アフィリエイト活動に役立つ優良ツールとマニュアルです。詳細説明

2016年6月2日木曜日

売れたま!特別編Vol.334 2016/06/02 マンガ版 新人OL、発売記念号!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■ 
 〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.334(累計1330) 2016/06/02
購読者:22,303(まぐまぐ:16,861 メルマ:947 自社配信:4,495)

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
 ■■■■■__マンガ版 新人OL、発売記念号!__■■■■■
 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●「お客様の立場に立つ」ことがマーケティングの本質。1日に何回
 も、何十回も、「お客様の立場」に戻ろう!


┃売れたま!は、実戦マーケティング戦略の副教材です。売れたま!
┃単独でもお役に立てますし、本と併用されれば効果倍増!

┃図解 実戦マーケティング戦略 → http://tinyurl.com/a6ul5


アマゾン「オールタイムベスト ビジネス書100」のマーケティン
グ・セールス分野で 唯 一 の 日 本 人 著 者として選ばれた本です

http://ow.ly/Cd7Hc



◆◆◆◆◆◆ セ ミ ナ ー の ご 案 内 ! ◆◆◆◆◆◆

◆2016年8月 「戦略BASiCS2日間集中セミナー」

○日程:2016年8月6日(土)〜7日(日)
○場所:東京・市ヶ谷  ○価格:103,000円(税込)


戦略BASiCS2日間集中セミナー、久しぶりの開催です。

戦略をきっちり考えて成果を出したい、という方にお勧め。

少人数限定ですので、ご自身のビジネス・商品・サービスについて、
直接アドバイスをもらえる数少ないチャンス。

お客様に「刺さる」戦略を一緒に考えていきましょう!

詳細・お申込はこちらからどうぞ↓
http://www.sandt.co.jp/seminar-sb.htm



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる 発売記念号!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ついに、発売!

「マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」

「ドリルを売るには穴を売れ」、およびその凝縮版「新人OL、つぶ
れかけの会社をまかされる」がコミカライズされました。


「マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」
青春出版社 刊
佐藤義典(著) 汐田まくら(マンガ)
1300円+消費税

◇本の詳細はこちら↓
http://sandt.co.jp/manga-ol.htm

◇アマゾンはこちら↓
http://ow.ly/hOWs300Q6Kb


序章 22ページを無料公開中! 試し読みいただけます!
序章 22ページを無料公開中! 試し読みいただけます!
序章 22ページを無料公開中! 試し読みいただけます!

◇序章の試し読みはこちら↓(PDFが立ち上がります)
http://ow.ly/Tode300Q69W


汐田まくらさんはすごく良い漫画家さんで、小説「新人OL、つぶれ
かけの会社をまかされる」が忠実にマンガで再現されています!!

真子たちの世界へようこそ!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ある日の午後、イタリアン・レストラン「そーれ・しちりあーの」に
ふらっと中年男性が現れた。

その男性は「売多勝」(うれた・まさる)。職業は経営コンサルタン
ト。その男性を、たまたまその場にいたホールの女性が出迎える。
20代に見えるその女性は、「上原望」(うえはら・のぞみ)。そー
れ・しちりあーののホール部門の責任者だ。


望 :あれ、勝さん、どうされたんですか? 突然……

勝 :ちょっと面白いニュースがあってさ。ほら、これ。オレ達がマ
   ンガになった。

勝が望に、若い女性をあしらった表紙の本を手渡す。

「マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」


望 :え、え、え、えーーー!? ま、真子ちゃんが表紙!?

勝 :望ちゃんも出てるよ。ついでにオレも。


望が本をパラパラとめくっていく。


望 :わ、わ、わ……私も出てる……

勝 :そりゃ出てるだろ。っていうか、主要登場人物じゃん。


望は「い、今、真子ちゃんを呼びます」と言うが早いか、スマホを取
り出して電話を始める。「真子ちゃん、勝さんが今いらして……」。

すぐにもう1人の若い女性がレストランに飛び込んでくる。望と同じ
く20代に見える女性は売多真子(うれた・まこ)。このレストラン
そーれ・しちりあーのの社長だ。


真子:勝さん、どしたの? 突然? 真子に会いに来たのかなあ?

