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2015年1月30日金曜日

売れたま!特別編Vol.305 2015/01/29 年末年始特別号:価値提案のTPO・T 10

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━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.305(累計1194) 2015/01/29
購読者:31,768 (まぐまぐ:16,433 メルマ!:945 めろんぱん:14,390)

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 ■■■__年末年始特別号:価値提案のTPO・T 10__■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●TPOのOは「場合」。その商品・サービスの「回りにあるもの」
 そして使う際の「対象物」を考えよう!


┃売れたま!は、実戦マーケティング戦略の副教材です。売れたま!
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◆年末年始特別号!
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もう冬休み! 年末年始好例の「特別号」は、お馴染みのこの2人。

我らがヒロイン「売多真子」(うれた・まこ)と、真子の親戚にして
そのメンター「売多勝」(うれた・まさる)の珍道中(?)。

・売多真子:イタリアンレストラン 「そーれ・しちりあーの」社長
・売多勝 :真子の親戚・幼なじみでマーケティングコンサルタント

2人は拙著の登場人物です。お読みいただいているとは思いますが、
念のためご紹介いたします。2冊とも、小さくて軽いので荷物になら
ず、帰省の電車などでお読みいただくのにオススメです!


○「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」 佐藤義典著
http://ow.ly/89pSR

売多真子が、勝の助力を得てイタリアンレストランの新企画に奮闘!
マーケティングの最初の1冊としてオススメ。


○「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典著
http://ow.ly/6s63d

上の本の続編。真子が社長になり、ライバルと戦っていく! 戦略構
築から実行プロセスまで、社長の視点を物語で体感!



●今回の特集は「価値提案」!

マーケティングの本丸というか、ビジネスの中核とすら言える「価値
提案」。意外なことに、今までこの特集はしてきませんでした。

例年通り、このシリーズがどれくらい続くかは、2人の活躍次第。現
時点ではわかりません。

ビジネスの中核「価値提案」とは? この特集は、肩の力を抜いてお
楽しみください!



●ここまでのあらすじ

売多真子と勝は、売多一族の年末大集会に参加。親戚一同で大騒ぎし
た後、2人は初詣に行き、近くのカフェにより、勝の講義が続く。

この物語の中では、「今」は1月1日の夜です。


今回は、連載10回目です。1回目はこちらからどうぞ↓

http://archive.mag2.com/0000111700/20141230034000000.html

「次の記事」というところをクリックすると、その次に進めます。



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◆まずは前号の復習から!
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1月1日の夜。売多真子と勝は、親戚一同で泊まっている旅館で夕食
を終え、ロビーに向かった。

まだ時間も早く、少し赤い顔をした宿泊客と旅館内のあちこちですれ
違う。旅館内のカラオケや飲み屋に向かうのであろう。

真子と勝は、ロビーのソファに、横並びに座った。


「へっへー、ソファー確保♪」
「この時間でも、人が多いよな」
「んー、お正月って感じだねー」
「社長に年末も正月はないぞ」
「そんなのわかってるよ。だからこうやってお勉強してるんじゃん」
「そーいやそーか……」
「私もそれくらいの自覚はあるよ。社員の生活もかかってるしね」
「おー、すごい成長だな。エライエライ」
「へっへー、だ♪」


勝 :じゃあ復習から行くぞ。

真子:うん。今習っているのは「価値提案」で、価値は使い方に表れ
   る。使い方はTPO、Time、Place、Occasion。

勝 :そうだな。

真子:前回は、TPOのP、「場所」をやった。「所変われば品変わ
   る」。場所が変わると、ニーズが変わる!

勝 :例えば?

真子:例えば、除雪用具。雪国では本格的なものが必要だけど、関東
   だとそこまでは降らないから、ニーズが違う。

勝 :どういうことだ?

真子:雪国では、スノープッシャーとスコップの2つを揃えるけど、
   関東用にはその両方が1つでできる製品を開発!

