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2013年10月15日火曜日

売れたま!特別編Vol.257 2013/10/14 夏休み特別号:BASiCSで商品開発 20

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 ■売れたマーケティング、バカ売れトレーニング:売れたま!■ 
 〜MBAの中小企業診断士がそっと教えるパワフルレッスン〜
━━━━━━━━━━━━━━特別編Vol.257(累計1059) 2013/10/14
購読者:28,844 (まぐまぐ:16,256 メルマ!:942 めろんぱん:11,646)

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 ■■■__夏休み特別号:BASiCSで商品開発20__■■■
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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 今日のポイント ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

●「社外」にいる「お客様」「取引先」からもアイディアを募ろう!


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◆「経営スピードを上げる"数値目標"の決め方」

○日程:2013年10月29日(木) 10〜17時
○場所:東京都内
価格:54,000円(税込)


詳細・お申し込みはこちらから!
http://jmcasemi.jp/seminar/seminar.php?CONTENT_ID=725

久しぶりの「戦略指標」のセミナーです!!

BASiCSで戦略を作ったら、それを組織として実行していかない
と、成果は出ません。

その「組織」を引っ張るのが経営指標・数値目標です。

BASiCSをいかに「数値目標」に落とし込んでいけばよいのか?

組織を引っ張っていくお立場の方にお勧めです。



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◆夏休み特別号! BASiCSで商品開発!
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夏真っ盛り! 恒例の夏休み特別号は、あの本の登場人物に……

「新人OL〜シリーズ」の登場人物
・売多真子:イタリアンレストラン「そーれ・しちりあーの」社長
・売多勝 :売多真子の親戚 コンサルティング会社経営
・上原望 :売多真子の同僚「そーれ・しちりあーの」役員

「経営戦略虎の巻 CD」付属小説の登場人物
・松井恵利:売多真子の友人 果物ジュース・ケーキショップ店長


○入門書:「新人OL、つぶれかけの会社をまかされる」佐藤義典
http://ow.ly/89pSR
売多真子が勝の助力を得てイタリアンレストランの新企画に奮闘!

○戦略書:「新人OL、社長になって会社を立て直す」 佐藤義典
http://ow.ly/6s63d
真子が社長になり競合と戦う戦略構築〜実行プロセスを、物語で体感



●「BASiCSで商品開発」編

今回の特集は、「商品開発」! 多くの方が悩むところです。

・どんな製品を作れば売れるのか?
・どんなサービスを企画すれば人気が出るのか?

ポイントはもちろん、BASiCS!

このシリーズはどのくらいの長さになるかは、現時点ではわかりませ
ん。気長にお楽しみください。


(最近ご購読を開始された方へ)

この号は連載記事の続きです。1回目はこちらです↓

http://archive.mag2.com/0000111700/20130809012000000.html

このページから 次の記事 >> をクリックしていただくと、続きが
お読みいただけます。



●ここまでのあらすじ

イタリアンレストラン「そーれ・しちりあーの」の社長「売多真子」
(うれた・まこ)と役員「上原望」(うえはら・のぞみ)、真子の友
人「松井恵利」(まつい・えり)は、真子の親戚にしてコンサルタン
トの「売多勝」(うれた・まさる)の「1人合宿」についてきた。

8月の初旬、4人の向かう先は、高原のペンション。4人は長野行き
の新幹線に乗り込み、4人席で早速勝の「講義」が始まった。

電車の中は講義続き。宿に着いても、夕食中でも講義は続けられ……



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◆まずは、前号の復習から!
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高原に夜のとばりが下り、星が瞬いている。

「わあ、お星様がキレイ!」
「え? わあ、ホントだあ!」

一同が思わず立ち上がり、窓から外の夜空を眺める。

「満天の星空だねー」
「うん……」
「ホント素敵なところですね……勝さんがよくいらっしゃるというの
 もすっごくよくわかります……」
「うんうん、オレはロマンチストだからさ」
「何いってんですかー、勝さん、ゴーマンチストなくせにー」
「オマエ、帰っていいぞ。恵利ちゃん、望ちゃんと3人でやるから」
「あ、ウソですウソです! 勝さんはとってもロマンチストでーす」
「コイツ……」
「でも、ホントキレイ……周りが暗いからでしょうね」
「うん……」
「よし、星を堪能したところで始めるか」