望 :ま、真子ちゃん、これ……

真子:え? この表紙、私だよね……? え? え?

望 :わ、私たちがマンガになったんだって!!

真子:……なんで今更マンガに? もう小説になってるのに……?

勝 :そういう要望が多かったからじゃないのか?

望 :ま、真子ちゃん、驚かないの?

真子:まあ、私の本当の魅力はビジュアル面だから、いずれはそうい
   うことになるかなと思ってたからね、きゃははは。

勝 :そういうこと言うと、読者さんの期待値を妙に上げるから、や
   めろ。期待が大きいと、失望も大きいからな……

真子:な、何それー、しっつれーね! ほら、このマンガ、可愛く描
   けてるよ!

勝 :それは漫画家さんの腕がいいからだろ。試し読みはこちらです

http://ow.ly/Tode300Q69W


真子:カワイイカワイイ真子ちゃんをぜひ見てね!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆マーケティングの本質とは?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

勝 :で、せっかくだからマーケティングについておさらいしよう。

真子:うん! 珍しく店に空席があるね。座ろう座ろう!


真子と勝が隅っこの空席に座ると、望がエスプレッソとケーキを持っ
てくる。


真子:これ、私のお、ご、り。ちゃんと会社にお金は払うからね。

勝 :お、ご馳走様。

望 :この本読むと……懐かしいなあ……

勝 :そんな昔の話でもないでしょ?

望 :そうですけど、このときはホント何にもわかってなかったから
   すごく思い出深くって……あ、今もあまりわかってませんけど

勝 :マーケティングの本質がここにあるよな。

真子:えっと、まとめてみようか。この本の内容を。


真子がノートに書き出していく。


1.ベネフィット:お客様はどう嬉しい?

2.セグメンテーション・ターゲット:その嬉しさを求める人は誰?

3.強み:お客様が競合ではなく自社を選ぶ理由(=嬉しさの差)は?

4.4P:嬉しさを実現する売り物・売り方・売り場・売り値は?

5.想い:結局世の中にどのように貢献したいのか?


勝 :お、さすがだな。そう、マーケティングの基本理論はこの5つ

真子:へっへー、私もちょっとは苦労しましたからねー。

勝 :小説の「ドリル〜」「新人OL〜」も、そしてこの「マンガ 
   新人OL〜」も、この順番で話が進んでいくよな。

望 :うまくできてますね……

勝 :っていうかオレがそう誘導したんだけどさ。だから「ベネフィ
   ット」から始まってる。

望 :「ベネフィット」、お客様にとっての価値ですよね。お客様に
   どんな「嬉しさ」を提供するか。

勝 :うん、「価値」でもいいけど、「嬉しさ」っていう表現の方が
   わかりやすいよな。これが全ての始まりであり、本質。

真子:マーケティングの本質は、ベネフィットなの?

勝 :本質は「お客様の立場に立つ」ってこと。それだけ。

望 :その「それだけ」が難しいんですよね……

真子:そうそう。っていうか今でも悩んでるけどさ、きゃははは。

勝 :オレだってそうだよ。その意味でこの本は「わかりやすい」と
   は思うけど、「やってみると超難しい」っていうことになる。

真子:ホントホント〜。勝さん、カンタンそうに言ってくれちゃうか
   らさー。

勝 :物事の「本質」ってそういうもんだろ。「カンタンに言えちゃ
   うけど、やってみると難しい」。スキーだってそうだろ。

真子:え?

勝 :オレが小学生の時に初めて習ったスキーの先生曰く「スキーは
   たった2つ。谷足荷重、上体は常に谷向き。これだけだ」って

真子:きゃははは、それがスキーの極意なんだ!

望 :そ、それはそうかもしれませんけど……谷足荷重、って言われ
   ても、それがカンタンにできたら……

勝 :そうそう、すぐ達人になれるけど、そんなことはありえない。
   今でもスキーで転ぶときは、この2つのどっちかができてない

真子:それが物事の「本質」なんだ……

勝 :だから、この本は、超カンタンで超難しい、ってことになる。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「嬉しさ」をキーワードにすると、全てが通る!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

真子:それが本質なら、「ベネフィット」だけでいいんじゃないの?
   何で基本理論が5つもあるの?