勝 :そうそう。

真子:あと、「場所」っていう「制約要因」を外す、っていうことが
   大事。例えばコードレス掃除機は、使える場所を広げた。

勝 :オフィスの掃除スタッフさんなんかがよく使ってるよな。

真子:あ、うん。いちいち電源につないで、ってやってたら手間がか
   かってしょうがないもんね。

勝 :それは人件費に直結するからな。

真子:あ、確かにそうだ。なるほどぉ……

勝 :じゃあさ、TPOのPについてまとめてみろよ。

真子:うん。


真子がうーん、と時折うなったりしながら、ノートにまとめていく。
「これでいーい?」と小首を傾げてノートを勝に見せる。


◇TPOのP:Place どこで使うのか


○「所変われば品変わる」:場所が変わるとニーズが変わる

・雪が多い雪国では、スノープッシャーとスコップを両方揃える。そ
 れほど降らない関東では、その両方の機能を1本で使えるように


○「場所」が変わると「戦場」が変わり、それは新しい売上のモト

・コンビニのコーヒーは、使う場所を「屋外」に広げてコーヒー需要
 を喚起した

・ネスレの「ネスカフェ アンバサダー」は、使う場所をオフィスへ
 と広げてオフィス内需要を喚起

・スマホにつなげた端末でクレジットカードを屋外で使えるようにし
 て、クレジットカードの利用場面を広げた

・OSは、使われる端末を広げる競争が起きている


○「場所」という制約要因を外すと、利用場面が広がる

・どこでも使えるようにした携帯電話、ノートパソコン

・「コーヒーポットのお届けサービス」「ケータリング」「出前」は
 店舗の立地という制約要因を外した



勝 :うん、いいんじゃないか。

真子:やったー。

勝 :じゃあ、ここからは、TPOのO、Occasion。どう使
   うか、だな。

真子:やっとTPOのOかあ……

勝 :TPOってメチャクチャ深いぞ。

真子:ホントそーだー。TPOさん、ナメてました。ゴメンナサイ。



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◆TPOのO:どう使うか→ 回りにあるものは何か?
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勝 :で、TPOのOはOccasion。どう使うか。

真子:「どう使うか」っていうのがピンと来ないんだけど? そもそ
   もOccasionって何?

勝 :「場合」とか「状況」、って感じ。ちなみに読み方は「オケー
   ジョン」な。

真子:「時と場合による」っていうときの「場合」?

勝 :そうそう。時と場合って、TimeとOccasionだから
   まさにTPO。

真子:なーるほどぉ。でも「場合」って?

勝 :まずはわかりやすいのが、その商品・サービスの「回りにある
   もの」ってなんだ、っていう話。

真子:「回りにあるもの」? もっとわかんないよ……

勝 :例えば、カバンの「回りにあるもの」って何だ?

真子:……空気?

勝 :ふざけてんのか、オマエは。ジョークにしては面白くも……

真子:ち、違うってば、だからわかんないんだってば。

勝 :えっと真子は、普段はどうやってカバンを選ぶんだ?

真子:まず、ファッションに合わせるかな。スーツの色とか。

勝 :だからそれが「回りにあるもの」だろ。「服」が回りにあるか
   ら、カバンもそれと一緒に考えるだろ?

真子:……どういうこと?

勝 :スーツを着てるときはどんなカバン持ってく?

真子:だから会社用の……あ!! 会社にスーツ着ていくときはスー
   ツに合ったのだし、ラフなカッコのときはカジュアルなヤツ!

勝 :だろ? 服に合わせたカバンを持っていくだろ? それが「場
   合」の意味。

真子:そっかー、「回りにあるもの」が「服」だから、その「場合」
   によって違うってことか。

勝 :カバンに限らず、全ての商品・サービスはその「回りにあるも
   の」があってこそ成立する。

真子:なるほど……そういう意味か……

勝 :カバンの場合は、その前にもっと大切なモノがある。服だけで
   決めないだろ。

真子:そーなの?

勝 :真子は、今回どんなバッグで来てる?

真子:旅行カバン……あ! 旅行っていう「場合」に合わせたバッグ
   で来てる!

勝 :そうだよな。それで、もっと直接的に、何によってバッグの選
   択が変わるかっていうと……

真子:荷物の多さ?

勝 :それも含めて、「カバンに入れるもの」。何と、カバンに入れ
   るものによってカバンの選択が変わる!! あははは。

真子:あー、そりゃそーだね。

勝 :だから、手ぶらだったら何とカバンはいらない!