望 :はい、まずは復習ですよね。今はこれをやっています。


望がよく整理されたノートを広げる。


○商品開発のプロセス ITEST

 Idea Generation アイディア出し
 Test Marketing テストマーケティング
 Engineering   生産方法確立・生産
 Selling     上市・販売
 Tuning     市場の反応を見て改善


○「アイディア発想」の3つの源泉

1)ニーズ発想 → 「顧客」からの発想
2)シーズ発想 → 「自社」からの発想
3)他業界発想  →「他業界」からの発想



望 :今はITESTの「I:アイディア出し」です。今は、発想の
   「モト」として「社内」と「社外」からの発想を見ています。

真子:ローソンがやった「社外」の人にお願いした「アイディアコン
   テスト」なんて面白いよね。

望 :うん。社内の人からは出ないアイディアが出たんだよね。それ
   に、ユニークなアイディアが経営層に直接届く。

真子:望ちゃん、面白いアイディアを握りつぶしちゃダメだよ♪

望 :ま、真子ちゃん、それはシャレにならないよ……気をつけるね

恵利:望ちゃん、真子が突っ走らないようにちゃんと止めておかない
   とダメだよ。真子はアイディアだけで走るタイプだからね。

真子:う……そ、それもシャレにならないよ、きゃははは。

恵利:それで「社外」からアイディアを得るメリットはこうなります


○社外からアイディアを募るメリット

1)社内の「発想の規制」からの自由

・同じ環境にいると、同じ発想になる。「知らない」からこそ出るア
 イディアもある。
・暗黙の「社内規制」の存在。上司が反対するのではないかと気にし
 てしまい、引っ張られてしまう


2)社外の人の方が、数が多い

・やり方次第で、社内の開発担当者よりはるかに多い数を登用できる


勝 :OK。じゃあ次の内容に入っていこうか。



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◆「お客様」からアイディアを募る
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勝 :「社外」からアイディアをもらう、っていう場合、前回みたい
   な「アイディアコンテスト」でもいいけど……

真子:いいけど……?

勝 :他に、アイディアの「モト」はないか?

真子:「社外」からの発想として、ってこと?

勝 :そう。ヒントは、ソフト資源のSHOPのO。外部との関係。

真子:ソフト資源のSHOPは……これだよね。


○ソフト資源のSHOP

 1)Skill:スキル
   会社の知識、経験、ノウハウなど

 2)Human resources:人材・組織
   人材、組織、評価体系、採用・教育など

 3)Outside relations:外部との関係
   お客様からの信頼、取引先との契約、政府との関係、など

 4)Philosophy:理念・文化
   企業理念、哲学、企業文化、など


恵利:あ! そっか、「O:外部との関係」ですね。例えば、お客様
   からアイディアを募る、でしょうか?

勝 :そうそう。例えば……


勝が3人にノートパソコンを向ける。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇「コープみらいは日本生活協同組合連合会のPB商品で、企画段階
 から組合員の意見を取り入れる新たな開発手法を導入した。企画会
 議に組合員が参加し、基本となる商品設計や特徴から議論する」


◇「「野菜嫌いの子どもでも食べられる味で、朝食でパンに合うスー
 プが欲しかった。私たちの暮らしを反映した商品ができてうれし
 い」。コープみらい(さいたま市)が11月に売り出す野菜スープ
 の開発に参加した新井ちとせさんは顔をほころばせる」


◇「第1弾となる野菜スープの開発には1年近くかけた。完成した商
 品は「コンソメ」や「ポタージュ」など3種類のスープと2種類の
 具材を組み合わせることができる。「朝はパンを食べることが多
 い」という組合員の声を受け、パンを漬けて食べるために濃いめの
 味にしたという。今後も同様の手法で商品を増やしていく予定だ」


