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2014年3月31日月曜日

売れたま!特別編Vol.279 2014/03/31 春休み特別号:経営名言集 1

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 ■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■ 
 〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.279(累計1107) 2014/03/31
購読者:30,094 (まぐまぐ:16,483 メルマ!:948 めろんぱん:12,663)

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 ■■■■■■__春休み特別号:経営名言集 1__■■■■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●自分のアタマで考えよう! 考え抜こう!


┃売れたま!は、実戦マーケティング戦略の副教材です。売れたま!
┃単独でもお役に立てますし、本と併用されれば効果倍増!

┃図解 実戦マーケティング戦略 → http://tinyurl.com/a6ul5


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◆春休み特別号 経営名言集!
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明日から新年度! 気分も新たに、あの本の登場人物たちも大騒ぎ!


「新人OL〜シリーズ」の登場人物
・売多真子:イタリアンレストラン「そーれ・しちりあーの」社長
・売多勝 :売多真子の親戚 コンサルティング会社経営
・上原望 :売多真子の同僚「そーれ・しちりあーの」役員

「経営戦略虎の巻 CD」付属小説の登場人物
・松井恵利:売多真子の友人 果物ジュース・ケーキショップ店長


○入門書:「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」佐藤義典
http://ow.ly/qBY9o
売多真子が勝の助力を得てイタリアンレストランの新企画に奮闘!

○戦略書:「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典
http://ow.ly/6s63d
真子が社長になり競合と戦う戦略構築〜実行プロセスを、物語で体感



●経営名言集! 「脳みそへの刺激」にどうぞ。

今回は、今までとは毛色を変えて、「名言」の紹介です。

経営者とは限らず、スポーツ選手、相場師など、幅広いところから、

「おお、なるほどなあ……」
「うんうん、そうだそうだ」

と私が思ったものをどんどんご紹介していきます。


登場人物たちが勝手なことを言いますが、その「名言」の持つ意味を
ぜひご自身でお考えになられてみてください。


このシリーズはどのくらいの長さになるかは、現時点ではわかりませ
んが、10回以内で終わると思います。


では、新シリーズ、始まり始まりぃ〜



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◆真子・勝・恵利・望の4人は、春スキーに北海道へ
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3月下旬の平日の早朝、羽田空港。

30代後半と思しき男性1人と、20代半ばに見える女性が2人。大
きな荷物を抱えて、話している。

男性は、売多勝(うれた・まさる)。女性は、上原望(うえはら・の
ぞみ)、松井恵利(まつい・えり)の2人。


勝 :真子のヤツ、おせーな。アイツはいつもこうなんだ。

恵利:真子は、ホントギリギリの時間を狙ってくるんですよね。遅れ
   るんですけど、電車とかにはギリギリ間に合う時間に。

望 :勝さん、本当はあの長野のペンションに行く予定だったのに、
   キャンセルしちゃって大丈夫だったんですか?

勝 :まあまた行くからいいんじゃない? スキーなら、北海道まで
   行っちゃう方が色々といいしね。


大きなトランクと、ケースに入ったスノーボードを抱えて「ごっめー
ん!」と走り寄る20代半ばの女性。売多真子(うれた・まこ)だ。


恵利:真子、遅い! もう、いっつもいっつも!

真子:だからごめん、ってば。朝早すぎだよー……

勝 :オマエ、寝坊して来ないと思ってたよ。ほら、行くぞ。


4人は、団体チケットカウンターでチケットを受け取り、航空会社の
カウンターで荷物を預けると、搭乗口の座席に4人並んで座る。


真子:恵利とボードすんの、チョー久しぶりだねー。

恵利:大学4年のときだよね、最後に行ったの。っていうか、私、そ
   れ以来ほとんど行ってないから……真子は?

真子:ほら、私は勝さんと2人で行ってるからさ。

勝 :2人でじゃねーだろ、売多家の集まりで、だろ。望ちゃんは、
   初めてなんだっけ?

望 :は、はい……大丈夫でしょうか?

真子:ねー、望ちゃん、やっぱりボードにしたら? 初めてなら、ボ
   ードの方が、やりやすいんじゃない?

望 :でも、前からスキーできたらな、って思ってたから……

勝 :ボードも、危ないっちゃー危ないよ。後ろに転ぶと、後頭部を
   打つだろ?

真子:うん! 私、何回も打った。アタマ悪くなったよ、きゃはは。

勝 :ボードのせいにすんな。まあ、どっちにしても、望ちゃんは、
   今日はスキースクールね。

真子:え? 勝さん、望ちゃんに教えてあげないの?