勝 :「ベネフィット」は「起点」であり「キーワード」。実はさ、
   マーケティング理論って、「嬉しさ」で括ると全部括れる。

真子:そりゃそーでしょ。さっき私が書いた通りじゃん。

勝 :そうだけど、普通のマーケティング理論は、STPだとか
   SWOTだとか競合優位だとかいきなり言い出すだろ。

望 :そうなんですか?

勝 :そういうのが多いと思う。っていうかオレはそれで苦しんだ。
   色々な理論がつながってないし、ダブりまくるし。

真子:そうなんだ……

勝 :でもさ、「嬉しさ」をキーワードにすると、全ての理論とか要
   素がつながるんだよな。

真子:えっと、「ベネフィット」がその「嬉しさ」だよね?

望 :それで、「嬉しさ」が人によって違うから「セグメンテーショ
   ン」して、誰かに絞って「ターゲティング」する……

勝 :で、「強み」すなわち「お客様が競合ではなく自社を選ぶ理
   由」とは、「競合との嬉しさの差」

真子:次は4P……「売り物」は嬉しさを実現して、「売り方」は、
   嬉しさを伝えて……

望 :「売り場」で「嬉しさ」を届けて、「売り値」は「嬉しさ」の
   対価、ですね。

勝 :そして、もっと大きな意味での、社会にとっての「嬉しさ」が
   「想い」だろ。

真子:ホントだ!!! 「嬉しさ」で全部がつながる!!

勝 :これ、当たり前だって思うだろうけど、こういう説明の仕方っ
   てまずないからな。

望 :勝さん、MBA取られてますよね? そのときもですか?

勝 :もちろん。マーケティングってさ、会計とかと違って、予備知
   識がなくてもモノが言いやすい。だからメチャクチャになる。

真子:そっか……だからお客様の「嬉しさ」に立ち返らないといけな
   いんだ……

勝 :売れない理由なんて、結局は1つ。「お客様が嬉しくない」っ
   てことだ。嬉しけりゃ、お金を払ってもらえるだろ?

望 :そ、そうですけど、だからそれが難しいって……「谷足荷重」
   と一緒で……

真子:どうすればいいの?

勝 :それはだな……

望 :は、はい……



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「お客様」に戻る「頻度」を増やそう!!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

勝 :この本を読むんだ!! 何回も!!


「マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」


望 :え、えー……それはちょっと……

真子:うわー。主人公の私でもドンビキなんだけど……

勝 :いや、実際そうだって。常に、どんなときも、いつでもお客様
   の立場に立ち続けるななんて、絶対ムリ。断言するわ。

真子:そ、そーなの? 勝さんでも?

勝 :人間である以上ムリだね。もし出来る、っていう人がいたら会
   ってみたいわ。すぐに弟子入りさせていただきたいよ。

真子:本当にムリなの?

勝 :一瞬でも「私お腹空いた」と考えたら「お客様」から離れるん
   だぞ? 「歯が痛い」もダメだぞ? 喩え一瞬でも。絶対に。

真子:そ、そりゃムリだよ……

勝 :だから人間って本質的に自分のことを考える生き物なんだって

望 :じゃ、じゃあどうすれば……

勝 :お客様に戻る「頻度」を増やす。自社とか自分のことをつい考
   えるだろ? その度に「あ、だからお客様にとっては……」と

真子:お客様に「戻る」んだ!

勝 :そう。優れたマーケターは、その「お客様に戻る頻度」が高い
   んだと思う。1日に何十回も、何百回も戻る。

望 :だからこの本を何回も読め、と……

勝 :そう。そして、だからこそ「マンガ」にした。マンガなら、慣
   れれば数十分で読めるだろ?

真子:た、確かに……

勝 :宇都出雅巳*さんっていうコーチの方が、「高速大量回転」と
   いう考え方を提唱されてる。

望 :高速大量回転?

