのは忘れな
   いですからね。それを連想のカギにするんですね。

マサ:そうなんです。ただ、これには限界があります。イメージで覚
   えられる量には限りがあるんですよ。

佐藤:そうなんですか?

マサ:ええ、理性と違って、イメージは「混濁」します。レモンとワ
   インなら、レモンがいつのまにかレモンハイになる(笑)

佐藤:あ、確かに、手元に本が無いから、検証できないですよね。ど
   うするんですか?

マサ:覚える量を減らすんです。減らして、イメージで覚えて、後は
   それを目次にしてアタマで何回も思い出したりします。

佐藤:なるほど! 覚える量は減らして、その確実に覚えたところか
   ら、芋づる式に覚えていく、と。

マサ:そうです。まずは目次や公式とかの基本的なところに絞って暗
   記して、それをいつでも思い出せれば勉強時間が増えますよね

佐藤:それが「高速大量回転」ですね。さっき宴会芸っておっしゃい
   ましたが、ホントに宴会でできます? 酔っ払ってません?

マサ:あ、本格的に酔う前にやらないとダメですね(笑)。イメージ
   が本当に「混濁」するので(笑)

佐藤:いや、みんな酔っ払って、間違ってるかどうかもわからないか
   ら大丈夫じゃないですか(笑)

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◆「手を広げるデメリット」 範囲を絞って回転量を増やす
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マサ:だから、勉強するときには、手を広げてはいけません。例えば
   参考書とか問題集を買いすぎてはダメなんです。

佐藤:新しい参考書を買うな、っていうことですか?

マサ:いい参考書を使っている、という前提で、そうです。それより
   は、今持っているものをもう一度やったほうがいいです。

佐藤:あ、良い参考書とか問題集を何回も繰り返しやったほうが、身
   につきますね。覚えやすいです。

マサ:そうなんですよ。勉強しているとき、参考書を「追加」で買う
   と、勉強にいいことしてるような気がしません?

佐藤:はい。つい買っちゃいます。

マサ:でも、参考書を買うと、読まないといけないですよね? 初め
   て読むときには時間がかかりますよね?

佐藤:そうですね。また整理しながら読まないといけないですし。

マサ:それなら、今の参考書をもう1度読んだほうがいいんです。新
   しい参考書を1回読む間に、今の参考書は2回読めます。

佐藤:確かに。しかも、2回目、3回目と読んでいくうちに読むのが
   早くなっていきますよね。

マサ:そう! だから「高速」なんですよ! 手を広げなければ、慣
   れの効果で「高速大量回転」できいるんです。

佐藤:あーなるほどお、参考書とか問題集を追加で買うデメリットが
   大きい……効率が悪くなるんですね。

マサ:ええ、参考書を何冊もやるのではなく、良質な参考書に絞って
   何回も「回転」させたほうがいいんですよ。

佐藤:あ、確かに私もそうでした! できない問題を放っておくと、
   次もやっぱりできない……

マサ:やりきれるんだったら、手を広げてもいいんですよ。やりきれ
   ないんだったら、手を広げてはダメですね。

佐藤:時間は有限ですから、要領よくやらないと。

マサ:できない問題を何回も解いていれば、できるようになりますよ
   ね。それが「できるようになる」、ということです。

佐藤:私、高校受験のとき、数学が苦手だったのですが、そのときも
   同じこと言われました。苦手だからこそやること絞れ、って。

マサ:苦手だと、不安感から、参考書や問題集の手を広げたくなりま
   すが、かえって逆効果ですよ。

佐藤:高速大量回転って、リングで止める単語帳のイメージですね。
   物理的に「回転」しますから。

マサ:単語帳を何回も「回転」すれば、その分覚えられます。繰り返
   すうちに、どんどん速くなっていくので、高速大量回転!

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◆「経験範囲」を絞って、「累積経験量」を増やそう!
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佐藤:やることを絞るのは、マーケティングでも同じですね。

マサ:佐藤さんが言う、「強み」や「顧客」を絞る、ですよね。

佐藤:同じようなお客様に同じような強みを提供し続ければ、その累
   積経験量が増えてどんどん良くなっていきます。

マサ:経験する分野を絞って、経験の蓄積を高速大量回転する、と。

佐藤:そうですね、「経験曲線効果」です。より速く、よりうまく、
   より低コストになっていきます。

マサ:経験曲線、懐かしい……MBAでやりましたね

佐藤:経験曲線効果、Experience Curve Effectは「範囲を絞ろう」
   という私の主張の論拠の1つです。

マサ:なんかカッコいいじゃないですか。佐藤さんらしくない(笑)

佐藤:じゃあドラクエで「経験値が蓄積してレベルアップ」(笑)。
   職業を絞って「経験」しないと、レベルが上がらないんです。

マサ:は?