勝 :滑れることと教えられることはまた違うからなあ……オレは、
   教えるのは全く素人だから、スクール入った方がいいって。

望 :はい、1人だけ全然滑れないのも迷惑だから、そうします。

勝 :いや、迷惑だからじゃないんだけどさ。マーケティングと同じ
   で、転んだ回数だけうまくなるからさ。

恵利:あ、飛行機に搭乗みたいですね。乗りましょう!


この4人は、マーケティングコンサルタントの「売多勝」を中心にし
た勉強会のメンバーだ。

勝の親戚にして幼なじみ、イタリアンレストラン「そーれ・しちりあ
ーの」社長「売多真子」と役員「上原望」。それに真子の大学時代の
友人にして、果物ジュース・ケーキショップの店長「松井恵利」、
という真子を中心にしたつながりで、よく集まっては議論を戦わせて
いる。


前回の夏の合宿(夏休み特別号)でなぜかスキーに行くことになり、
今回実現した。



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◆「出たとこ勝負! 経営名言集」
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4人が大騒ぎしながら飛行機に乗り込むと、4人がけの席に1列、と
いう席だった。早速真子がお菓子を広げる。続いて、ケーキ店で手作
りケーキを販売している恵利が、お手製のケーキを皆に配る。


恵利:はい、勝さんには2つ、どうぞ。

勝 :お、ありがと。


勝は携帯ポットを取り出し、朝作って来たエスプレッソを口にする。


真子:あ、勝さん、私にも!

勝 :後でコーヒー出るだろ。それまで待てよ。

真子:ちぇ、ケチー。

望 :あの、勝さん、今回は「勝さん講座」はないんですか?

勝 :あれ? なんか決めてたっけ?

恵利:いえ、決めてませんでしたけど、せっかくご一緒させていただ
   いてますし……

勝 :どうしようかな……じゃあパソコン開けるようになったら……


という間に、「通信機能のない電子機器は、お使いになれます」とい
う機内アナウンスが入った。

勝は「じゃあ早速……」と言いながら、バッグからノートパソコンを
取り出すと、画面をじっと覗き込んだ。


勝 :じゃあこんなのは? 「経営名言集」みたいの。

真子:な、何それ?

勝 :いや、オレさ、「いいな」と思った言葉はメモしたり、とって
   おいたりしてるんだよ。それを紹介していくよ。どう?

真子:勝さん、そういうのはマメだよねえ……部屋は破綻してるのに

勝 :うるせーよ。

恵利:あ、それ面白そうです。

望 :はい、ぜひ!

勝 :まあ、バラバラと紹介していく、出たとこ勝負だけどさ。

真子:うん! じゃあ、「出たとこ勝負! 経営名言集」講座 始ま
   り始まり〜



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◆「常に自分の頭で総合的に考える」
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勝 :じゃあいきなり行くぞ。「伝説の相場師」と呼ばれた方の言葉
   なんだけどさ。

真子:そ、「相場師」?

勝 :マーケティングだってなんだって一緒だ。行くぞ。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇『1953年3月のスターリン暴落を予言し、伝説の相場師として
 知られる立花証券元社長の石井久氏(90)。コンピューターが席
 巻する市場に人間がどう臨めばいいかを聞いた』


◇『「私は情報は新聞や雑誌などから得ており、インターネットは使
 えない。長期投資にはそれで十分だ。重要なのは書いてあることを
 うのみにせず、常に自分の頭で総合的に考えるようにすること』


◇『「スターリン暴落の前は通常は株式投資をしない人まで参加し始
 め、相場は惰性で上昇していた。みんなが有頂天ななかで反対のこ
 とを言うのは異端視されるが、だからこそ相場が暴落する条件がそ
 ろっていたといえる。朝鮮戦争で米国とソ連が疲弊するなかで、米
 紙の情報から3月ごろに休戦になると踏んだ。世の中にある情報を
 そしゃくして冷静にみれば、時代の流れを読める」』


2014/01/03 日本経済新聞 朝刊 P.3

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:「自分のアタマで考えろ」かあ……まあそりゃそうだよね。

勝 :実際にはさ、驚くほど多くの人が、「他人の考え」を鵜呑みに
   するんだよな。本に書いてあることとか、さ。

真子:あんなに本書いてる人が何言ってんだか。

勝 :だから、オレが書いてるのは「考え方」だろ。「こうすれば儲
   かる」、みたいな「やり方」は書いてないだろ。

恵利:あ、その「自分のアタマで考える方法」を書いてらっしゃる、
   ってことですね。

勝 :そういうこと。BASiCSはあくまで「考える道具」だから
   な。

望 :この「世の中にある情報をそしゃくして冷静にみれば、時代の
   流れを読める」って、そうなんですか?