勝 :その通りの意味で、1回目より2回目、2回目より3回目の方
   が本を早く読める。その方が学びが早い、ということだと思う

望 :マンガにする意味はそういうことだったんですね……

勝 :変な話、別にこの本じゃなくてもいいんだ。マーケティングに
   限らず「本質を捉えた本を、何十回と読む」のがコツってこと

真子:なるほど……真子と会う度に、マーケティング脳が鍛えられて
   いく、なんてス・テ・キだね、はーと♪

勝 :うわ……そういうことになるのか……なんか複雑だな。

真子:幸せなことだねー、きゃはは。真子に会いにき、て、ね♪



*宇都出雅巳さんのHPはこちらです↓ 2010年に売れたま!で
もご対談いただきました。

http://ameblo.jp/kosoku-tairyokaiten-ho/theme-10034710230.html


宇都出さんの新刊はこちら↓

「名前が出ない」がピタッとなくなる覚え方
宇都出雅巳 著 マガジンハウス

アマゾンはこちら↓
http://www.amazon.co.jp/dp/4838728492

この本、「お客様の立場に立つ」ということを忘れないようにするの
に、役立ちそうです。



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「マーケティング戦略」という言葉の抱える矛盾
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

望 :勝さん的には、BASiCSを推したいんじゃないですか?

勝 :鋭いなあ……それはそうなんだけどさ。でも順番的には、こっ
   ちが先。マーケティングの本質だから。

望 :この本と戦略BASiCSは、どうつながるんですか?

勝 :素晴らしい質問! いい機会だから説明しておこう。「マーケ
   ティング戦略」という言葉の抱える矛盾を。

真子:矛盾? 「マーケティング戦略」という言葉の?

勝 :そう。マーケティングの本質って何だっけ?

望 :「お客様の立場に立つこと」と、先ほど……

勝 :そう。で「戦略」の本質は?

真子:……「勝つ」こと?

勝 :そんな感じ。自分の「強み」を活かすこと。となると「マーケ
   ティング戦略」ってなんだ?

望 :た、確かに……「お客様の立場に立つ」という「マーケティン
   グ」と、「強み」を活かすという「戦略」は……

真子:ホントだ! 矛盾する!!

勝 :「マーケティング」の視点は「お客様」で、「戦略」の視点は
   「自分」。だから「マーケティング戦略」という言葉は……

望 :矛盾をはらんでる言葉なんですね!

真子:で、でも、勝さんは「マーケティング戦略」が大事だ、って、
   いつもいつも……

勝 :そうだよ。だから、その2つを昇華させる考え方に行き着いた

真子:消化?

勝 :昇華! 統合させて、もう一段階高みに行く。

望 :ど、どうやって?

勝 :それがBASiCS。BASiCSにおける「強み」の定義は
   何だっけ?

望 :「強み」は、「お客様が競合ではなく自社を選ぶ理由」です。

勝 :それ。その言葉に「お客様」「自分」が矛盾せずに入ってる

真子:お客様が競合ではなく自社を選ぶ理由……ホントだ!! これ
   なら矛盾しない!

勝 :「強み」の定義は「お客様が競合ではなく自社を選ぶ理由」っ
   ってあっさり言ってるけど……

真子:実は深い意味があったのかあ……勝さん、意外に考えてるじゃ
   ん、きゃははは。

勝 :ふざけんな。すげー考えたんだよ! あがいて、もがいた、っ
   て言ってもいい。それで「昇華」させた。

望 :あっさり「お客様が競合ではなく自社を選ぶ理由」って言われ
   ちゃうと、有り難みがないですね……

勝 :だろ? それがこの本の「弱み」。本質を「あっさり」言っち
   ゃうから、「有り難く」ないよな。

真子:確かにねー。

勝 :じゃあ最初の質問に戻って「この本」と「戦略BASiCS」
   をつなげようか。


勝が真子のノートに書き始める。


 新人OL     BASiCS

 ベネフィット → B:戦場・競合

 ターゲット  → C:顧客

 強み     → A:独自資源
        → S:強み

 4P     → Sm:メッセージ

 想い     → B:戦場・競合


勝 :こういう対応関係になってる。

真子:えっと……「ターゲット」と「C:顧客」は同じだよね。

望 :「強み」を「A:独自資源」と「S:強み」に分けてますね

勝 :そうだな。BASiCSは「戦略」寄りだから、より精緻に
   「強み」を作る必要がある。分ける理由は繰り返さない。

真子:「4P」は、「Sm:メッセージ」なの?

