テレビ選びにはよく見る番組のジャンルを考えてください。映画を高画質で見たいというなら、黒色の表現が重要になります。昔は映画を見るなら黒が再現しやすいプラズマが有利と言われてきました。でも最近の液晶では、プラズマテレビよりも黒が出るようになっています。4原色など細かい色が表現できるシャープの「クアトロン」や、光沢パネルを使った東芝の『REGZA』などの画質を店頭で確認していただけるとよいと思います。
ただ、スポーツをよく見る方は、素早い動きのある映像も自然に再生できるプラズマテレビのほうがやっぱり有利です。
もうひとつの選択肢が3Dテレビです。こちらは、どのような部屋でどのように使うのかを考えたほうがいいでしょう。3Dテレビでは、パナソニック『ビエラ』、シャープ『アクオス』などに人気が集まっています。ソニーの『ブラビア』もオプションで後から3Dに対応できるモデルは売れていますね。
パナソニック『ビエラ』の人気の理由は、やはり、立体感や奥行き感の完成度が一歩抜きん出ているため。また、視野角が広いので、横に並びながらでも3Dで見られるのもメリットですね。
東芝の『3D REGZA』のしまりのある映像は、部屋の明かりを消して映画を楽しむ分にはいいのですが、光沢パネルを使っているため、明るい部屋では画面の反射が目立ちます。鏡のように自分の姿が写ってしまうのです。 また、パナソニック『VIERA』も、プラズマパネルを採用しているので、どうしても明るい部屋ではコントラストが落ちてしまいます。明るい部屋でゲームなどを楽しむなら、シャープの『AQUOS』やソニー『ブラビア』がいいかもしれません。 | | 3Dテレビ パナソニック 『3Dビエラ TH-P42VT2』 オープン価格 (実勢価格約25万円) 詳しい製品の情報はこちら
3D機能を搭載した42型のプラズマテレビ。新開発のプラズマパネルを採用することで、非常にコントラストの高い映像を再現する。液晶よりも高速の描写ができるため、比較的なめらかな3D映像を楽しめる。42、46型では、2D映像を3Dにする変換機能も搭載。 |
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