2013/10/11 日経MJ P.5

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:なるほどねー。お客様が「自分が欲しい」と思っているアイデ
   ィアを実現すれば、売れる確率も高まるよね。

望 :この「野菜嫌いの子どもでも食べられる味で、朝食でパンに合
   うスープ」って、すっごく生々しいニーズの表現だよね。

真子:うん、私もそれ思った。朝ご飯は時間がないから、お子さんも
   一緒に同じものを食べるんだろうね。

恵利:お客様のニーズが一番わかってるのはお客様だもんね。

勝 :「適切なお客様」を選べる、という前提で、そうだな。

真子:「適切なお客様」って?

勝 :お客様全員が、自分のニーズを明確に意識しているわけじゃな
   いからさ。

望 :そ、そうなんですか?

勝 :うん。売り手から「こういうのが欲しいか?」を聞かれれば答
   えられるけど、「こういうのが欲しい」とはなかなか言えない

望 :では先ほどのコープみらいの例は、幸運な例、なんですね。

勝 :「運」かどうかはわからないけど、なかなかここまで自分のニ
   ーズを「言語化」できるお客様は少ないと思う。

望 :なるほど……では、どのお客様からアイディアを募るか、とい
   うのが大事になりますね。

勝 :そうだね。自分のニーズを言語化できるお客様がいらしたら、
   それはチャンスだね。

恵利:確か最初の方で「何がほしいですか?」ではなくて「こういう
   のはいかがですか?」と提案しろ、と勝さんおっしゃって……

勝 :さすが! そうそう、シリーズ3号目でそう言った。「何がほ
   しいですか?」と訊かれても、お客様は答えられない。

真子:?? じゃあ「お客様からアイディアを募る」のはダメじゃん

勝 :違う違う、商品開発をお客様に頼むんじゃなく「発想のネタ」
   をお客様に求める、ってこと。

真子:え?

恵利:「具体的な商品アイディア」ではなく、商品開発のモトネタと
   してのニーズを訊く、ということですよね?

勝 :そう! 「野菜嫌いの子供でも食べられる」なんていう具体的
   なニーズを訊くのはいいだろ。むしろ訊くべきだ

真子:そっか。商品開発をしてもらうんじゃなくて「ネタをもらう」
   ってことか。

勝 :そういうこと。



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◆「取引先」からアイディアを募る
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恵利:先ほどのSHOPの「O:外部との関係」ですと、「お客様」
   だけではありませんよね、「外部」の方は?

勝 :鋭いねー。お客様以外の「外部」となると、何がある?

望 :「取引先」などですよね。

勝 :その通り。例えばこういう事例もある。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇「セリアのインテリアコーナーで今、隠れたヒット商品がある。ね
 じで壁に固定するアンティーク調のフックや家具用の取っ手といっ
 た金具類だ。2000人に1個売れればヒットといわれる雑貨売り
 場で毎日何個も売れていく」


◇「開発したのは金属加工の技術で知られる新潟県燕市にあるエコー
 金属。担当した石田裕之取締役は「何度も繰り返し試作品を提案し
 続けた」という。文具から排水用品まで手掛ける同社が、2年半前
 にセリア向けのデザイン部を立ち上げ、商品の完成度を磨き上げて
 きた成果のひとつだ」


◇「取引先はなぜ、セリアと組むのか。理由は販売情報の開示にあ
 る。全国に約1000あるセリアの店舗で自社の商品がどれだけ売
 れたかが克明に分かる」「メーカーとセリアの担当者は商品づくり
 の方向性を共有しやすい。「原則として返品なし」のセリア。販売
 個数に応じて自動的に次の発注量が決まるためメーカーは生産計画
 を立てやすく、在庫リスクも減る。「余力は自然に商品開発に振り
 向けられる」(セリアの田中正弘取締役商品部長)仕組みだ」

2012/12/21 日経MJ P.1



◇「我々はPOSデータを公開しており、売り上げが落ちると、『色
 替えしましょう』『パッケージを変えましょう』との取引先からの
 提案があります。データを共有しているから取り組みも早いので
 す」(セリア社長河合宏光さん)