勝 :正確に言えば、「Sm:メッセージ」のもと、「4P」という
   「打ち手」を通じて、お客様にメッセージが伝わる。

望 :なるほど。

勝 :で、わかりにくいのが「B:戦場・競合」だよな。「ベネフィ
   ット」であり「想い」であり。

望 :はい、何となくはわかりますが……

勝 :「ベネフィット=戦場」というのは、売れたま!でも何回か
   「戦場価値公式」として説明してる。


○「戦場」=「お客様のアタマに浮かぶ選択肢の括り」
     =「その商品・サービスの使い方」=ベネフィット
     =TPO


真子:あー、これかー。使い方、TPOが一緒だから「競合」するっ
   ていう。

望 :あ、はい、イタリアンレストランの「競合」は「業態」ではな
   く、「同じTPO、楽しさ」という「価値」で競合する……

勝 :そうそう。だから「ベネフィット=戦場」となる。

真子:「想い」は?

勝 :それは「自分は何屋さん」ってこと。「B:戦場」は、「自社
   の事業領域」。そーれ・しちりあーのの「想い」は何だ?

真子:「シチリアの太陽で元気になってほしい」!

勝 :だから「シチリアの太陽で元気になってほしい」屋さんという
   のが「戦場」つまり「事業領域」の定義であり……

真子:その「何屋さん」で競合するんだ!!

勝 :そう!

望 :あれ? じゃあ、新人OLの5つの理論と、戦略BASiCS
   は同じもの、ということですか?

勝 :そう言ってもいい。戦略BASiCSのベースにあるのが、新
   人OLの「マーケティングの本質」だな。

真子:そうなんだあ……なんかスッキリした感じがする!

勝 :この話、あんまりする機会が無かったからな……こういう機会
   じゃないと、さ。

望 :はい!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆「マンガ 新人OL〜」の3つの「強み」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

勝 :じゃあ最後に、この本の「強み」を少し宣伝させてもらおうか

真子:ま、まるで今までが宣伝じゃなかったみたいな言い方ね……

勝 :宣伝じゃなかっただろ。理論の説明だっただろうが。

真子:……まあいいや。この本の「強み」は?

勝 :まずはな……なんと、「マンガ」であることだ!

真子:きゃはは、そりゃそーだ。

勝 :いや、マジでそう。ビジネスマンガって、半分マンガで、半分
   説明だったりするだろ?

真子:え、これは……


真子がぱらぱらと本をめくる。


真子:うっわー、解説文が全然ないよ……大丈夫なの、これ?

勝 :マンガに全部入ってるの! 解説文が不要なんだよ! さっき
   の理由で、「高速大量回転」して欲しいからだよ。

真子:でもさ……その分私たちのセリフ、長いね……

勝 :う……それはしょうがないだろ……2つめの「強み」は、「意
   外に本格的」!

真子:きゃははは、「意外に」なんだ! 珍しく弱気じゃん。

勝 :他のBASiCSの本と比べると、どうしても、なあ……

真子:あ、そっちと比べると、そりゃそーか。3つめは?

勝 :イタリアンレストランが舞台であること。レストランは身近に
   あってわかりやすいけど、「経営の縮図」。

望 :どういうことですか?

勝 :シェフは、メーカーでいう「開発・製造」でしょ。望ちゃんの
   ホールはメーカーでいう「営業」。

望 :な、なるほど……

勝 :で、ほとんどの会社で、「開発」「製造」「営業」の縦割りの
   問題は多かれ少なかれ起きる。

望 :あ……「開発・製造」の清川さんと、「営業」の私が対立して
   しまって……

真子:それで私がそれを悪化させたんだよねー、きゃははは。

勝 :自覚があればいい。ともかく、イタリアンレストランっていう
   小規模組織でも、数万人の大企業でも、同じ問題が起きる。

真子:だからどうなの?

勝 :だから、汎用性が高い。多くの会社に当てはめやすい。

望 :なるほど……よりお役に立てる、ということですね。

勝 :そういうこと。

真子:ちょ、ちょ、ちょっと、「最大の強み」を忘れてるよ!!!

勝 :まだあったっけ?

真子:あ、あるわよ! 私! わ、た、し! とってもカワイイ真子
   ちゃんがこの本の「最大のみ、りょ、く」♪

勝 :……

望 :……

勝 :真子がカワイイっていうより、漫画家さんの腕がいいんだと思
   うけどな……大分美化されてるよな……

望 :ホント、いい漫画家さんですね。

真子:そ、そんなの勝さんだって望ちゃんだってそーだよ!

