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2012年9月28日金曜日

売れたま!特別編Vol.192 2012/09/27 夏休み特別号:密着軸の経営戦略 25

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 ■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■ 
 〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.192 2012/09/27
購読者:27,425 (まぐまぐ:16,289 メルマ!:957 めろんぱん:10,179)

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 ■■■■__夏休み特別号:密着軸の経営戦略 25__■■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●密着軸の3ステップをグルグル回し、ソフト資源である「お客様と
 の個別の関係」を築いていこう!


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◆登場人物紹介:売多真子 & 売多勝 + 松井恵利
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●密着軸の経営戦略特集!

恒例の連載シリーズは、「密着軸の経営戦略」です!

恐らくは、多くの企業、特に中小企業は密着軸を(暗黙のうちに、と
いう場合も含めて)取っていることが多いですし、また、取るべきだ
と個人的にも思います。

以下がその前提となる知識です


○戦略BASiCS:経営戦略を考える5つのポイント

 Battlefield:戦場・競合 どんな市場でどんな競合と戦う?
 Asset:独自資源     強みを競合がマネできない理由
 Strength:強み     顧客が競合でなく自社を選ぶ理由
 i
 Customer:顧客     自社が取引したい具体的顧客像
 Selling message     強みを顧客に刺さるように伝える


○3つの差別化軸:売り手が差別化する3つの方法

手軽軸:顧客の簡便性ニーズに応える
    → 競合より安い・早いで差別化する

商品軸:顧客の品質・技術ニーズに応える 
    → 競合より高品質・新技術で差別化する

密着軸:顧客の個別ニーズに応える→
    → 競合より個別ニーズ対応で差別化する



●今シリーズの登場人物3名

○売多真子:女性 20代半ば?
・イタリアンレストランチェーン「そーれ・しちりあーの」の経営者

○売多勝 :男性 30代後半?
・新進気鋭のマーケティングコンサルタント。真子の親戚で幼なじみ

○松井恵利:女性 20代半ば?
・真子の同級生。家業の果物屋を継ぎ、その経営刷新に奮闘中


◇「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」 佐藤義典著
 売多真子が勝の助力を得てイタリアンレストランの新企画に奮闘!
http://ow.ly/89pSR

◇「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典著
 上の本の続編。戦略構築から実行まで、社長の視点を物語で体感!
http://ow.ly/6s63d

◇「経営戦略虎の巻CD」(CD7枚組) 佐藤義典著
 戦略BASiCSを徹底解説。上の3人が登場する小説が特典に!
http://sandt.co.jp/keieitoranomaki.htm



●ここまでのあらすじ

高原のペンションに「山ごもり」して合宿を行った真子、勝、恵利の
3人。話し合っている最中に、ふとしたことから「密着軸」について
ペンションのテラスで勝の講義を受けることに。


連載第1回目はこちらからお読みいただけます。右側の「記事履歴」
というところから上(新しい)の方へとお進みください。

http://archive.mag2.com/0000111700/20120706015000000.html


今回は連載の25回目です。



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◆まずは、前号の復習から!
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昼下がりのペンションは、気温は高いが湿度は低いため、風が肌にべ
たっとまとわりつくようなあのべとつき感は全くない。

「暑いけどさあ、風が気持ちいーよねー」
「東京はきっと暑いよね」
「うん。クーラー無しじゃいられないよー、きゃははは」
「この宿、クーラーが無い、って気づいてるよな?」
「え、ええええ? クーラーそのものが無いの?」
「そ、そうなんですか?」
「そうだよ。探してみろよ」
「え、あ、あ……ほ、ホントだ! エアコンが無い!」
「その代わりに冬が激烈に寒いから、そこに暖炉があるわけだな」
「え、この暖炉、飾りかと思ってたけど……ホンモノなの?」
「当たり前だろ。煙突があるだろうが。ここは冬はマジで寒いぞ」
「冬にもここに来るんですか?」
「冬にもも何も、ここに最初に来たのはスキーだからさ」
「何それー、誰と来たのよー」
「別にいいだろ、誰とでも。」
「ダメだよー、誰と来たのよー、ねー!?」
「うるさいなぁ、トレーニングしに1人で来たんだよ」
「そ、そうなんだ……じゃあ冬も真子が一緒に来てあげるよ!」
「じゃ、じゃあ……あ、あの……私も……」
「ダメ。寒いよ、早く帰ろうよーとか言い出しそうだからイヤだ」
「えー、大丈夫だよー。じゃあ決まり! いつにする?」
「それはいいから始めるぞ」