真子:きゃははは、当たり前だー!

勝 :で、オマエはそれに気づいてたのか?

真子:そーなんだよねー。でもそんな当たり前のことに気づけない自
   分に「しょぼーん」なんだよね……

勝 :だからこれは難しいんだって。で、TPOをやってる意味って
   何だっけ?

真子:価値は使い方に表れる。それで使い方=TPOだから。

勝 :そうだよな。何かを買ったら「使う」よな。それが「目的」だ
   よな。だからカバンを使う目的は何だ、って話し。

真子:何かを入れるんだよね。

勝 :そういうこと。その使う「対象物」がTPOの「O」。回りに
   あるもの、ってこと。


勝が膝の上でノートパソコンを広げる。「まさにラップトップだな」
と言いながら、真子の膝の上にノートパソコンを載せた。真子は、モ
ニタをじっと覗き込む。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇「トレンドだけでなく、ファッションやライフスタイルの変化の影
 響を大きく受けるのが雑貨だ。レディースではバッグ・かばんは全
 体に小さめサイズに人気が高まりそうだと言うのは、丸井の専門店
 事業本部バッグ課長の戸田篤樹氏。「書類代わりにタブレット(多
 機能携帯端末)を持つなど、持ち物が変わってきている」ためだ』


2015/01/05 日経MJ P.6

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:あ、なるほど……書類をたくさん持ち歩くときは、大きめのト
   ートバッグだけど、タブレットなら小さいバッグでいいね。

勝 :だよな。まさにカバンの「対象物」、つまり「入れるもの」に
   よってカバンの売れ筋が変わって来てるわけだ。

真子:なーるほどねー。

勝 :逆に言えばさ、カバンの中身を見れば、その人のニーズがわか
   るよな。

真子:勝さんのカバン、メチャクチャ重いよねー、きゃははは。

勝 :パソコン、マウスに電源、筆記用具、書類、新聞、水、オヤツ
   にコーヒーポット……10kgあるぜ。

真子:「動くオフィス」だねー、きゃははは。

勝 :そうそう、それがまさにカバンに表れるニーズなんだよな。

真子:ニーズは持ち物に表れる、か……面白いねー。



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◆その商品・サービスの「対象物」を考えよう
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勝 :要はその商品・サービスを使うときの「対象物」を考えるわけ
   だな。カバンの場合は「入れるもの」

真子:あとは?

勝 :カメラとかビデオカメラの場合は? 「対象物」は何だ?

真子:「対象物」……被写体じゃないの?

勝 :あったりー。

真子:勝さん、真子の写真撮りなよー。

勝 :そうだな、魔除けにはいいな。

真子:素直じゃないなー。撮ってい、い、よ♪

勝 :じゃあさ、オレらの写真、今撮ろうぜ。

真子:やっだー、もー。


ソファで横並びに座る2人が、スマホを持つ腕を伸ばし、2人の顔を
撮る。


真子:きゃははは、勝さん、顔おっきー!

勝 :うるせーな、脳みそが大きいんだよ! で、こういう風に、顔
   だけになっちゃうだろ。

真子:だから勝さんの顔が……

勝 :いいからこれを読めよ。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇『キヤノンが昨年売り出した置き撮り式のビデオカメラがじわりと
 人気を集めている。"自撮り"文化の広まりで、自分の動画を撮り
 たい層を意識した点が好評だ。マイクやバッテリーの機能を高めた
 新型を10月に発売し、広角レンズで会議などビジネスユースとし
 ても広まりつつある』


◇『「iVIS ミニX」は四角い手のひらサイズのビデオカメラ
 だ。液晶パネルのほかにスタンドが内蔵されており、机や棚などに
 置いて、自分を簡単に撮ることができる。パネルは自分に向けられ
 る。家庭用ビデオカメラとしては異色の形で、最大の特徴は近い距
 離でも広い風景をとらえる超広角レンズだ。通常のビデオカメラや
 スマートフォンは自分に向けて撮ると画面はほとんど自分の顔のア
 ップになってしまう。iVIS ミニXは広角レンズを搭載したこ
 とで、50〜60センチメートルしか離れていなくても背景が入
 る。従来のビデオカメラ機能との明らかな違いだ。広角で撮れるの
 で、例えば観光地などで自分にレンズを向けてとって背景の景勝地
 まで入る』