勝 :「美化されてる」っていうのは認めたんだな。

真子:う……そ、そんなことないもん。

勝 :それこそ、試し読みしていただこうぜ。

望 :それがいいですね。

真子:うん。ぜひ、私たちを見に来てくださいね!!


「マンガ 新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」
青春出版社 刊
佐藤義典(著) 汐田まくら(マンガ)
1300円+消費税


◇本の詳細はこちら↓
http://sandt.co.jp/manga-ol.htm


◇序章の試し読みはこちら↓(PDFが立ち上がります)
http://ow.ly/Tode300Q69W


◇アマゾンはこちら↓
http://ow.ly/hOWs300Q6Kb



★今日の「アタマに問いかけるべき適切な質問」

あなたは「お客様の立場に立つ」というマーケティングの本質に、1
日何回戻れていますか?


ぜひお考えになってみてください!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆今日のまとめ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●「お客様の立場に立つ」ことがマーケティングの本質。1日に何回
 も、何十回も、「お客様の立場」に戻ろう!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆売れたま!を解除するには
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

売れたま!は、以下の3つの配信会社から配信されています。下記の
ページの中段、青色の部分からご自身にて解除下さい

http://sandt.co.jp/uretama.htm

ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。


**************************************************************
▼今日の日記▲

「お試し版」のPDFは、モトを出版社さんからいただいて、自分で
少しだけ再構成しました。

PDFでモノを作る、というのは、普段あまりしないので、「どうや
るんだっけ」となってしまいます。マイクロソフト・オフィスからは
一発でPDF化できるんですが、PDFの上で作業するとなると、普
段使い慣れないソフトを使うので、ちょっとしたことでも時間がかか
ってしまいます。パワーポイントなら30秒でできることなのに……

やっぱりPractice makes perfect(習うより慣れろ)ですね。


明日は、「マーケティング脳を鍛える」セミナーです。

それこそ、「新人OL〜」の基本理論をきっちりとおさえていく1日
です。

お気を付けておこしください!!



●今日のiPod Tune:5月病を吹き飛ばせ! 2016

Prince特集が終わり、通常に戻ります。

4月の異動シーズンも終わり、5月病の季節……と言われたりもしま
すが、ノリのいい音楽で元気にやっていきましょう!

6月になりましたが、続きます! 今日の曲は……


○Things Can Only Get Better by Howard Jones


1985年、全米5位のヒット曲。シンセポップの申し子、Howardの
代表曲の1つです。

80sポップスの特徴の1つが「シンセ」ですが、彼はまさにそのシ
ンセをフル活用したアーティストでした。当時は、ちょうどレコード
からCDへの移行期。デジタルサウンドの魅力が活きるタイミングで
もありました。


もし今が「最悪」なのであれば、「Things Can Only Get Better」、
これからは良い方向にしか向かっていきません。

そう開き直れれば、頑張れるかも?



〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<免責事項等>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●紹介した会社の各商標は各会社の登録商標です。紹介した会社・商
 品等は、例であり、戦略や商品の良し悪しの評価ではありません。
●無断転載は禁じますが企画や会議のネタにぜひどうぞ。全文転送な
 ら構いませんので、部下・上司・同僚など周囲の方にもお勧めを!
●メルマガの内容の実行は、読者さんの責任でお願いします。
●自社の売上向上のために使うのは歓迎ですが、このメルマガの内容
 の販売・コンサルティングへの利用で利益を得る行為は禁じます。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓<発行者情報>〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
●発行者:佐藤義典   ●発行頻度:月・木の週2回目標
●感想、質問、実行の結果などは uretama@mpara.com へどうぞ!
http://www.mpara.com(マーケティングパラダイス)
●バックナンバー抜粋 http://www.mpara.com/backno.htm
●売れたま!まとめ記事 http://uretama.com

マーケティングコンサルティング・研修・セミナーは
ストラテジー&タクティクス株式会社へ
http://www.sandt.co.jp/index.htm

Copyright 2003-2016 Yoshinori Sato


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆売れたま! お勧めまとめ記事
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

売れたま!のまとめサイトはこちらです↓ まだベータ版です。

http://uretama.com


お勧めのまとめ記事は、こちらです。無料!