佐藤:ドラクエって、「戦士」「魔法使い」「僧侶」みたいな職業が
   あるんですよ。その職業で経験を積むと、レベルが上がります

マサ:あ、そういうことですか。

佐藤:よくできてますよ。転職もできて、現実世界に近いです。

マサ:へえ……生々しいですね(笑)

佐藤:で、「戦士」なら「戦士」、「魔法使い」なら「魔法使い」と
   絞ってレベルを上げないと、どれも中途半端で使えない……

マサ:あ、そういうことですか。何かに絞らないと、中途半端。

佐藤:どの職業でも使えないより、1つの職業でレベルを上げた方が
   いいんですよ。ですから、経験範囲を絞ってレベルアップ!

マサ:マーケティングでも経験範囲を絞って、レベルアップ(笑)

佐藤:ええ(笑)、顧客を絞れば、顧客セグメントの好みや、どんな
   言葉が刺さるか、などの経験値が増えてレベルアップします

マサ:同じようなお客様についての経験が増える、ということですね

佐藤:3通りのお客様より、1通りのお客様に集中すれば、総経験量
   は同じでも、お客様当たりでは3倍!

マサ:「お客様経験」の高速大量回転(笑)

佐藤:いや、まさにそうなんですよ。「経験」の累積が独自資源にな
   るわけですから、独自資源の蓄積速度も3倍!

マサ:なるほど、累積経験量が独自資源になる、と。で、経験曲線効
   果でどんどん効率が良くなるわけですね。

佐藤:「何でもできます」はこの累積経験量が増えず、結局「何もで
   きない」状態になります。

マサ:まさに「手を広げるデメリット」ですね。勉強範囲を広げると
   高速大量回転できません。

佐藤:これ、パレートの法則ですよね。20:80の法則。20の得
   意分野に絞って、その強みをさらに磨いていく

マサ:あ、そうですね。

佐藤:「読書百遍、意自ずから通ず」とは本当によく言ったものだと
   思います。まさに高速大量回転♪

マサ:それは本当に高速大量回転を意味したことわざかもしれないで
   すね。

佐藤:フレームワークの使い方でも同じです。たくさんのフレームワ
   ークを「知る」より、絞って経験を蓄積したほうがいいです。

マサ:「手を広げて」色々フレームワークを知ってしまうと、高速大
   量回転できないですよね。

佐藤:そうなんです。しかもフレームワークの場合は、手を広げてい
   くたびにフレームワーク間の一貫性がとりづらくなります。

マサ:あ、複雑度があがりますね。どんどんややこしくなる……

佐藤:フレームワークが2つなら組み合わせは1。3つだと3。4つ
   だと6、5つだと10、6つで15、と組み合わせが増えて…

マサ:フレームワーク間の一貫性がどんどん取りづらくなっていくわ
   けですね。

佐藤:さらに、どのフレームワークを使うべきかの選択も面倒になり
   ます。TVが100chあっても選べないのと同じ(笑)

マサ:だから佐藤さんは、BASiCS、BASiCS、って(笑)

佐藤:ナントカの一つ覚えみたいに(笑)。私がBASiCSって言
   い続けるのは、その理由もあります。一貫性も取りやすいです

マサ:絞って使って、累積経験量を上げていく、と。BASiCSの
   高速大量回転ですね。

佐藤:そうなんです、そうするとBASiCSの経験値が上がって、
   使えるようになっていきます。

マサ:使えないフレームワークを多く知っているより、BASiCS
   が1つ使えた方がいいわけですね。

佐藤:そう思います。そして、BASiCSだけ知っていれば、戦略
   は大丈夫なんです。いちいち選ばなくていいからラクです。

マサ:TVのチャネルが1つしかなかったら選ばなくていい(笑)

佐藤:そうですね(笑)。

マサ:で、どうすればBASiCSが使えるようになるんですか? 
   思っていたより奥が深いフレームワークですが……

佐藤:思っていたより……ですか?

マサ:あ、これは失礼(笑)

佐藤:いえいえ(笑)。BASiCSは確かに表面上当たり前なんで
   すが、すさまじく奥深いですよ。今でも発見の連続ですから。

マサ:で、どうしたら使えるようになります?