2014/11/07 日経MJ P.5

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:あ、なるほど……さっきの写真みたいに顔だけにならないんだ
   ね。ちゃんと風景まで入るんだ。

勝 :さっきの写真もそうだけど、後ろが全く入らないと、記念写真
   にならないよな。

真子:うん、どこで撮っても一緒だもんね、きゃははは。

勝 :ちなみにHPはこれ、な。

http://cweb.canon.jp/ivis/minix-sp/


真子:へー、このカメラ、面白い形だねー。ホントにすごい広角だ!

勝 :自分を撮るのに特化してるというか、記念写真用というか……

真子:まさに新しいTPOだね!

勝 :カメラの「対象物」が増えたわけだな。

真子:あ、そーゆーことか! カバンの場合は「入れるモノ」、カメ
   ラの場合は「撮るモノ」ってことだ!

勝 :そういうこと。でさ、TPOのPでやった、「場所」が増える
   とどうなるんだっけ?

真子:えっと……場所が変わると「戦場」が変わって、それは新しい
   「売上のモト」で、新しい商品・サービスのネタになる!

勝 :そうそう。それの「場所」を「対象物」に変えるとどうなる?

真子:対象物が変わると「戦場」が変わって、それは新しい「売上の
   モト」で、新しい商品・サービスのネタになる!

勝 :ぴんぽーん。TPOの1つを変えたり増やしたりするだけで、
   新商品のネタは無限!

真子:うわあ、ホントそうだ! このカメラ、まさに今使うのにぴっ
   たりだもんね。



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◆スピーカーを何につなげるか?
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勝 :どんどん行くぞ。次は、スピーカー。スピーカーの「対象物」
   は何だ?

真子:えっと……聞くモノ?

勝 :正解!!


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇家庭で劇場や映画館のような臨場感のある音を楽しめる「ホームシ
 アター」関連製品で、場所をとらずデザインも洗練された横長のバ
 ー(棒)タイプが人気だ。パイオニアが昨年11月に発売した
 「SBX」シリーズは、消費者が片時も手から離さないスマートフ
 ォン(スマホ)に着目。スマホの動画を転送してテレビの大画面で
 楽しめるようにするなどスマホとの連動を意識したのが特徴だ』


◇『「ホームシアターの利用はテレビやDVDの映画などを見るとき
 に限られていた」。パイオニアホームエレクトロニクスの八重口能
 孝課長は従来製品の課題をこう振り返る。日常的に触れるスマホの
 映像や音楽を気軽に楽しめるように設計すれば「使用シーンが広が
 り潜在需要を掘り起こせる」とみてSBXが誕生した』


2014/03/24 日経MJ P.13

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


勝 :この製品のHPの、スマホをテレビにつなげる、っていう部分
   がこれ↓

http://pioneer.jp/av_pc/hometheater/bartype/sbx-n700/details/
#details01



真子:あ、なるほど、スマホをスピーカーにつなげるようにしたんだ

勝 :そうそう。映画をきちんとした音で聴く、というニーズは顕在
   化してたけど、スマホに広げよう、と。

真子:スピーカーに「つなげるモノ」が対象物なのかあ……

勝 :よく「ソース」とかっていうけどな。

真子:一応言うけど、トンカツの……じゃないよね?

勝 :スペルが違う。sauceじゃなくてsource、音源な。

真子:私も結構スマホで見るよ。音楽とかしっかりしてるのもあるか
   ら、確かにちゃんとしたスピーカーで聴いてみたいかも。

勝 :スマホにつなげると、音源の幅が一気に広がる。それを狙った
   んだろうな。

真子:スピーカーには「何をつなげる」かあ……色々考えられるもん
   なんだねー。

勝 :そう、だからまずは商品・サービスの「回りにあるもの」や、
   「対象物」を考えることが大事。



一息ついた2人の前を、売多家の親戚たちが通りかかる。

「あれ、勝ちゃんに真子ちゃん。どうしたの、こんなところで」
「はーい、デートでーす♪」
「違うだろ。デートでパソコン使うかよ」

「パソコンにノートだなんて、どう見てもデートじゃないねぇ」
「2人とも、お正月なのにお仕事かい?」
「まあそんな感じです」

「これからみんなでカラオケ行くけど、2人も来ない?」
「いえ、僕たちは……」
「仕事の邪魔しちゃ悪いわよねー。ほら、いこいこ」

ほどよく酔い、大騒ぎしながら去って行く親戚たち。


「ふう……正月らしいっちゃ正月らしいな」
「ね、勝さん、喉渇かない? 何か飲み物買ってくるよ」
「そうだな……じゃあミネラルウォーター頼む」
「うん! ちょっと待ってて」