勝 :そうだよ。例えば、最近になって「少子高齢化」とか騒いでる
   けど、それって起き始めたの、いつだと思う?

真子:わかってるよ、どーせずっと前から起きてた、っていうんでし
   ょ。30年前とか、さ。

勝 :ブ−。昭和25年以降、一貫して子供が減って高齢者が増えて
   る。60年以上前から、だな。

望 :ええー! 60年も前から、少子高齢化になってるんですか?

勝 :そうだよ。正確には「0〜14才人口の人口に占める割合の減
   少、65才以上人口の人口に占める割合の増加」*だけどね。

*総務省統計局 www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/sokuhou/01.htm


恵利:と、ということは、データをきちんと見てれば、少子高齢化な
   んて、先回りして対応できた、ということですね?

勝 :そう。それも、誰でも見られる、普通のデータで。

真子:なーんだ、じゃあ今ごろになって「少子化対応」とか「シニア
   対応」とか言ってるの、全然ダメじゃん。

勝 :ダメかどうかは知らねーけど、気づくのが遅いよな。っていう
   か、国も企業も、未だにこの対応ができてないよな。

真子:うーん……難しいんだねえ……

勝 :そうそう。続けるぞ。自分のアタマで考えるってことはだな、
   経営においては……


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

セブン&アイ・ホールディングスの鈴木敏文会長

◇『「独自の考え方を持っていることが大切。グループとしての改革
 の条件は、ものまねをせず、過去にとらわれず、新しいことに挑戦
 し続けることだ』


2011/10/28 日経MJ P.5

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


望 :なるほど、自分のアタマで考えるというのは、「ものまねをし
   ない」ということですね。

恵利:「過去」を踏襲するのもそうですよね。自分で考えてない、と
   いうことになります。

勝 :そうそう。自分のアタマで考えれば、結果として「新しいこと
   に挑戦」できる。

真子:そーゆー勝さんはどうなのよ?

勝 :だからオレは、エライ経営学者が言う5 Forcesとか、SWOT分析
   とかにダメ出ししまくってるだろ。すげー挑戦だぞ。

真子:きゃははは、そっかー。名も無い1コンサルタントが世界的な
   学者さんに真っ向からダメ出しだもんね。

勝 :自分で考えれば、そういう結論になるから、そう言ってるんだ

望 :じゃあ、エライ学者さんの言うことはダメなんですか?

勝 :だから自分で考えろ、って。考えてそれに行き着いたならいい
   けど、「エライ人が言うから」って、そのまま使うのはダメ。

真子:じゃあBASiCSは? 言われたままにBASiCS使うの
   もやっぱりダメだよね。

勝 :そう! BASiCSも疑ってかかれよ。オレは自分で必死に
   検証したけどさ。納得した上で使ってほしいな。

真子:はーい。



キャビンアテンダントが手際よく飲み物を提供して回る。真子も勝も
アイスコーヒーを頼み、そのまま一気に飲み干した。勝はすぐにお代
わりをもらうと、それも飲み干す。



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◆「なぜ球が走らないのか、などを分析することが大事」
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勝 :次は野球から。巨人のエースだった桑田真澄氏。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

野球解説者・巨人OB 桑田真澄氏


◇『練習の量でうまくなる、というものではない。なぜ球が走らない
 のか、などを分析することが大事。それをしないで量をこなそうと
 すると、肩や肘を壊す。練習の目的をきちんと考える』

2011-04-03 NHKサンデースポーツ「桑田真澄"エース"を語る」にて

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:そうだそうだ、量をこなせばいいってもんじゃないんだ。

勝 :オマエは量もこなせ。手抜きしすぎだぞ。

恵利:そうよ、量はこなさないとダメだろうけど、無闇にやってもダ
   メ、ってことでしょ。

勝 :例えばCM流すにしたって、CMを流す目的をきちんと考えな
   いと、意味が無い。カネのムダだ。

真子:例えば?