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◆Practice Makes Perfect
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佐藤:Practice Makes Perfectなんですよ、結局。「BASiCS百
   遍、意自ずから通ず」というか……

マサ:習うより慣れろ、ですね。まさに「高速大量回転」。

佐藤:直訳すると「練習がカンペキを作る」ですが、ホントいい言葉
   だと思います。

マサ:でも何ですか、唐突に? 英語で……

佐藤:これ、中学の英語塾の先生が、毎回毎回テストに出したんです
   よ。本当に、毎週、毎回、テストはこれで始まる(笑)

マサ:それだと、さすがに覚えますね。毎回やれば。

佐藤:ええ、毎回みんな失笑しながら「またかよ」って……でも、そ
   こまでしつこくやったからこそ、今でも覚えてるんですよ。

マサ:あ、なるほど、ナントカの一つ覚えみたいに繰り返せば、誰で
   も覚えますよね。

佐藤:しつこくしつこく、「それ百万回聞いたよ」と言われるくらい
   言わないと覚えないんですよね。

マサ:まさに覚える範囲を絞って、高速大量回転!

佐藤:そうなんです。それくらい練習しないとダメなんですよね。今
   思うと、あの先生、いい言葉を選んだな、と思います。

マサ:範囲を絞って繰り返せば、「カンペキ」になるのは勉強でもそ
   うだと思います。

佐藤:経営でもそうですよ。従業員の累積経験量を上げるために、ど
   んな「経験」をさせるかも経営者の考えどころです。

マサ:その「経験」が独自資源になるからですね。

佐藤:そうなんですよ。経験範囲を絞って、高速大量回転すると、そ
   の経験が「独自資源」になります。

マサ:どうやって経験範囲を絞るんですか?

佐藤:それはどんな「強み」を持ちたいか、によります。

マサ:「強み」はどうやって決めるんですか?

佐藤:どんな「競合」と比べられているかによって変わりますし、ど
   んなお客様をターゲットにしているかでも変わります。

マサ:じゃあどんなお客様をターゲットにすればいいんですか?

佐藤:それはどんな「独自資源」や「強み」を持っているかによって
   決まります。

マサ:あれ? 戻っちゃったじゃないですか(笑)

佐藤:そうですよ(笑)。こうやって考えるんですよ。行ったり来た
   りしながら、同時に深めていくんです。

マサ:あ、「高速大量回転」!

佐藤:そうなんです! これが、BASiCS的思考法と宇都出さん
   式「高速大量回転」法が相性がいいなと思った理由です。

マサ:なるほどぉ。

佐藤:詳しくは、後の方でやりましょうね。でも、「ナントカの一つ
   覚え」って言い得て妙です。

マサ:どういうことですか?

佐藤:誰でも、1つなら覚えられるんですよ。私みたいな凡人でも、
   BASiCSに絞って使えば、経験の蓄積で達人になれる。

マサ:またご謙遜を……

佐藤:ホントですよ。私は地頭は良くありません。キレじゃなくて、
   議論の徹底した詰めで勝負するタイプなんですよ。

マサ:それが「独自資源」なんですね。

佐藤:ええ。阿多間良夫じゃなくて日向実直タイプです。ですから、
   BASiCSみたいな独自フレームワークで勝負するんです。

マサ:強みを活かして戦ってる!

佐藤:で、経験範囲を絞ってます。BASiCSの使い方なら、多分
   今のところ、世界一♪

マサ:当たり前じゃないですか(笑)。BASiCSを使う「経験」
   が増えて、「レベルアップ」してるわけですから。

佐藤:そうなんです。BASiCSを初めて作るときは、どんな天才
   でも、まず満足の行くモノはできないですよ。

マサ:使ううちにうまくなっていくわけですね。わかるからもっと楽
   しくなりますよね

佐藤:で、楽しいからもっと回して、という意味でも高速大量回転が
   進みますね。

マサ:そうなんです。だからやっぱり範囲を絞った方がいいんです。
   楽しくなりますからね。動機付けが強くなります。

佐藤:BASiCSも、慣れればパソコンのキーボードと同じように
   見ないで使えるようになります。

マサ:そのためには、手を広げずに、ひたすらBASiCSを使いな
   さいと?

佐藤:そうです。さらに言うと、夏に出る予定の、私のCDを聞こう
   と(笑)。ひたすらBASiCSを語るCD(笑)

マサ:BASiCSがわかると、楽しくなりますよね

佐藤:そうなんです。BASiCSの奥深さに気づくと、思考がどん
   どん深く、高くなっていくのが実感できるはずです。

ということで、今日はここまで、続きは次号に!