2013/09/30 日経MJ P.3


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


真子:なるほどねー。取引先メーカーさんが色々提案してくれるんだ

望 :アイディアのモトが「取引先」にあるんですね。

勝 :まあ、セリアは小売ビジネスでメーカーからの「仕入れ」が仕
   事だから、当たり前と言えば当たり前だけど……

望 :でも取引先メーカーさんが、自ら提案してくれる、というのは
   セリアがPOSデータを公開しているからですね。

勝 :そうだよな。だからこそ、セリアのために自ら進んで提案して
   くれてる、というわけだ。

望 :「セリア向けのデザイン部」があるんですねセリアのための商
   品開発部隊がメーカーにあるわけだから……

恵利:なるほど、こういうアイディアをもらえる「顧客や取引先との
   関係」も大切な「独自資源」なんだね。

真子:まさにSHOPの「O:外部との関係」だね。「アイディアを
   提供してもらえる関係」。

望 :うん。



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◆「パートナー」に商品開発をしてもらう!
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勝 :ちょっと極端というか本論から外れるけど、「社外」の方に、
   商品開発をしてもらう、というのもあり得る。

望 :アイディアを出してもらう、というのでしたら、広告代理店の
   方に手伝ってもらう、などはありますよね?

勝 :そうじゃなくて、「御社が当社の代わりに作ってください」と
   いうこと。

真子:え? それじゃ「アイディアのネタ」じゃなくて、もうアウト
   ソーシングみたいなもんじゃん。

勝 :だから「本論から外れる」ってさっき言っただろ。


勝が「例えばさ……」と言いながら、パソコンを3人に向ける。


−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−

◇「東日本旅客鉄道(JR東日本)や鉄道・バス会社など16社・組
 織は19日、公共交通機関のビッグデータ活用を進めるための「公
 共交通オープンデータ研究会」を設立したと発表した。鉄道の運行
 状況や位置情報などを外部に提供し、一般企業の新サービス開発に
 役立ててもらう。年内にも試験的にデータ提供を始める」


◇「鉄道・バス会社などが保有するデータのうち、駅やバス停、空港
 の時刻表、遅延などの運行状況、駅構内の商業施設や設備情報など
 を集約。スマートフォン(スマホ)向けのアプリ開発業者などが自
 由にデータを取得し、活用するための「API」と呼ぶ仕様を公開
 する。鉄道利用者の個人情報は含まないという」


◇「例えば走行中の電車の位置情報がスマホでわかれば、目的地への
 到着時間を正確に予測し円滑に乗り換えたり、事故などで遅延した
 区間を避けるといったことが期待できる」


2013/08/20 日経産業新聞 P.3

−−−−−−−−−−−< 記事引用 >−−−−−−−−−−−−


望 :なるほど……JR東日本は、情報を提供するだけで……

恵利:それを「スマホのアプリ」という「商品」にするのは、アプリ
   の「開発業者」なんですね。

真子:これ、当然アプリ開発業者にもメリットがあるんだよね?

勝 :そりゃそーだろ。アプリで課金するか、そのアプリを「あげる
   商品」として、「売れる商品」につなげる、とか。

恵利:JRのメリットは、自社のサービスに関わる情報提供をその開
   発業者にやってもらえる、ということですね。

勝 :そうだよな。自分でしなくてもすむというか、より便利なサー
   ビスを開発力のある会社に作ってもらえるかもしれない。

望 :そうなると、Win−Winの関係にある「パートナー」と言
   えそうですね。

恵利:あ、確かに「パートナー」も、「お客様」「取引先」と同じよ
   うに、「外部」の方ですよね。

真子:なるほどー。「外部との関係」をうまく使おう、っていうこと
   かー。

勝 :そうそう。「社内」を活用するのはもちろん、それにとらわれ
   ず、「社外」の力も借りればいい。

恵利:それなら、自社人員が少なくても、やれる

望 :社外の方と良い「関係」を作るという、「O:外部との関係」
   は大事なんですね……

真子:望ちゃん、それは任せた。望ちゃんは、お客さんにも、取引先
   さんにもすっごい人気だもんねー。

望 :そ、そんなこと……



「あれ、真子、私がめ、が、み、さ、ま、とか言わないの?」
「そーだ、何か悪いもんでも食ったか?」
「私は勝さんのめ、が、み、さ、ま、でいーんだもん」
「やめろ。オマエは同じ神様でも疫病神だろうが」
「ち、違うもん!」
「じゃあ貧乏神か?」
「あ……そっかぁ。勝さんが稼げてるのは、この女神様のお陰だね」
「ふざけんな」