恵利:じゃあ前号の復習ですよね。

真子:今は、密着軸の独自資源をやってて、特に「ソフト資源」につ
   いてやってるところ。ソフト資源は、SHOPの4つだよね。


真子が、自分のノートを開いて見せる。


○ソフト資源のSHOP

 1)Skill:スキル
   会社の知識、経験、ノウハウなど

 2)Human resources:人材・組織
   人材、組織、評価体系、採用・教育など

 3)Outside relations:外部との関係
   お客様からの信頼、取引先との契約、政府との関係、など

 4)Philosophy:理念・文化
   企業理念、哲学、企業文化、など


恵利:前回やった、イケアが福岡の地元のお客様のことを知るために
   地元のお客様を大量に雇った、っていうのは面白かったね。

真子:うん。市場調査するより、雇用して、その人達に店作りしても
   らえば、地元の個別ニーズに合ったお店ができるよね。

恵利:それが、密着軸の「H:人材・組織」になるんだよね。

真子:あとやったのは、ヤマダ電機の「店長が答える目安箱」とか、
   「名刺を渡す」ビックカメラ。

恵利:「顧客コミュニケーションの仕組み」だよね。「組織」として
   「顧客コミュニケーション」をきちんとできるようにしてる。

真子:うん。個人でやるんじゃなくて、全体としてできるようにして
   るよね。



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◆ソフト資源2)H:人材・組織 教育方法
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勝 :前も言ったけど、密着軸では、現場での個別対応が多くなるん
   だよな。

真子:前にやったJR九州の事例もそうだったね。乗客のお子さんの
   誕生日・誕生時間に、サプライズプレゼントするとかね。

恵利:現場で臨機応変な対応が求められるから、現場に権限移譲する
   んですよね。

勝 :そう、組織としてはそうなる。さらに、教育方法もそうなる。


勝が言いながらノートパソコンを操作し、再び真子達に向ける。


−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−

◇スターバックスコーヒージャパンが、スマホなどを使ったSNSの
 ファンを拡大中。ツイッターの公式アカウント開設は東日本大震災
 直後の昨年3月。フェイスブックも昨年4月だが、ツイッターのフ
 ォロワーは30万に増え、フェイスブックのファン数も62万に。


◇急速にファンが増えた理由は、スタバがネット上でも店頭と同様に
 「居心地の良さ」を重視しているから。


◇SNSを介した「接客」についてマニュアルやガイドラインがある
 のかと思いきや、店と同じく存在しないという。


◇スタバの従業員は新卒・中途を問わず、全員が必ず店で80時間の
 研修を受ける。この中で温かさや顧客とのつながりといった「スタ
 バらしさ」を徹底的に考えて身に付ける。


2012/09/21 日経MJ P.7

−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−

真子:へー、そうなんだ。SNSでも、「居心地の良さ」っていう、
   密着軸で勝負してるんだね。

勝 :そうだな。ここでは、SNSの方より「研修」とか「接客」に
   ついての記述に注目してほしいんだよ。

恵利:スタバは、店の接客のマニュアルがないんですね。

真子:その場その場で最適な対応をしよう、ってことだよね。

勝 :そうだろうな。で、やっぱりな、と思ったのが、社員研修。何
   て書いてある?

真子:えっと……「新卒・中途を問わず、全員が必ず店で80時間の
   研修を受ける」って書いてある。

恵利:これ、別にマーケティングの人じゃなくても、ということです
   よね? 例えば経理の方とかでも、そうなんですよね。

勝 :「全員が必ず」って書いてあるからそうなんだろうな。

真子:「現場に出ろ」ってことだよね。

勝 :っていうか「現場」の言葉の意味の違いだな。

真子:え? どういうこと?

勝 :「現場」の定義も差別化軸によって異なる。密着軸の「現場」
   って言うのは、「お客様のところ」だな。

恵利:あ、なるほど……では商品軸の「現場」は「技術開発」だった
   りしますか?

勝 :お、そうそう。そういうこと。技術開発、品質改善の現場が商
   品軸だと重要になるからな。

真子:手軽軸は?