●「達人マーケターへの道」

本1冊分の長さ! 独断と偏見に満ちたマーケターの成長プロセス

こんな記事は、ここにしかないと思います。

http://uretama.com/?page_id=464



●「高校生にもBASiCSを」

初めてBASiCSを学びたい、という方にお勧め。高校生のお子さ
んにもどうぞ。

http://uretama.com/?page_id=293


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆売れたま!提携メルマガ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
以下は、売れたま!独自の基準で厳選している提携メルマガです。

●小笠原昭治の マーケティング&ストローク
http://www.mag2.com/m/0000111010.html

お奨め書 「売りこむな!期待をくすぐれ!!」
http://tinyurl.com/4vyk4



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆売れたま!発行者 佐藤義典 の本 : 合わせて読めば最強!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


●実戦的な打ち手に落ちる「マインドフロー」の本

「実戦 顧客倍増マーケティング戦略」
佐藤義典著 日本能率協会マネジメントセンター
http://ow.ly/LncLt

─────────< 経営戦略の最高峰 >──────────

●戦略BASiCSの現時点での集大成にして最高峰

経営のすべてを顧客視点で貫く<社長の最強武器>戦略BASiCS
佐藤義典著 日本経営合理化協会
http://sandt.co.jp/basicsbook.htm

●「経営戦略立案シナリオ」 佐藤義典 著 かんき出版
経営戦略のガイドブック:経営者は必読!
http://www.sandt.co.jp/scenario.htm

●「売れる数字 〜組織を動かすマーケティング〜」 
 佐藤義典著 朝日新聞出版
戦略を実行に落とし込み、組織を動かそう!
http://ow.ly/32zKP

──────< 物語でわかるマーケティング >────────

●「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」 佐藤義典著
 マーケティング入門:読みやすい小説
http://ow.ly/qBY9o

●「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典著
 上の本の続編。主人公が社長になり、戦略構築から実行プロセスま
 で物語で体感!
http://ow.ly/6s63d

●「白いネコは何をくれた?」 佐藤義典著 フォレスト出版
 物語形式でわかりやすいマーケティング戦略と人生戦略
http://www.sandt.co.jp/shiroineko.htm

─────< マーケティング戦略のベストセラー >──────

●「図解 実戦マーケティング戦略」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略入門:戦略はここから
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/jissen.htm

●「事例でわかる 実戦BtoBマーケティング」 佐藤義典著
 BtoBマーケティング戦略の標準テキスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://ow.ly/7Wvdq

●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/check.htm

●「ことわざで鍛えるマーケティング脳」 佐藤義典著 毎コミ新書
 ことわざだからわかりやすい、伝えやすい、マーケティング戦略
http://www.sandt.co.jp/kotowaza.htm

────────< マーケティングの思考法 >────────

●「実戦マーケティング思考」 佐藤義典著
 日本能率協会マネジメントセンター
 右脳と左脳をフル活用、売れる思考・発想ができるようになる!
http://www.sandt.co.jp/shiko.htm


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆次号予告:ショップジャパンのトゥルースリーパー
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●トゥルースリーパーのTV広告、絶対見たことありますよね? 
 TV通販では珍しいロングセラーになったヒミツを探ります!


▼飲み会に、数部印刷して行こう。グチ大会より、前向きの話を!

▼彼氏・彼女・家族との、知的な話題づくりに!

▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!

▼お客様訪問の際のおみやげに、プリントアウトして渡そう!


売れたま!があなたのお仕事に少しでも役立ちますように……

〓〓次号の売れたま!でお会いできるのを楽しみにしています!〓〓

◎このメルマガに返信すると発行者さんにメッセージを届けられます
※発行者さんに届く内容は、メッセージ、メールアドレスです

◎売れたマーケティング バカ売れトレーニング:売れたま
のバックナンバーはこちら
http://archives.mag2.com/0000111700/index.html?l=gsc04e8f7e

◎売れたマーケティング バカ売れトレーニング:売れたま
の配信停止はこちら
http://www.mag2.com/m/0000111700.html?l=gsc04e8f7e

0 件のコメント:

コメントを投稿