そこにオーナーの奥様が、「どーもー、お粗末さまでしたー」と明る
い声で挨拶に来る。

「あ、奥さん、おいしかったですよ」
「いつもありがとうございますぅ」

望が「このメニューは奥様が考えてらっしゃるんですか?」と興味深
そうに尋ねる。

「あ、はい、そうですよ」
「すごい独創的ですよねー」
「無い知恵を絞るのが大変で……」
「いえいえいご謙遜」
「でもホントよく考えるな、って来るたびに思いますよ」
「料理のネタはどうされてるんですか? 勝さんが、同じ料理は出な
 い、とおっしゃってるので、新しく考えるの、大変ですよね」
「いーえー、まあそこは何とか……」
「そのヒミツは、ないんですか?」
「望ちゃん、ツッコむねえ……」
「あ、すみません……うちの店も、新メニュー考えるの大変で……」
「お仕事熱心ですねー」
「あ、い、いえ……熱心に教えていただける方がいるので、少しでも
 報いなきゃ、と思って……」
「そうですねえ……楽しんで考えるのが一番だと思いますよ。お客様
 に喜んでいただけるのを願いながら……」

「やっぱり、お客様のことを思うのが大切なんですね……」

望は自らを納得させるかのように、深くうなずいた。


(次号に続く)



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◆今日のまとめ
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●「社外」からもアイディアを募ろう。「お客様」や「取引先」から
 アイディアを得よう。

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ご購読ありがとうございました! ご活躍をお祈りしております。



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▼今日の日記▲

3連休は、戦略BASiCS集中セミナー→マインドフローセミナー
でした。今回も、全国津々浦々からお集まりいただきました。

ご参加者の方には、「BASiCS漬け」というか、「それだけを集
中して考える3日間」になったかと思います。

なかなか、自分のビジネスの本質というか戦略だけをツメて考える時
間は取れないもので、そういう時間を取るだけでも結構大事なことか
と思います。

まして、周りにはBASiCSという共通言語が通じる「仲間」がた
くさんいらっしゃるわけですから、当然色々な「化学変化」が起きる
わけです。

ただ、さすがに3日間連続でご参加いただいた方はお疲れになられた
ようで、「近いのに電車を2回乗り間違えた」という方もいらっしゃ
いました。私としては、そこまでアタマを扱っていただいたのなら、
本望です。


ご参加者の方々、お疲れ様でした!



●今日のiPod Tune:食欲の秋! 2013

まだ暑いですが、もう10月! 食欲の秋!

ということで、食べ物にちなんだ歌の特集♪


今日の曲は……


○だんご3兄弟 by 速水けんたろう・茂森あゆみ


1999年の年間1位ヒット曲。もちろんご存じですよね。当時流れ
ている曲は、だんご3兄弟か、宇多田ヒカルさんか、という感じでし
たね。NHK教育テレビ「おかあさんといっしょ」の曲です。

「タンゴ」調の曲ですが、それが「ダンゴ」だからなのだとすれば、
曲調まで考えた壮大なダジャレですね……


「およげ! たいやきくん」にしても「だんご3兄弟」にしても、こ
のような童謡が爆発的に大ヒットする、というのは、何らかの普遍性
があるのでしょうね。その謎が解明できたら、出す曲全てをヒットさ
せることができるのですが……



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◆次号予告:BASiCSで商品開発 21
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●次号も引き続き、「発想を引き出す体制作り」です。商品に関する
 「意思決定」はどうすれば良いでしょうか?


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