勝 :手軽軸の現場は、コスト削減とか、業務改善の現場だな。

真子:なーるほどぉ! 重要な現場が差別化軸によって違うんだ!

恵利:だから、新入社員研修で、スタバでは「お店」っていう、接客
   の現場に出るんですね!

勝 :そう。商品軸の新入社員研修なら「技術開発の現場」に全員行
   かせる、ということになる。

真子:でもさー、マニュアルが無かったらどうやって教育するんだろ
   うね?

勝 :研修のテキストは結構しっかりしてるらしい。色々自分で考え
   させたりするみたいだぞ。

恵利:あ、なるほど。手軽軸なら「マニュアル通り」に動くのが「正
   しい」でしょうけど密着軸は、自分で考えることが「正しい」

勝 :大事なことが差別化軸によって違うんだから、「教育方法」も
   差別化軸によって変わって当然だよな。

恵利:た、確かにそうですけど……それは盲点なような気がします。

勝 :自社の差別化戦略をきちんと意識している会社、例えばスタバ
   なんかは、そのあたりをきっちりやってるわけだ。

真子:そういうきちんとした「教育方法」があるから、きちんとした
   「接客」が、マニュアルが無くてもできるんだね!

恵利:だから、その「教育方法」が密着軸でも大事なソフト資源にな
   るんだね。

真子:密着軸は、特に「人」勝負だもんねー。



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◆ソフト資源3)O:外部との関係 顧客との関係
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勝 :じゃあ、ここからは、ソフト資源の3つめ、「O:外部との関
   係」に入っていこうか。

真子:うん! 密着軸で大事なのは、「お客様との関係」だよね!

勝 :もちろんそうなんだけど、お客様との関係は、どの差別化軸で
   も大事。「関係」の内容が差別化軸によって違う。

真子:え?

勝 :手軽軸なら「あそこが一番安い」って言ってもらえる関係、商
   品軸なら「あそこが一番良い」って言ってもらえる関係を作る

真子:そういうことか。じゃあ密着軸なら、1人1人のお客様と「あ
   そこは、私をよく知ってくれている」っていう関係を作る!

勝 :その通りだ。


勝が言いながら、再びノートパソコンを操作して真子達に向ける。


−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−

○女性専用小型フィットネスクラブ「カーブス」は約43万人の会員
 のうち60歳以上が46%。3月の退会率は3・3%と4年前より
 1・5ポイント低下。平均5〜6%とされる業界の平均を下回る。


○全国の店舗でも会員の平均年齢が高い武蔵小山店(東京・品川)で
 カーブスのノウハウの一端をのぞいてみた。


○「アケミさ〜ん、空きましたよ〜」。店内にインストラクターの明
 るい声が響く。シニア女性の心をつかむノウハウの1つがインスト
 ラクターが会員に名前で呼びかけること。週3日ペースで通う同店
 最年長の会員(88才)は「こんなおばあさんになって『ヨシコさ
 ん』って名前も覚えてもらって本当にうれしいの」と語る。


○午前中の混雑が一巡すると、前日まで1週間姿を見せなかった会員
 にインストラクターが電話をかけ始める。入店時のIC会員カード
 によるチェックインで来店履歴を管理。


○顔見知りのインストラクターからの電話で「気に掛けてもらってい
 る」と感じ、再来店のきっかけになる。「明日はいらっしゃれます
 か?」と「約束」の要素を入れると、「待ってくれているインスト
 ラクターがいるから」と、重い腰を上げてくれることが多い。


○入会時の目標設定でも「体重を落としたい」などの通り一遍の目標
 ではなく、「同窓会で恥ずかしくないようにしたい」「友人との旅
 行で足手まといになりたくない」といった思いを聞き出す。こうし
 た情報は個人カルテに記録、月初にインストラクターが会員の体の
 サイズを測定するときなどに話題にして、会員のモチベーションの
 維持につなげている。


2012/05/18 日経MJ P.14

−−−−−−−−−−−< 記事要約 >−−−−−−−−−−−−


真子:なるほどねー。名前で呼ぶ、っていうのは、お客様1人1人を
   きちんと知ってないとできないよね。

勝 :そう。多対多ではなく、1対1として、お客様を「個別に」知
   る、っていうのが密着軸。

恵利:店と自分、じゃなくて、「あのインストラクターと私」ってい
   う関係を作るわけですね。

勝 :そういうこと。この「個別にわかってもらっている」という信
   頼感が密着軸の「顧客との関係」になるわけだ。

恵利:お客様に電話をかける、っていうのもその一環ですよね?