真子が飛び跳ねるように立ち上がり、たたたたと駆けていく。その後
ろ姿を見送ると、勝はノートパソコンのキーボードを打ち始めた。


(次号に続きます)



★今日の「アタマに問いかけるべき適切な質問」

あなたの商品・サービスの「回りにあるもの」や、使う際の「対象
物」を把握していますか? 対象物を広げることはできませんか?


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◆今日のまとめ
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●TPOのOは「場合」。その商品・サービスの「回りにあるもの」
 そして使う際の「対象物」を考えよう!


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ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。


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▼今日の日記▲

今日は、池袋のカフェでひたすら本の校正作業。今日は、というか、
ここのところ、それにかなり時間を投じています。

何の本って、もちろんマインドフローの新刊です!! 今までの本の
ほとんどがBASiCSの本でしたが、マインドフローだけにフォー
カスした本は初めて。

タイトルもおおよそ決まり、発売が見えてきました。

BASiCSとマインドフローが今のところマーケティングのフレー
ムワークとしては一番使いやすいと思っていますが、私の強みがもし
あるとすれば、それはフレームワークそのものではなく、その「使い
方」の提供にあると思います。

マインドフローはよくAIDMAと比較されますが、AIDMAのマ
ーケティングへの具体的な適用方法を200ページも書いた本は私は
今のところ存じません。


書くのも校正するのも大変ですが、頑張っています!



●今日のiPod Tune:お正月! 初夢の歌

あけましておめでとうございます!

お正月は「初夢」ということで、夢の歌特集!

1月ももう終わり、今回で最後です。

最後を締める曲は……


○夢の中へ by 斉藤由貴


1989年リリース、井上陽水さんの曲をカバーして大ヒット。彼女
の最大のヒット曲にして、代表曲となりました。

原曲の井上陽水さんのイメージが強いですが、アイドルポップスとし
て、この曲の新境地を開拓しました。

ポップな音楽に載せられた深い詩を噛みしめ、さあ、夢の中へ♪



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経営戦略のガイドブック:経営者は必読!
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●「売れる数字 〜組織を動かすマーケティング〜」 
 佐藤義典著 朝日新聞出版

戦略を実行に落とし込み、組織を動かそう!
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──────< 物語でわかるマーケティング >────────

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 マーケティング入門:読みやすい小説
http://ow.ly/qBY9o

●「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典著
 上の本の続編。主人公が社長になり、戦略構築から実行プロセスま
 で物語で体感!
http://ow.ly/6s63d

●「白いネコは何をくれた?」 佐藤義典著 フォレスト出版
 物語形式でわかりやすいマーケティング戦略と人生戦略
http://www.sandt.co.jp/shiroineko.htm

─────< マーケティング戦略のベストセラー >──────

●「図解 実戦マーケティング戦略」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略入門:戦略はここから
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/jissen.htm

●「事例でわかる 実戦BtoBマーケティング」 佐藤義典著
 BtoBマーケティング戦略の標準テキスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://ow.ly/7Wvdq


●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/check.htm

●「ことわざで鍛えるマーケティング脳」 佐藤義典著 毎コミ新書
 ことわざだからわかりやすい、伝えやすい、マーケティング戦略
http://www.sandt.co.jp/kotowaza.htm


────────< マーケティングの思考法 >────────

●「実戦マーケティング思考」 佐藤義典著
 日本能率協会マネジメントセンター
 右脳と左脳をフル活用、売れる思考・発想ができるようになる!
http://www.sandt.co.jp/shiko.htm



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◆次号予告:年末年始特別号! その11
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●次号は、TPOの「O」を深めていきます。まだまだ続きます!


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