勝 :あのな、自分のアタマで考えろ、ってさっきやっただろ。

真子:そ、そーだけど……

勝 :BASiCSはもちろんだけど、マインドフロー*なんかそう
   だろ。メッセージの目的は何か、っていう。


*マインドフロー

認知→興味→行動→比較→購買→利用→愛情、というお客様のココロ
の流れ。詳細は、拙著「図解 実戦マーケティング戦略」でどうぞ↓

図解 実戦マーケティング戦略 → http://tinyurl.com/a6ul5


恵利:何で売れないのか、っていう理由をきちんと考えよう、という
   ことですよね。それは野球でも経営でも同じ。

勝 :そういうこと。ちなみに、フレームワークの使い方もそう。

恵利:え?

勝 :きちんと考えないで、フレームワークを使うと、「フレームワ
   ークを埋めるだけの簡単なお仕事です」になっちゃう。

真子:それわかる。一番最初に戦略を勉強したときに、私、そうなっ
   た。色々「埋める」ことはできるけど、それで終わっちゃう。

恵利:あ、うん、「それでどうするの?」ってなるよね。

勝 :世の中のフレームワーク本には、使い方が書いてない。世界で
   一番トリセツが充実してるフレームワークは多分BASiCS

真子:まあそういう意味では確かにそうか……

勝 :桑田さんは、こんなことも言ってる。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

野球解説者・巨人OB 桑田真澄氏


『野球は準備、実行、反省のスポーツですから』

2012-5-9 巨人−横浜戦の解説で

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


恵利:準備→実行→反省、かあ……確かにそうだよね

真子:あれ、勝さんも似たようなこと言ってなかった?

勝 :オレは「知る→やってみる→振り返る」って言ってる。似てる
   よな。これ、桑田さんは解説中にさらっと言ったんだけどな。

真子:あ、それをメモしたんだ。マメだねー。

勝 :こんな言葉、カラダに染みこんでなかったら、解説中にさらっ
   て出てこないぜ。

望 :あ、そうですよね。それが当たり前になっているから、さらっ
   と出てくるんですよね。

勝 :そうだと思う。桑田さんはホント考えて野球をしてたんだろう
   な。解説聞いてると、それがすごいわかる。

恵利:へえ、そうなんですねえ……。一流のアスリートは、やっぱり
   よく考えてるんですね。



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◆「考えることは夢がありますよね」
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勝 :ホームセンターのジョイフル本田の創業者、本田昌也氏も同じ
   ようなことをおっしゃってる。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

ジョイフル本田 本田昌也会長

(2013年9月20日に逝去)


◇『売れていなくても我慢をして、そこから売り方を考えます。考え
 ることは夢がありますよね。単なる物売りでは駄目。現場の提案す
 る力が大切なのです。常に問題意識を持ち続けること。これが正し
 いなんて思う売り場はあり得ません。創意工夫の連続です』

2012/05/28 日経MJ P.3

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


恵利:「これが正しいなんて思う売り場はあり得ない」か……とにか
   く考えて改善して、ってことですね。

勝 :まさに桑田氏がおっしゃる「準備、実行、反省」の繰り返し。

真子:ホントそーだねー。

勝 :立ち止まってると、お客様が先に行っちゃうし、競合も追いつ
   いてくる。だから考え続ける。

恵利:「単なる物売りでは駄目」って、勝さんにも言われましたね、
   真子と私がフルーツジュースを始めたときに*。

*経営戦略虎の巻CD、特典小説


真子:あー、そーだ、そーだ、きゃははは。

勝 :だからそーなんだって。考えて売れ、ってことだ。

恵利:一流の方は、皆同じようなことをおっしゃるんですね……

勝 :因果関係が逆だな。「自分で考える」みたいな基本的な態度は
   何でも必要。だからこそ一流になれたんじゃないか?

望 :なるほど……「考えることは夢がある」なんていいですよね。

勝 :しかも考えるのは、タダだぜ。タダ。でもみんなやんない。

真子:まーたそーゆーこと言う……

勝 :実際そうだろ。考えることはタダなのに考えないなんて、要は
   やる気がないってことだ。オレも含めて、な。

恵利:厳しいですね……何でみんな考えないんですか?