勝 :そうだろうね。まとめてDMを出すんじゃなくて、1週間来な
   かった、っていう「個別の」行動を把握して電話する。

恵利:そうすると、「自分」のことをわかってもらってる、という感
   じがしますよね。

真子:うちでも、ちゃんとやってるスタッフは、人気がある、ってい
   うか、看板娘みたいな感じになるよ。

勝 :そのスタッフはちゃんとお客様の顔とかを覚えてるわけだろ?
   好みのワインとか、いつも頼む料理とか。

真子:もちろん。お客様ももちろんスタッフの顔覚えてるし。いっそ
   スタッフの「指名制」にしようかとか思った、きゃははは!

勝 :マジでそのスタッフさんからお客様に「手書きの手紙」とかを
   出せば、来店頻度上がるんじゃないか?

真子:あ……なぁるほどぉ!! 確かにそうだ!

恵利:そのためには、「顧客データベース」が必要ですよね?

勝 :そう! 顧客データベースそのものについては、このシリーズ
   の18号から見てるからいいよな?

真子:うん。こういうことをしたいから、データベースを作る、って
   考えていくんだよね。

恵利:カーブスの場合も「前日まで1週間姿を見せなかった会員にイ
   ンストラクターが電話をかけ」るためにデータベースがある。

勝 :まさにそういうこと。顧客データベースを作る大きな目的の1
   つが、こういう「お客様との個別の関係」を作ること。

恵利:顧客データベースという「ハード資源」が「お客様との関係」
   という「ソフト資源」を産み出すんですね。

真子:ソフト資源を教わったときもそう思ったけど、こういうのは、
   全部つながってるんだよね。



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◆密着軸の3ステップをグルグル回して築く信頼関係
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勝 :でさ、密着軸の3ステップって何だっけ?


恵利が「はい」と答え、間髪を入れずノートを開き、差し出す。


◇密着軸の3ステップ

ステップ1)お客様の個別ニーズを知る
ステップ2)個別ニーズを叶える
ステップ3)個別ニーズを覚える


勝 :そうだよな。カーブスはきちんとできてるだろ?

恵利:あ、はい! 入会時には「同窓会で恥ずかしくないように」な
   どの個別ニーズを聞き出すんですよね。

真子:それがステップ1の「お客様の個別ニーズを知る」だよね。

恵利:その時点でステップ3の「個別ニーズを覚える」に行くんです
   ね。カルテにそれを記録する、ということですから。

勝 :そうだな。

真子:で、名前を覚えて、来店してもらって、その「個別ニーズを叶
   える」っていうステップ2に行って……

恵利:それをデータベースに記録して、「覚える」っていうステップ
   3に行って……

真子:会員さんと話したりしながら、「個別ニーズを知る」っていう
   のもやるんだろうね。

恵利:なるほどぉ……ステップ1,2,3が「グルグル回ってる」感
   じがします!

勝 :そう。それが回る回数が多いほど……どうなる?

真子:お客様からの信頼が増す!

勝 :どういう信頼?

真子:「私を覚えてくれてる!」

勝 :そういうこと。「お客様との関係」っていうソフト資源は、そ
   の意味で「行動の結果」っていうか「蓄積」でもある。

恵利:はい、だから競合にマネしにくいんですよね。マネするのには
   時間がかかりますから……

勝 :鋭い! 人間関係もそうだろ? お互いをよく知って、段々仲
   良くなっていくわけだからさ。

真子:まあ、確かに、お互いによく知らなかったら、仲良くなれない
   よね。

勝 :前号の、ビックカメラの、「店員がお客様に名刺を渡す」って
   いうのもそれだよな。

真子:あ……そうか! 個人的に知ってもらって、仲良くなる!

勝 :そう。「お客様との関係」っていうソフト資源を作る仕組みで
   もあるな。

恵利:なるほど……「H:人材・組織」の「顧客コミュニケーション
   の仕組み」の結果として「O:外部との関係」が作られる……

真子:ソフト資源は、ホント全部つながるなあ……。

勝 :要は、この密着軸の3ステップを回していくソフト資源を作っ
   ていくわけだ。

恵利:そうすると、「O:外部との関係」、つまり「顧客との関係」
   が強化されていくわけですね。

勝 :うん。すると、お客様のことがさらによくわかって……ってい
   う、好循環が回る。

真子:うちの店もそういう「好循環の仕組み」を作るよう、頑張って
   行こうっと!