マサさんのベストセラー「速読勉強術」では、「高速大量回転」の勉
強法を詳細に解説しています。

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宇都出さんのHPはこちらです↓。もっと宇都出さんのことを知りた
いという方、ぜひどうぞ!

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◆まとめ
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●勉強する範囲を絞って、何回も徹底的にやるのが「高速大量回転」
 勉強法。経験の蓄積を「高速大量回転」させるのは、マーケティン
 グでも同じこと。

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▼今日の日記▲

今日、この売れたま!は、某テーマパークの提携ホテルの「キッズル
ーム」から出しています……予約が喫煙室になっていて、変えるよう
お願いしたら、ここしか無い……ということで、楽しげな子供部屋に
大の大人が1人で泊まっています……ビールじゃなくて、ファンタ
ZEROグレープ飲んでいますから丁度いいかもしれませんが(笑)

イチゴ味の歯磨きとか、子供サイズのスリッパや浴衣とか、ちゃんと
用意されているんですね。ベッドが家族3人分なので超広いです。そ
こに寂しく1人で寝るんですけどね(笑)


ところで、巨人ネタは最近書いていませんでしたが、あの強い西武に
連勝できたのは嬉しかったですね〜。相手はパリーグ首位で、防御率
トップ帆足投手、巨人に無敵だった岸投手から4点、5点と打ち崩し
て、ですから。日本シリーズ屈指の名勝負と言われる1983年の日
本シリーズ以来、やっぱりパリーグの宿敵は西武なんですよね……確
か2002年のシリーズだったと思いますが、西武の伊原監督は「あ
の憎き巨人軍を……」と高らかにおっしゃってましたし(そんな伊原
氏も今は巨人のヘッドコーチで大活躍中)、原監督も「西武はトラウ
マ」とかおっしゃってました。一昨年もシリーズで負けちゃいました
し……

ということで、今年の日本シリーズは、巨人−西武だと勝手に予想し
ているのですが、そうなったとして、互角以上に戦えるかな、と感じ
させてくれました。

●お気に入りのつぶやき@twitter

ここは、私がTwitterで不定期につぶやいているBASiCS関連の
つぶやきを紹介するコーナーです。

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2010-05-31

戦略を「何となく」たてて「何となく」やっている人はたくさんい
る。しかし「きっちり」考えて「きっちり」実行できる人は少数。さ
らにそれで数値を核にしたPDSサイクルを回せている人はごく少数


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私のtwitterアカウントは @uretama です。
#uretamaでつぶやいていただければ、私も拝読します。

#uretamaは、「売れたま!コミュニティ」のようになっています。全
てにご返事ができるわけではありませんが、気軽にご参加を!

普段はもっとお気楽なことをつぶやいてます。「巨人勝った」とか。

●今日のiPod Tune:春のチャンス&チェンジ

梅雨入りも間近な怪しい天気が続きますが、まだ続けます。

春と言えば、芽吹きの季節! 色々と環境が変わることも多いと思い
ます。そんなときは「チェンジ」の「チャンス」。

ということで、「春のチャンス&チェンジ」特集!

チャンス&チェンジのためには、動き回ることも大事!
ということで、今日の曲は……


○SPARK by THE YELLOW MONKEY


1996年のヒット曲、イエモンの代表曲の1つ。歌謡ロックと言っ
ていいのかわかりませんが、ギターとドラムがビートを刻む展開にメ
ロディアスなボーカルが乗って盛り上がれる1曲。私のカラオケの十
八番の1つです(どうでもいいですね)。一時期大好きで、ヘビーロ
ーテーションしてました。

チャンスが来たら、やっぱり「SPARK」しないと! サビもそん
な感じの歌詞で、チャンスのときにのっていける1曲♪

**************************************************************
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◆次号予告:宇都出さんとの対談 その2
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●対談編はまだまだ続きます! BASiCSを使いこなすにはどう
 すればいいのか? どんどん深めていきます!


▼飲み会に、数部印刷して行こう。グチ大会より、前向きの話を!

▼彼氏・彼女との、知的な話題づくりに!

▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!

▼お客様訪問の際のおみやげに、プリントアウトして渡そう!


売れたま!があなたのお仕事に少しでも役立ちますように……

〓〓次号の売れたま!でお会いできるのを楽しみにしています!〓〓
◎売れたマーケティング バカ売れトレーニング:売れたま
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