勝 :考えることはツライから。アタマを動かすよりは、カラダを動
   かす方がラクみたいだな、みんな。

真子:きゃははは、私はそうだ。

勝 :ただ、実際「考える」ことは大変なんだよな。だからそのお手
   伝いをするために売れたま!出したり、本書いたりしてる。

望 :この集まりもそうですよね。ありがとうございます。



スピーカーから雑音が流れたかと思うと、機内アナウンスが入る。

「当機は、これより高度を下げ、着陸体制に入ります。これより先、
 全ての電子機器のスイッチをお切りください」


真子:あれ、もう着陸だ。早いねー。

望 :うん、あっと言う間だったね。

勝 :よし、じゃあ今回はこれで終わり。次は……滑った後、か……


「勝さん、この後の予定ってどうなってるの?」
「今日の昼から滑るぞ。昼飯は、空港で仕入れてバスの中で食う」
「うわ、体育会系だねー」
「時間もったいないからな。ひたすら滑るぞ」
「あ、だからこんな朝早い便にしたんですね」
「そういうこと。午後いっぱい滑れる」
「昼ご飯買うところは、あるんですか?」
「いくらおにぎりとか、そういうの売ってる店があったはず」
「わ、北海道名物だね、おいしそう♪」


(次号に続きます)


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◆今日のまとめ
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●考えるのはタダ。常に自分のアタマで考えよう! 考え抜こう!


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ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。


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▼今日の日記▲

ついに、新刊「経営のすべてを顧客視点で貫く<社長の最強武器>
戦略BASiCS」(長い……)の実物が手元に届きました。

いや、デカイです……500ページですからね……。私の本の中で、
楽勝で「最大」です。物理的に。

http://www.sandt.co.jp/basicsbook.htm


手元に届いたのは「机上版」の方で、薄い(けど高い)皮革版の方は
まだです。職人の手作りらしく、時間がかかるようです。

多くのご注文をいただきました。ありがとうございました! 近いう
ちにお手もとに届くかと思いますので、ぜひご活用ください。


週末は、教え子の結婚式。ある社会人ビジネススクールみたいなとこ
ろの受講生さんです。

有名な神社で式をされたのですが、その神社の中に初めて入りまし
た。最近は教会の式ばかりなので、新鮮でした。

で、「カンパイの音頭」を20年ぶりくらいに頼まれました。相当昔
に1度やらせていただいたきりだったのですが(そのときは20代で
したが、参加者で最高齢でした)、今回は「新郎恩師」という肩書き
つきです。

「恩師」かどうかは私が決めることではなく、新郎が決めることです
ので、「そういうことなら……」と快くお引き受け申し上げたのです
が、「そういう年になったのか」というのが自分でも感慨深く……

「カンパイの音頭というのは、すごく年上のオジサマがやるものだ」
とずっと思っていたわけですが、自分がいつの間にかそういう年にな
っていたんですよね……。


お二人に幸あらんことを!! 夫婦関係にもBASiCSを♪



●今日のiPod Tune:春だ! 旅に出よう! 旅の歌

さあ3月! 春だ! 休みだ! 連休だ! 休みには旅に出よう!

ということで、「旅の歌」シリーズ、開催!

「旅」を英語にすると、journey ですね。


ということで、今日の曲は……


○センチメンタル・ジャーニー by 松本伊代


1981年10月リリース、鮮烈なデビューを飾った松本伊代さんの
デビューシングルにして彼女の最大のヒット曲。

伊代さんはとにかく細かった、という印象です(確か体重が30kg
台だったと言われていたように思います)。


歌詞の内容は「旅」ではない(ように見える)のですが、ココロの旅
立ち、というようなことなのでしょう。

春は異動・移動の季節でもあります。ココロの旅立ちもいいですね!



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●「図解 実戦マーケティング戦略」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略入門:戦略はここから
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●「マーケティング戦略実行チェック99」 佐藤義典 著
 マーケティング戦略実践:実行のためのチェックリスト
 日本能率協会マネジメントセンター
http://www.sandt.co.jp/check.htm

●「ことわざで鍛えるマーケティング脳」 佐藤義典著 毎コミ新書
 ことわざだからわかりやすい、伝えやすい、マーケティング戦略
http://www.sandt.co.jp/kotowaza.htm

────────< マーケティングの思考法 >────────

●「実戦マーケティング思考」 佐藤義典著
 日本能率協会マネジメントセンター
 右脳と左脳をフル活用、売れる思考・発想ができるようになる!
http://www.sandt.co.jp/shiko.htm



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◆次号予告:経営名言集 2
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●今回のような感じで、「名言」を次々にご紹介してまいります!


▼飲み会に、数部印刷して行こう。グチ大会より、前向きの話を!

▼彼氏・彼女・家族との、知的な話題づくりに!

▼ご無沙汰していたあの人との会話のきっかけに、転送しよう!

▼お客様訪問の際のおみやげに、プリントアウトして渡そう!


売れたま!があなたのお仕事に少しでも役立ちますように……

〓〓次号の売れたま!でお会いできるのを楽しみにしています!〓〓
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