恵利:私も!



勝が、テーブルの上に残っているお菓子を手に取り、かぶりついた。
恵利が作って来たパウンドケーキだ。

「うまい。恵利ちゃん、ありがとう」
「は、はい……」 恵利がはにかみながらうなずく。
「甘い物食べると、エスプレッソが飲みたくなるよな」
「あ、じゃあいれてきます」 恵利がすかさず立ち上がる。
「いいってば、自分でやるから」

勝も立ち上がって、エスプレッソマシンの方へと向かう。「私も飲み
たいので」と言いながら恵利が勝についていくと、真子も「何よ、も
う!」となぜか怒りながらついていく。

「エスプレッソ飲むと、また甘い物が食べたくなって、そうすると、
 またエスプレッソが飲みたくなって……」
「きゃははは、すっごい悪循環!」
「別に悪循環じゃないだろ。やめられない、止まらない、っていうキ
 ャッチコピーがあったな」

全自動エスプレッソマシンなので、ボタンを1回押せばエスプレッソ
が1杯できる。それだけのことなのに、大はしゃぎしながら何杯も作
っていく3人。

3人の騒ぎ声が、ガガガガ、というマシンの奏でる音をかき消してい
た。



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◆今日のまとめ
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●密着軸の「顧客との関係」は、お客様のことを個別に知り、深い関
 係を築いていく。そのためのソフト資源・仕組みを作ろう!


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誌上でお答えしますのでぜひどうぞ。

この売れたま!にご返信いただければ、私にメールが届きます。


**************************************************************
▼今日の日記▲

今週は、東北のある温泉地でお仕事。その温泉地をどうやって魅力的
なものにしていくか、旅館の女将さん、スキー場の運営会社さん、な
どに、熱い議論を戦わせていただきました。テーマはもちろん、戦略
BASiCSです。

「観光」とBASiCSって、ものすごく相性が良いんですよね。地
域の名跡などの「ハード資源」や歴史などの物語や地域文化などの
「ソフト資源」をどう「強み」に転化して、その地域でお金を使って
いただくか、ということですから、BASiCSそのものです。

最近、この観光や農業関係の、「地域マーケティング」の話を多くい
ただくのですが、ニーズがあるのでしょうね。色々なところでお話を
伺ったり、自分で調べたりもしているので(売れたま!でも何回か取
り上げましたよね)、私の得意分野の1つになりつつあります。課題
も非常に共通しています。


個人的に嬉しかったのは、私の本を何冊もお買いいただいているとい
「ファン」の方もいらっしゃったことです。こちらにもBASiCS
が広がりつつある、ということの実感が湧きました。

時間の関係もあり、残念ながら地域料理などは味わえなかったのです
が、温泉は堪能しました。日本で一番泉質の種類が豊富な温泉地との
ことで、源泉かけながしの、濃い、いいお湯でした!

ご参加者の皆様、お疲れ様でした!



●今日のiPod Tune:秋の歌2012

まだ秋とは言えない暑さですが、ようやく「秋の気配」が漂ってきた
感じですね。

というわけで、「秋の歌2012」!


Septemberの歌、まだあります。今日はこの曲!


○すみれ September Love by 一風堂


1982年リリース、カネボウ化粧品のCMソングとなり、大ヒット
しましたね。ザ・ベストテンなんかでも高いランクに行ったような記
憶があります。最近「一風堂」というとラーメンですが、この頃は、
このグループでした。

いわゆるニューウェーブで、イギリスの「ニュー・ロマンティクス」
の香りが強いですね。今聞いてみると、意外に新鮮です。


最近では、97年(82年に比べれば「最近」ですよね……)には、
SHAZNAがカバーしています。当時、いいところ突いて来たな、
と思った記憶があります。

ちょっと明るい9月を楽しみたい1曲♪



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●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆次号予告:密着軸の経営戦略 26
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●次号は、「密着軸の独自資源」、ソフト資源について、引き続き見
 ていきます! そろそろ終わりに近づいています。


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